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風太の日々漫遊

60代の喜怒哀楽

平成「楽吉屋」

2018年04月12日 | 和食

久しぶりに良いお店を見つけました。

実は「もとまち」さんで食事をしながら、自分が和食屋さんを探していることを話したら教えてもらえました。

場所はなんと「カクテルブック」のすぐ近く焼肉「仁」の地下でした。

2年前に開店したらしいのですが知りませんでしたね。

ご主人が、8年後のお店のエイジングをコンセプトに改装した店内は素晴らしく、居抜とは断然違います。

37歳の年齢にして素晴らしいです。

生ビ-ルの注ぎ方も合格点です。

先付けも素晴らしい。

左上のヒラスズキから時計回りに金目、太刀魚、ホウボウで全て美味しかったです。

お酒の仕入れは残念ながら多摩の小山商店では有りませんでしたが満足できる品揃えです。

1合の料金も八王子では安い方で安心して4種全て飲みました(笑)。

器もセンスの良さが伺えます。

埼玉の合鴨焼き。

ソフトシェルクラブ。ワタリガニの脱皮したてを言いますが最近は伊勢エビもあるんですよね。

アイナメの照り焼き蕗味噌添え(山椒の方が良いかも)。

最後はどこに奉納されているか覚えていませんが希少なお酒を頂きました。

滅多にお目にかかれないお酒みたいです。

確かに飲み口は現代のお酒には珍しい、芳醇で辛口なのですが美味しいかどうかは不明(笑)。

という事で「楽吉屋」さん、料理は丁寧で美味いし、お店の雰囲気もいいし、お酒も良心的値段で

場所も良く、何はともあれご主人が若くて勤勉なところが気に入りました。

お昼に営業しているところも自分には良いですね(笑)。

今後通うお店になることは間違いなしの一押し店でした。

今度行ったら店名(ガクキチヤ)の由来を聞いてみますね。

 

 

 

 

 

 


日野の「日野寿司」

2018年03月08日 | 和食

京都から帰り無性にお寿司が食べたくなり、今週の日曜に日野寿司さんにお邪魔しました。

下田の定置網に掛かった超特大サザエは立派です。

半分を刺身に残りを壺焼きで、いわゆるハ-フ&ハ-フ(笑)。

身の味わいは半端なく、刺身は絶品。貝類、特にサザエ・鮑は何処で採れたかが重要なんですよね。

千葉県産の金目ダイ。水を使用しない煮つけは、家庭では出せない美味しさです。

島根の鮪。脂がしつこく無く甘みがあります。

 四国の6.5kのホウキハタ。程よい硬さと味の深さは平目を完全に凌駕します。

いつ来ても間違いない魚介をリーズナブルに提供する姿勢は本当に素晴らしい。

常連になってよかったとつくづく思い、「日野寿司」の社長に感謝です。

 

 

 

 


国立「きょうや」

2018年03月03日 | 和食

京都からちょっと一服です。

鍵善のお餅を持って「きょうや」さんに行ってきました。

あらためて、ここの出汁の凄さに感服。

鰹の削り機があり、常に新鮮な削り節を使用する「きょうや」さんの出汁は他では味わえません。

揚げ方も年を追うごとに良くなっている感じで、目光の天婦羅はもう最高に美味しいです。

カツ節をふんだんに使用している出汁は他のお蕎麦屋さんでは味わえないです。

もちろん最後の甘味は最高で、言う事無です。

ご主人に触発されて奥さんも研究熱心で、なんて素晴らしいお店でしょうね。

良いお店と出会って幸せに感じるこの頃です。

 


京都「だい黒」

2018年03月02日 | 和食

中国人の多い観光名所を避けて「長楽館」で一休み。

ハワイは遠距離で旅費がかさむせいか中国人は少なかったですね。

結局、旅費が安い日本に集中するのも分からなくないのですが、もう少しマナ-を心がけましょう。

「長楽館」で1時間半ほど休憩して「だい黒」を目指します。

右に八坂神社を見て左に曲がります。

暫く真っすぐな小路をを抜け、

多々ある店を拝見しながら

レンガ通りの路を抜け

一般の住居を抜けると

ありました「だい黒」さんが。

予想通り小さなお店でした。

先ずは山葵菜と数の子のお浸しは余りにも定番で、正直京のお新香の方が嬉しかったですね。

蛤の吸い物は意外と普通、でも蛤は美味しかったです。

鯛のスジメ、金目、メジ鮪のお造り。

金目の皮の香ばしさは炭火で焼いているからだと思いますが極美味、メジ鮪は関東人には駄目ですね。

決して不味くはないのですが天然本鮪を常時食べていると格段に味は落ちます。

鯛の酢締めは軽い〆方で関東では無い味で美味でした。

河豚の白子焼きと鮑蒸。

鮑の蒸加減が絶妙で、肝ソースがこれまた絶妙の美味しさ。

残った鮑のソ-スは湯葉を絡めて完食。

あ~幸せです。

日本酒は伏見を中心に4合ほど頂きましたがどれも美味しかったです。

メジ鮪のあらに。お腹が一杯になるカマ焼き、アラ煮は自分駄目です。

カラスミの粕漬は柔らかくて食べやすく美味。

蕪煮は柔らかすぎて今一でした。

有無を言わせず出て来た鯛茶。

自分はまず鯛めしを本当は楽しみにしていたんですよね。

産地は忘れましたがイチゴの味の濃さにはビックリ。

柑橘は今では普通の味でした。

お店の雰囲気から料理まで、総合84点でご主人の愛想が良かったので86点。

まだ開店3年と聞いてビックリしたのですが、既にミュシュランにも掲載されています。

せっかく鯛が付いている店名なので、定番ではなく鯛に一工夫が欲しくハッと思わせる料理が欲しいかな。

同時に料理の色合いにも工夫が必要ですね。

 

 


日野寿司

2018年02月11日 | 和食

昨日は10日ぶり位で日寿司さんにお邪魔しました。

活きヤリイカのお造り。

透明な身はコリっとした歯触りとほのかな甘みがたまりませんね。

3分の一は天婦羅にしてもらいましたがこれまた美味しかったです。

筍はまだ時期的に中国からの輸入ですが十分美味しかったです。

そろそろ旬を終えるタラの白子を炙り軍艦で頂きましたが

まったりとした食感に紅葉おろしがピッタリ合い、もうこれは言う事無しでした。

日野寿司はいつもリ-ズナブルに新鮮な食材が頂ける、多摩ではピカイチなお寿司屋さんです。


焼き鳥「鈿」

2017年12月13日 | 和食

久しぶりの夕食は「鈿」に行きました。

コ-スで出てくる小鉢料理は正に和食で、もはや焼き鳥屋の範疇を超えています。

天然鰤の昆布〆は繊細で塩加減も程良く本当にお美味しかったです。

立派などんこを使用した汁が絶品の蕪の煮物。

初めて飲んだ鍋島の純米大吟醸がこれまた良いですね。

〆は炭火で丁寧に焼かれたおにぎりで、これがまた香ばしくてお薦めの逸品です(一口食べています・・・笑)。

冬場だけでもいいので、鴨を使用してバリエ-ションを増やしたら最高なんですけどね。

まあ今のままでも十分美味しい「鈿」でした。

 


やはり、お寿司は美味いです

2017年12月02日 | 和食

体調が悪くなって約一月ほどになり、一昨日も夕方から39℃の熱が出て大変でした。

そんなことから3週間ほど夜の外食に行っていません。

でも昼は週2回ほど外食するようになりました。

今日は急に魚が食べたくなり日野寿司さんにお邪魔しました。

12㎏の天然鰤のハラミと平目の縁側。

車エビとシメサバ。他に赤貝、中トロ。

いや~美味しかったですね。弱まった体にも寿司は格別で体も喜んでいるようでした(笑)。

他につまみで生白子、鰤ハラミ焼き、白貝焼きも食べたのですが、どれも目利き良く流石日野寿司さんでしたね。

地元で魚を食べるなら日野寿司さんと決めています。

とにかく、来週から夜外食できるように体調を戻したいと思います(汗)。

 

 

 


利喜笑店

2017年10月20日 | 和食

看板が見えづらいのですが「利喜笑店」。

一見すると何のお店か分かりませんが、先月オ-プンした和食のお店です。

店内は真新しく清潔感があり、BGMもJAZZで中々いいです。

品数は多くありませんが厨房に一人と言うことなのでこれぐらいで十分ですね。

お刺身3点盛は居酒屋風で普通。白身魚中心にした方がインパクトがあると思いますが。

漬物のピ-ナッツもやしは初めて食べました。

日本酒の種類をもう少し増やした方が良いかもです。

鶏つみれのみぞれ鍋。

料理の味は普通ですが、リ-ズナブルなのでまた来たいと思います。

ご主人は55歳で早期退社をして20年来の夢をかなえたみたいですね。

非常に気さくで人柄も良くこれから頑張って欲しいお店でした。


寿司「田なか」がテレビに出てました

2017年07月22日 | 和食

昨日何気に21時からの日本テレビのドラマを見ていると何処かで見た光景。

嵐の相場君が入店して

そこにいたのが堂本剛君。

二人でカウンタ-で食事をしながら雑談。

なんとまあよく見ると「田なか」さんではないですか。

もちろんご主人本人では有りませんが。

確かにお店の佇まいは八王子で群を抜ていますが、なんとも東京の端で撮影とは(笑)。

最近そう言えば自分「田なか」さんに行ってないんですよね(汗)。


八王子割烹「せきど」

2017年07月22日 | 和食

いつも魚亭さんの帰りに見ていて気になってたお店です。

取り敢えずはお昼にお伺いしてみました。

お店は昨年オ-プンしたばかり。

店内は清潔感があり居抜とは言うものの小上がりをなくし、かなり改装してるみたいです。

テ-ブル席を勧められましたが白木のカウンタ-に着座。

ランチは2種類なのですがどちらも食べれるランチにしました。

先ずはナスの煮びたしで中々丁寧で、味も標準以上です。

穴子の天婦羅は半分を塩、もう半分にタレをかけています。

棒葉焼のお肉は柔らかくお味噌も良い味でした。

これに炊き込みご飯となめこのお味噌汁が着きます。

デザ-トの最中は白豆の餡と抹茶アイスを自分の好みでサンドして食べます。

ランチとしては少し高いと思いますが、落ち着いて食事が採れるので自分は良いと思います。

但し、ランチは2種類しかないので週一で通うのはちょいきついかも。

今度は夜来て総合的に自分が通う店か判断したいと思います。

 


うかい鳥山

2017年07月11日 | 和食

先立ての日曜日、蛍狩りに「うかい鳥山」に行きました。

いつ来ても良い佇まいですね。

今回は娘の嫁ぎ先の家族を招待し大人7名+孫1名の計8名です。

ジュンサイのお汁に胡麻か胡桃?豆腐そして山芋の千切りと茗荷が上に載っています。

冬瓜、里芋、鴨の煮つけ。

鶏つくねの汁。

しかし汁類はどれも絶妙な出汁で本当に美味い。

メインの鳥は言う事無しにいつ食べても美味しいですね。

養殖の鮎ですが囲炉裏で焼いているため、養殖特有の余計な脂が落ち中々良い感じです。

この他鯉の洗い、とろろ御飯、水菓子で終了。

風太が亡くなった当日とはいえ孫娘がいてくれて少し癒されました。

蛍鑑賞は8時に一斉に灯りが消え、20分ぐらい外を眺めるのですが自分何となく寂しかったです。

お酒をかなり飲んだのでその夜は余計なことは考えず爆睡することができました(笑)。

 


国立「うさぎ屋」

2017年05月06日 | 和食

久しぶりに4人で国立「うさぎ屋」さんにお伺いしました。

いつ来ても静かな佇まいは素晴らしいです。

今回はテ-ブル席ではなく庭が見える檜のカウンタ-にしました。

最近はカウンタ-での食事が気に入っていまして今回も正解でした。

南部鉄器の酒器が良い雰囲気を醸し出します。

酢の物(海老、モズク、山芋、アスパラ)。

 前菜(左、卵の黄身のゼリ-寄せは最近復活したらしいです)。

揚げ物(太刀魚、しし唐)。

お造り(まぐろ、かんぱち、アオリイカ)。

煮物(筍、里芋、蕗、生麩)。

豆腐と湯葉。

鯛めし。

蕨もち。

自分には丁度良いコ-スで4,860円(税込み)。

兎に角、素晴らしい空間で食事が出来て本当に「うさぎ屋」さんはいいですね。

となるとお酒も進み、家守から始まり4種10合を頂きました。

本当に疲れが癒される至福の時間を過ごせました。


鰻「大久保」

2017年04月18日 | 和食

 

会社の決算が今朝終わり、ようやく肩の荷が下りました。

同時にふと、無性に鰻が食べたくなり(笑)「大久保」に予約を入れて行ってきました。

今日はまるで初夏のような気候で鰻を食するにはぴったりです。

ここは活き鰻を使用するため、予約をしないと1時間待ちになることも。

着座し12分位でうな重3,700円が到着。

蓋をゆっくりと開けるとお重一杯の鰻が鎮座していました。

一口食べるとふわっとした感触と甘すぎず辛すぎないタレが、口の中であいまって幸福感一杯。

いや~ここの鰻はやはり美味しいですね。

八王子では群を抜いていることは確かです。

 

 

 

 

 


銀座の天婦羅「近藤」

2017年04月05日 | 和食

何時かは来てみたかった天婦羅「近藤」さんにランチでお邪魔しました。

暖簾と箸袋の題字は池波正太郎だそうです。

店内は2部屋あり各部屋10席のカウンタ-で構成されています。

突き出しは川海老の甘露煮。

コ-スは椿を注文。

見るからに大きそうな車エビの頭で食べづらかったです。

車エビは大振りで揚げ方が今一、衣と身の一体感が無く正直美味しくなかったです。

才巻(小振りな車エビ)の方が良かったかな。

北海道産アスパラはジュ―シ-で美味しかった。

水ナス。

鱚は普通に美味しかったです。

茨城産のレンコン。

コゴミですが、せめてタラの芽かコシアブラの芽にしてほしかったです。

メゴチ。

ペコロスは揚げが少なくてだめです。次に穴子なのですが写真撮り忘れました。

人参は別注です。テレビで放映されていたので絶対食べたかった(笑)。

油に投入してから50分後に出て来た別注のサツマイモ。

30分揚げその後ぺ-パ-に包んで20分余熱で火を通すみたいです。

最後は天茶。

デザ-トのメキシカンマンゴ-は美味しかったです。

清課堂の徳利でお酒が出て来たのには嬉しかったですね。

多分30年位経っていそうで、もはやビンテ-ジの雰囲気です。

1ヶ月前に予約を入れお伺いした「近藤」さんですが、総額はお酒4合と生ビ-ル2杯、追加2品で2人で26,000円でした。

店内の雰囲気は90点なのですが、隣席との間合いが狭く居心地が良くなくて85点。

接客も85点、料理も正直85点、料金は銀座なので90点、総合86点です。

お昼は12時から3時までの2ク-ルで何となくゆとりが無く無理があるように見えました。

あとご主人が揚げた天婦羅が食べれなかった事と、ゴマ油の含有率が少ないのが江戸前としては残念でしたね。

地元立川の「岡本」さんと比べると、サツマイモ以外は食材・油の吟味も含め「岡本」さんに軍配が上がります。

どうもミシュランで星を獲得すると一見客が増え、味が落ちると噂がありますが本当かもしれませんね。

ここ2カ月で毎年星を採るお店を訪問しましたが、ミシュランの評価員も大したことない事が良く分かりました。

今のところ和・洋・中の全てをひっくるめて、自分の中では「オテル・ドゥ・ミクニ」がダントツです。

 

 


「日野寿司」のスミイカ活造り

2017年03月16日 | 和食

昨日は日野寿司のブログに活きスミイカが掲載されていたので

夕飯を食べに行きました。

実物を見て結構大きいのにはびっくりしました。

スルメ、ヤリイカの活造りは過去に何回もありますがスミイカは初めてです。

厚みがあるので透明度こそない物の、こりっとした歯ごたえと甘みは流石ですね。

こちらは家内の要望で天然特大ホタテと白ミル貝。

鮮度抜群で甘み旨みが凝縮されて抜群に美味い。

日野寿司の魚介はいつ食べても鮮度が良く、京都「未在」より美味しいですね(これ本当)。