真面目と真面目なお遊び

2012-10-16 19:47:28 | インポート

こんばんは~、マリーで~す。

今日は朝から、うちのおばはんのポッケの中に入ってずっと一緒にあっちへいったり、こっちへいったりしてたの。出だしの上野毛教会では順調だったのよ。あの人、この1年以上ずっと、上野毛教会の講座から離れてたから、なんと今日行ったら、ひとつのテーマのちょうど最終回にあたっちゃってたの。たしかこのテーマの始まりの頃に行かなくなっちゃってたのよね。なんか面白い偶然なんだわさ。

最終回だけは間に合ったテーマっていうのはね、アビラの聖テレジアのこれも有名な「霊魂の城」っていう本で、これを中川神父様の解説でずっと読んできていたわけ。今日は最終回で、霊魂の城の総まとめみたいなところだったの。ちょっとさあ、これじゃ、うちのおばはんも調子がよすぎると思わない。ずーっと休んでいて一番おいしいところだけ食べに来たみたいな感じよ。

あの人ったら、今日の神父様の解説を聞いてやたら、なるほど、なるほどって納得してんの。ほんとにわかってんのかしらってこっそり聞いてみたんだけど、信仰のセンスって言葉であの人、昔々、祈りについて四ツ谷では一番影響を受けた神父様がよく「絶対者には頭を下げる」ってことをたびたび教えてたんですって。今日の話を聞いてなぜかそれを思い出したんですって。何が起こってもそこに神様のご意思が働いてそういうことになったのなら、人間のちっぽけな考えを超えたもっと大きな神様の理由があってそうなってるのだから、人間は自分の小さな思いでではなくて、神様の計らいを信じて受け入れて頭を下げる姿勢が大事だってことらしいのよ。

自分の気持ちがどうこうじゃなくて神様の思し召しには従っていくって言うのが一番大事なんですって、そう教わったのよねえ。確かにそれは大筋としては正しいんだと思うわよ。何しろ文句もあるけど今でもやっぱり尊敬してる人の言葉だから忘れないのね。

やっぱり小さな自分を探していたんじゃどうしたって神様には出会えないだろうなあって思うわよね。ほんでもってさ、とにかく1年遅れちゃったけど、ここから初めに戻って霊魂の城を読んでみようって気になったみたい。次のテーマは次のテーマとして、一度通し読みする価値はあるって今になって思ったみたいだわ。

だけどさ、正直に言うと現実はいろいろととんでもないことが多いから、あの人だって「相棒」のカイト君じゃないけど文句もあるし、反抗心もあるし、時々それで暴走もするんだけどな。相手も一個の大切な人間だけどさ、こちらだって自分を大切にする権利と義務もあるんじゃないの。正義というものもあんまり無視しちゃいけないんじゃないの? ただ、それでもそこをも乗り越えなきゃいけないのよね。出来るのかねえ、あの人に。

まあ、とにかく始まったばかりだし、どうなっていくか見てるしかないわ。あ、そうそう、あしたは水曜日だからあの人の「趣味のページ」の日ね。時々、お遊びの日もないと続かないじゃない。信仰の話からいきなり、「相棒」に移ってもあきれないでね。どっちも本当にあの人なのよ。

てわけで、きょうはここまでよ。 ほんじゃまたね。