今FOTRのCDは,Book2の1章,The Many Meetingsを聴いていますが,それに関してちょっと面白い物を見つけました。The Many Meetingsと言えば,言わずと知れた(笑)ビルボのあの詩が載っている章ですが,トールキンさんが如何にその下書きを楽しく(笑)書いていたかという事,HoMEを読むとよくわかります。(その記事はこちら)
その下書きの詩が,エアレンディルの話ではなくて,陽気なpassengerがバッタに乗ってハチミツを持って帰る
この(The Oxford Dictionary of Nursery Rhymes)ような本を何故私が持っているかという事はさておき,これを何気にパラパラめくって見ていたら,その174番,
その下書きの詩が,エアレンディルの話ではなくて,陽気なpassengerがバッタに乗ってハチミツを持って帰る
There was a merry passengerというお話ですが,
a messenger, a mariner:
He built a boat and gilded her,
........♪♪♪
この(The Oxford Dictionary of Nursery Rhymes)ような本を何故私が持っているかという事はさておき,これを何気にパラパラめくって見ていたら,その174番,
My father was a Frenchman,が,出だしが何だかリズム的にそっくりです。この歌は,お母さん,或いは,乳母さんが赤ちゃんに向かって歌いかけるものだそうですが,驚いた事に,この詩は,19世紀の後半にイギリスで何度も重版で出された,子供向けの歌の本に載っていたのだそう。え?それって,1889年生まれのトールキンさんが,この歌を子供の時に聴いていた可能性がありそうですよね。
A Frenchman, a Frenchman,
My father was a Frenchman
And he brought me a fiddle.
He cut it here,
He cut it here,
He cut it through the middle.
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