ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The House of the Red Slayer : Chapter 8

2007-12-27 23:47:36 | Athelstan・Doherty
それにしても,このシリーズ面白いなあ。。(^o^)
次は別の本を読む事が決まっていて,すぐに続きを読めないのが残念です。シリーズ全部読み終わるまで,2~3年かかるかも。でもその方が長く楽しめて良いかな。とにかく,紹介して下さったSさんに感謝です。♪

Three Craines
またまた変わった酒場の名前。ハリポタのThree Bloomsticksを思い出します。「3つの○○」って,酒場としては定番の名前なのでしょうか。

(Cranstonが聞いてない時(汗)に)Benedictaから,Maude夫人は,Doctor Vincentiusの所に行っているのを見たと聞いて,思わず「Vincentius氏は女好きなんですか」と,修道僧にあるまじき(笑)事を言うAthelstan。しかし,Benedictaに「そうでない殿方がいらしたら見せて下さいな」と言われております。(Benedictaに色目を送ってるCranston(爆))

AthelstanがBenedictaを呼んだのは,死刑囚Simonに会う為。ここでCranstonが「murderer」と言ったので,あれ? 女の子は死んだの?と思って,6章のCranstonのセリフをよく読んでみたら,

The girl was only twelve and she'll never walk again.


あああそうか,これで,その女の子は死んだんだって,読み取れなきゃ。(そもそも,いくら中世でも,ケガで済んだら死刑にはならんわ)

3人は途中,場を経て,吊るされた罪人の遺体を運ぶ車と遭遇。Benedictaは,好奇心から,うっかり中を覗いてしまいます。罪人にはひどく苦しんだ痕跡が。。この辺り,中世らしい血なまぐささが漂います。

Athelstanは,Simonの変わり様にびっくり。髪が伸び,くたびれ果てていました。彼はSimonの懺悔を聞き,看取に最後のおいしい食事をと言って,銀貨を渡します。Cranston卿は,執行人に,Simonを高い所から,勢いよく吊るすようにと賄賂を渡しました。そうすれば,苦しまずにすぐ死ねるから,なのだそうです。


Run!Run!Run!