1章読み終わった所ですが,9巻の時もそうだったのですが,どうもこのシリーズ,本の始まりが難しいので,復習する事にしました。
Athelstanは,前にも書きましたが,元はエドワード黒太子のもとで,百年戦争に参加した兵士でした。
そうだ,ここでちょっと勘違いが。彼は,戦争がきっかけで神門に入ったのではなく,戦争に行く前から,ノービス(見習いの修道士)だったのでしたね。ノービスと言うと,ゲド戦記2巻の,Arhaを思い出します。この話は1377年の設定で,彼は現在28才だそうですから,ノービスから戦いに参加していたと言うと‥‥,
アルカサル―王城にも出てくる話ですが,1367年,エドワード黒太子は,カスティリアの王座を追われたドン・ペドロを助け,彼の庶兄エンリケ(フランスがバックに付いている)を追い払い,再びドン・ペドロの擁立に成功しました。(ナヘラの戦い) Athelstanは,この戦いに参加したのでしょうか? 実際この辺りがエドワード黒太子の全盛期で,この後彼は病気(ペストとの噂が‥)を患い,戦いから身を引いていきます。
Athelstanは,弟を言いくるめて,一緒に戦争に連れて行ったそうですが,彼は当時はまだ,戦争での人殺しに罪の意識を感じるには若かったようです。でも,弟が戦死,そこで罪悪感を感じ,逃げ帰った故郷で,それを聞いた両親が,悲しみのあまり死んでしまいます。さらに修道院での彼の師にもその事を責められ,皆の前で「Cainの罪より重いぞ,弟ばかりか家族を‥‥」‥‥,って一体何かと思えば、Cainってアダムとイブの息子でAbalという弟を殺した人なんですね。
ちなみに修道士ファルコは,Athelstanとは違い,元は騎士の身分で,多分Athelstanよりは長く戦いに従事して,戦争での度重なる人殺し行為に罪を感じてその道に入ったというので,事情はやや違います。
でも,当時の人々は,戦争や疫病の危険に常にさらされ,平均寿命などはびっくりする位短かったでしょうから,宗教は現代よりずっと身近だったでしょうし,いずれにしても似たような理由で神の道に入る兵士は,数多くいた事でしょうね。
Athelstanは,前にも書きましたが,元はエドワード黒太子のもとで,百年戦争に参加した兵士でした。
そうだ,ここでちょっと勘違いが。彼は,戦争がきっかけで神門に入ったのではなく,戦争に行く前から,ノービス(見習いの修道士)だったのでしたね。ノービスと言うと,ゲド戦記2巻の,Arhaを思い出します。この話は1377年の設定で,彼は現在28才だそうですから,ノービスから戦いに参加していたと言うと‥‥,
アルカサル―王城にも出てくる話ですが,1367年,エドワード黒太子は,カスティリアの王座を追われたドン・ペドロを助け,彼の庶兄エンリケ(フランスがバックに付いている)を追い払い,再びドン・ペドロの擁立に成功しました。(ナヘラの戦い) Athelstanは,この戦いに参加したのでしょうか? 実際この辺りがエドワード黒太子の全盛期で,この後彼は病気(ペストとの噂が‥)を患い,戦いから身を引いていきます。
Athelstanは,弟を言いくるめて,一緒に戦争に連れて行ったそうですが,彼は当時はまだ,戦争での人殺しに罪の意識を感じるには若かったようです。でも,弟が戦死,そこで罪悪感を感じ,逃げ帰った故郷で,それを聞いた両親が,悲しみのあまり死んでしまいます。さらに修道院での彼の師にもその事を責められ,皆の前で「Cainの罪より重いぞ,弟ばかりか家族を‥‥」‥‥,って一体何かと思えば、Cainってアダムとイブの息子でAbalという弟を殺した人なんですね。
ちなみに修道士ファルコは,Athelstanとは違い,元は騎士の身分で,多分Athelstanよりは長く戦いに従事して,戦争での度重なる人殺し行為に罪を感じてその道に入ったというので,事情はやや違います。
でも,当時の人々は,戦争や疫病の危険に常にさらされ,平均寿命などはびっくりする位短かったでしょうから,宗教は現代よりずっと身近だったでしょうし,いずれにしても似たような理由で神の道に入る兵士は,数多くいた事でしょうね。
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