このお話に出てくるのは,イボ族(イグボとも)と言われる人達です。またナイジェリアと言えば1960年代の終りに起きたビアフラ問題を覚えている方も多いと思います。
今日は2章です。
Umofiaの夜は,月の出ない日は,誰も外に出ないし,口笛を吹いてはいけないし,ヘビをヘビと呼んではいけないのだそう。しかし月のある日は子供は外で遊び,カップルは♪♪(笑)。
ある月のない夜,ogeneが鳴り響きます。それを聞いてOkonkwoは,戦かなと思いますが,とりあえず翌朝集合という事に。彼は父と違い戦を恐れない男で,もう敵の頭を5つも持っていて,敵の頭蓋骨で椰子ワインなど戴いたりしています。(汗)
Umuofiaの村には,war-medicine(戦いのまじない)という物があり,それを司るのは,片足の老女と言われます。社は村の中央にあり,夕方になると片足の老女が跳び回っていると噂されています。
翌朝,何事が起きたかと聞いてみたら,Ogbuefi Udoという男の奥さんが,Mbainoの市場で殺されたとの事。Umuofiaの民は,Mbainoに対して,人質を差し出すか,戦争かの選択を迫ります。代表として使者となったOkonkwoは,結局,処女と,Ikemefunaという少年を連れ帰ります。処女はOgbuefi Udoの亡くなった奥さんの代りに納まり,Ikemefunaは,暫くOkonkwoの家で預かる事になりました。
Okonkwoは父と違い,3人の妻を持っていました。彼は心底嫌な男ではないと思われますが,とにかく父への嫌悪感から,失敗を異常に恐れ,家族を恐怖で支配していました。彼は子供の時,父が仲間からagbalaと呼ばれているのを聞いてしまいます。agbalaとは,女という意味ですが,何もタイトルを冠してない男性も意味します。すなわち,日本語的に言うと「女の腐ったの」。結果Okonkwoは,父が持っている物を何でも嫌うようになりました。父の人生の失敗は元より,優しさも嫌いです。
努力の結果,彼は3人の妻を赤土で囲まれた自分の土地に住まわせ,自分は門の傍で寝起きし(何か門番みたい(笑)),3人の妻はそれぞれ家と鶏小屋を持っています。Okonkwoの長男は年長の妻の息子でNwoyeと言いますが,Okonkwo曰くNwoyeは祖父Unokaに似ている,という事で,将来を憂えています。Ikemefunaは,この年長の妻の家に預けられました。
今日は2章です。
Umofiaの夜は,月の出ない日は,誰も外に出ないし,口笛を吹いてはいけないし,ヘビをヘビと呼んではいけないのだそう。しかし月のある日は子供は外で遊び,カップルは♪♪(笑)。
ある月のない夜,ogeneが鳴り響きます。それを聞いてOkonkwoは,戦かなと思いますが,とりあえず翌朝集合という事に。彼は父と違い戦を恐れない男で,もう敵の頭を5つも持っていて,敵の頭蓋骨で椰子ワインなど戴いたりしています。(汗)
Umuofiaの村には,war-medicine(戦いのまじない)という物があり,それを司るのは,片足の老女と言われます。社は村の中央にあり,夕方になると片足の老女が跳び回っていると噂されています。
翌朝,何事が起きたかと聞いてみたら,Ogbuefi Udoという男の奥さんが,Mbainoの市場で殺されたとの事。Umuofiaの民は,Mbainoに対して,人質を差し出すか,戦争かの選択を迫ります。代表として使者となったOkonkwoは,結局,処女と,Ikemefunaという少年を連れ帰ります。処女はOgbuefi Udoの亡くなった奥さんの代りに納まり,Ikemefunaは,暫くOkonkwoの家で預かる事になりました。
Okonkwoは父と違い,3人の妻を持っていました。彼は心底嫌な男ではないと思われますが,とにかく父への嫌悪感から,失敗を異常に恐れ,家族を恐怖で支配していました。彼は子供の時,父が仲間からagbalaと呼ばれているのを聞いてしまいます。agbalaとは,女という意味ですが,何もタイトルを冠してない男性も意味します。すなわち,日本語的に言うと「女の腐ったの」。結果Okonkwoは,父が持っている物を何でも嫌うようになりました。父の人生の失敗は元より,優しさも嫌いです。
努力の結果,彼は3人の妻を赤土で囲まれた自分の土地に住まわせ,自分は門の傍で寝起きし(何か門番みたい(笑)),3人の妻はそれぞれ家と鶏小屋を持っています。Okonkwoの長男は年長の妻の息子でNwoyeと言いますが,Okonkwo曰くNwoyeは祖父Unokaに似ている,という事で,将来を憂えています。Ikemefunaは,この年長の妻の家に預けられました。
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