2015年10月3日(土)、一関市博物館主催の平成27年度「史跡めぐり~磐井の石めぐり」(第1回 舞草・長島方面)が、市のバスを使い、舞草史跡調査会と舞草神社の協力のもと実施されました。
4番目は観音山と呼ばれている所にある白山妙理大権現(一関市舞川字吉祥)でした。バスに戻ってさらに東参道 を登って行きます。車1台が通れるだけの細い道なので怖いほどでした。
儛草神社(以後「舞草神社」と表記、一関市舞川字舞草太平5)の仁王門の前に着きましたが、先に「大部ケ岩」を見るため、更に先に進みます。遠くに見える一関遊水地の監視用鉄塔が建っている所でバスを降りました。
舞草神社周辺に生えていたマムシグサ(蝮草)の果実が、赤く色づいていました。
マムシグサ(蝮草)サトイモ科 テンナンショウ属 Arisaema japonicum
この仲間は葉柄の下部が花茎を包み込んでいて、茎のように見える。マムシグサの名は、この茎のように見える部分に紫褐色のまだら模様があることからきている。
山野のうす暗い林の中に生える多年草。葉は2個つき、7~17個の小葉が鳥足状についている。小葉の形や大きさは変化が多い。花期は4~6月。テンナンショウの仲間の花は仏炎苞と呼ばれる筒状の苞に包まれていて、外からは見えない。マムシグサの仏炎苞は緑色から濃紫色まで色の変化が多いが、いずれも白い筋がある。果実は液果で赤く熟し、果軸にびっしりとつく。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]