peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

遠野ふるさと村のヤマツツジ(山躑躅) 2015年10月20日(火)

2015年10月30日 | 植物図鑑

2015年10月20日(火)、遠野ふるさと村(遠野市附馬牛町上附馬牛5-89-1)の「弥十郎どん」屋敷の入口の傍に植栽されているヤマツツジ(山躑躅)が、花を沢山咲かせていました。春の気候と似ているので、この時期の開花は珍しいことではないのですが、これだけ沢山の花は見事だと思います。

 ヤマツツジ(山躑躅) ツツジ科 ツツジ属 Phododendron kaempferi

山野に生える半落葉低木。高さは1~4mになり、若枝や葉柄にはかたい毛が多い。葉は春に出るものと夏に出るものがあり、形は変化が多い。春葉は長さ2~5㎝の楕円形~卵形、夏葉は小さく長さ1~2㎝。葉は両面とも褐色の毛がある。4~6月、直径3~5㎝の漏斗状の花を開く。花の色は普通朱赤色だが、変化が多い。雄しべは5個。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市立大東図書館文学の旅(遠野3館・その12)2015年10月20日(火)

2015年10月30日 | 読書、本、映画、テレビ

2015年10月20日(火)一関市立大東図書館館長・鈴木英也、一関市大東町摺沢字新右エ門土手12-2)主催の「文学の旅~遠野物語の世界を感じに!」というバスツアー(その11)。

「とおの物語の館」柳田國男展示館旧柳田國男隠居所などを見学してから昼食のため伝承館(遠野市綾織町新里8地割2番地1)に移動です。

ここは遠野地方のかつての農家の生活様式を再現し、伝承行事、昔話、民芸品の製作・実演などが体験できます。園内には国の重要文化財・旧菊池家住宅、遠野物語の話者であった佐々木喜善の記念館千体オシラサマの御蚕神堂(オシラ堂)などがあります。

「伝承園」の見学を終え、バスで遠野ふるさと村に移動です。ここは、田んぼや畑、水車小屋、曲り家など昔話の世界に迷い込んだような気分を体験できる施設で、映画やテレビの撮影でも多く利用されています。暮らしの達人「まぶりっと衆」との素朴な会話も楽しめます。 

(上)「大野どん」の曲り家を出て、「肝煎りの家」を目指して歩きます。(下)入口の所にある池越しに「弥十郎どん」の曲り家や三角屋根ばったり(小型の水車)が見えます。

(下)「肝煎(きもい)り家」の手前に「こびるの家」があり、その左側に便所(トイレ)がありました。このトイレも使用可能でした。

(下5つ)こびるの家:宝暦12年(1762)に建てられた直家(なおや)。「こびる(小昼)」とは遠野の方言で「おやつ」のことです。ここではこびる作りの体験ができます。(要予約)

(上の左側)「こびるの家」の直家と(上の右側と下3つ)「肝煎りの家」の「乗込み」

(上)「肝煎りの家」:江戸末期に建てられたもので、ふるさと村の中では一番大きな曲り家です。(「肝煎り」とは庄屋さんのこと。)(下)正面(石垣の側)から見た情景。

この曲り家屋敷は、平成25年秋に公開された東宝映画「蜩(ひぐらし)ノ記」メインロケ地になった所で、主役の邸宅をはじめ、本編中6割が村内での撮影だそうです。主演:役所広司さん、岡田准一さん(最優秀助演男優賞受賞)、堀北真希さん、原田美枝子さん他出演。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9C%A9%E3%83%8E%E8%A8%98 [「蜩ノ記」:Wikipedia]

http://www.higurashinoki.jp/index.html [映画「蜩ノ記」公式サイト] 

ほかに、馬の「白雪」が、HOME「愛しの座敷わらし」に飯島直子さんと出演しています。

また、平成26年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」1・2話の広峯神社御師館への登坂、野武士にさらわれそうになったおたつを守りながら逃げ回ったシーン等に使われています。

(上と下)肝煎りの家の土蔵

(下)「乗込み」の中には「稔りの納屋」がありました。

(上と下)土間(台所)のすぐ隣に厩(馬屋)があり、生きた白馬がいました。

(上と下5つ)母屋の向かって右側の方の庭に植栽されているマムシグサ(蝮草)の実が真っ赤に熟していました。

(上)「こびるの家」の便所(トイレ)も使用可能でした。

 (下4つ)「こびるの家」から少し離れた所に「弥十郎どん」という曲り家がありました。

(上と下2つ)弥十郎どん:文化9年(1812)に建てられた曲り家。上の右側の建物は納屋。この屋敷は、NHK大河ドラマ「天地人」直江兼続の生家として使われました。妻夫木聡さん、加藤清四郎くん他出演。一話の母と与六が別れるシーン。

また、東映映画「愛しの座敷わらし」のメインロケ地にもなりました。水谷豊さん、草笛光子さん、濱田龍臣くん、安田成実さん、橋本愛さん他出演。

(上の左側)便所(トイレ):このトイレも使用可能でした。(下)弥十郎どんの近くにあるばったり(小型の水車)

(上と下)畑と田圃の間にある道を通って「門前(かどまえ)」を目指して歩きます。この小屋ははせ小屋


一関市立大東図書館文学の旅(遠野3館・その11)2015年10月20日(火)

2015年10月29日 | 読書、本、映画、テレビ

 2015年10月20日(火)一関市立大東図書館館長・鈴木英也、一関市大東町摺沢字新右エ門土手12-2)主催の「文学の旅~遠野物語の世界を感じに!」というバスツアー(その11)。

「とおの物語の館」柳田國男展示館旧柳田國男隠居所などを見学してから昼食のため伝承館(遠野市綾織町新里8地割2番地1)に移動です。

ここは遠野地方のかつての農家の生活様式を再現し、伝承行事、昔話、民芸品の製作・実演などが体験できます。園内には国の重要文化財・旧菊池家住宅、遠野物語の話者であった佐々木喜善の記念館千体オシラサマの御蚕神堂(オシラ堂)などがあります。

「伝承園」の見学を終え、バスで遠野ふるさと村に移動です。ここは、田んぼや畑、水車小屋、曲り家など昔話の世界に迷い込んだような気分を体験できる施設で、映画やテレビの撮影でも多く利用されています。暮らしの達人「まぶりっと衆」との素朴な会話も楽しめます。

(上)遠野ふるさと村は、映画やテレビのロケ地として良く利用されています。平成25年秋公開の東宝映画「蜩ノ記」(ひぐらしのき)のメインロケ地になったことは広く知られていす。この映画は、平成26年日本アカデミー賞を受賞しています。

(上)「門前(かどまえ)」を入ると左側に「大工どん」の家が見えてきました。この家は明治中期に建てられた曲り家です。映画「河童のクゥと夏休み」でクゥ達が泊まった民宿のモデルに使われました。

 (上)便所(トイレ)は使用可能でした。

(上と下4つ)「川前別家(かわまえべっけ)」:江戸末期(安政年間)に建てられた曲り家。TBS系浅見光彦最終章第三話~遠野編~に使用されました。沢村一樹さん、森本レオさん、三浦理恵子さんなどが出演。

(上)便所(トイレ):このトイレも使用可能でした。

(上2つと下)「大野どん」:明治初期に建てられた曲り家。厩(馬屋)には、生きている馬とポニーがいました。NHK朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」に使われました。比嘉愛未さん、奥田瑛二さん他出演。

 

 

(上)炭焼小屋:「軍師官兵衛」1、2話 おたつと官兵衛のシーン この付近の通路を岡田さんが馬で駆け抜けました。

 


一関市立大東図書館文学の旅(遠野3館・その10)2015年10月20日(火)

2015年10月28日 | 読書、本、映画、テレビ

2015年10月20日(火)一関市立大東図書館館長・鈴木英也、一関市大東町摺沢字新右エ門土手12-2)主催の「文学の旅~遠野物語の世界を感じに!」というバスツアー(その8)。

「とおの物語の館」柳田國男展示館旧柳田國男隠居所などを見学してから昼食のため伝承館(遠野市綾織町新里8地割2番地1)に移動です。

ここは遠野地方のかつての農家の生活様式を再現し、伝承行事、昔話、民芸品の製作・実演などが体験できます。園内には国の重要文化財・旧菊池家住宅、遠野物語の話者であった佐々木喜善の記念館千体オシラサマの御蚕神堂(オシラ堂)などがあります。

「伝承園」の見学を終え、バスで遠野ふるさと村に移動です。ここは、田んぼや畑、水車小屋、曲り家など昔話の世界に迷い込んだような気分を体験できる施設で、映画やテレビの撮影でも多く利用されています。暮らしの達人「まぶりっと衆」との素朴な会話も楽しめます。

(上と下)2014年10月4日公開の東宝映画「蜩ノ記」のメインロケ地ということで、大きなポスターが掲示されていました。

(上)蛇石川を渡って直ぐの所にある自然資料館に入館です。ここには、植物や動物の写真、昆虫の標本などが展示されていました。

 


一関市東山町&宮城県津山町のザクロ(石榴/柘榴) 2015年10/23(金)&10/27(火)

2015年10月28日 | 植物図鑑

2015年10月27日(火)、宮城県津山町の横山不動尊に立ち寄りました。参道入口前にあるスーパーサトウ横山店の傍に植栽されているザクロ(石榴・柘榴)の木が果実を沢山付けていました。

また、10月23日(金)に一関市東山町松川の県道267号(松川千厩)線の分岐点の所にある民家の庭に植栽されているザクロ(石榴・柘榴)の木も、果実を沢山付けていました。

(下)一関市東山町松川の県道267号(松川千厩)線の入口風景。 

 ザクロ(石榴・柘榴)ザクロ科 ザクロ属 Punica granatum

小アジア原産の落葉小高木。日本には古い時代に渡来した。花も実も楽しめる庭木としてよく植えられている。よく枝分かれし、老木になると幹が捻じれる。樹皮は駆虫剤に利用される。葉は対生し、長さ2~5㎝の長楕円形。6~7月に朱赤色の花を開く。花は直径約5㎝。果実は直径6~8㎝の球形で先端に萼片が残る。秋に茶色に熟すと割れ、真っ赤な種子が顔を覗かせる。そのまま食べたり、果実酒やシロップなどにもできる。八重咲きのヤエザクロや全体に小形のヒメザクロなどの園芸品種がある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「同3・秋の花」より]