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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (12)

2007-03-03 02:22:02 | ハリポタ3巻
Chapter 21 : Hermone's Secret
魅力的なタイトル(笑) この本を読んでくれたキュートなアメリカ人の先生が「この章覗き見したくならなかった?」と聞いたのを思い出します。(笑)

しかし,章の最初は,ファッジ氏,スネイプ先生,マダム・ポンフリーにイライラ。イギリスって何て子供をバカにした国なんでしょねぇ。(そう言えば,5巻でベラ姐さんも子供達を思いっきりバカにしておりましたねぇ(汗)) 日本を含め,イギリス以外の国のファンタジーだったら,この展開はないな。ダンブルドア先生が人の心を見抜く能力を持っていたという事が,今読むとここでは本当に重いです。そういう目で見ると,2年後のシリウスの行動は,やや軽はずみだったんですかねぇ。。。

ここでまた映画の改変。バックビークがルーピン先生をつついて追い払うのは,映画オリジナル。(爆) 6巻ではつつかれたのはスネイプ先生ですが,深刻な場面にもかかわらず,これを思い出して大笑いでした。いいなあ,キュアロン監督は天才ですね。

原作では,湖の裏に行って「自分達」を助けたのはハリー 1人でした。初めて読んだ時は,お父さんがいるはずないと思いつつ,乗せられてドキドキしましたね。(笑) 3巻の原作をじっくり味わうのは久しぶりですが,ハリーが「Expecto Patronum!」と言う所と,守護霊に「プロングズ」と呼びかける所は,感動しましたよっ;

バックビークの背中で,ハリーの後ろでブツブツ言ってるハーが‥(笑)
映画と違いゆっくり話をする暇もなくシリウスを送り出す2人。ハリーは結局後々までシリウスとゆっくり話している機会はなかったんですよね。。。

Chapter 22 : Owl Post Again
シリウスを追い詰めておきながら捕まえられないと魔法省の恥だと,自分の保身しか考えないファッジ氏。

朝スネイプ先生にばらされ,昼には学校を去るルーピン先生。狼人間への風当たりは厳しいんですね。ルーピン先生には幸せになって欲しいなあ。ルーピン先生は,ちゃんと地図と透明マントをしっかり返しますね。どこかで「いつ返してもらった?」って騒動になってなかったっけ? アレはムーディオヤジの時だったか。(笑)

ピーターを助けた事を恥じるハリー。でもダンブルドア先生の反応は意外。命を助けた魔法使いは強い絆で結ばれる,ペティグリューを助けてよかったと思う時が来る。。。今読むと,う~~~ん,これは7巻に向けて,いよいよ重要な絆になりますね。
で,実は,ハリーが助けた命はもちろんピーターだけではありません。シリウスも,バックビークも,です。という事で,彼らの恩返しも期待できるわけですね。でも,シリウスの恩返しはKreacherで,バックビークのが,スネイプ先生つつきか。。。(^^;)

ダンブルドア先生は,前日の夜,シリウスから彼らの動物もどきの術について聞いたそうです。これでダンブルドア先生と動物もどきの件は解禁。

最後にシリウスから無事を知らせる手紙と,ホグスミード許可証と,ピッグウィジョン(笑)が送られてきますね。よく考えてみると,このラスト,ハリポタ本6冊の中で1番好きです。この時は本当に平和で幸せだったんだなあと,つくづく思います。


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