peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

椿「武蔵の光(むさしのひかり)」

2008年03月20日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」の椿「武蔵の光(むさしのひかり)」
 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室で「武蔵の光(むさしのひかり)」という名の椿が花を咲かせて
いました。白地に紅の縦絞りが入る大きな花ですが、詳細は不明です。





椿「武蔵の光(むさしのひかり)」ツバキ科 ツバキ属
Camellia japonica 'Musashi-no-hikari'
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)
には、記載されていないようです。

レプトスペルマム(Leptospermum)/ギョリュウバイ(御柳梅)

2008年03月20日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のレプトスペルマム
/御柳梅(ぎょりゅうばい) 2008年2月28日




2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の「エントランスホール」に「ギョリュウバイ(御柳梅)」の鉢植えが展示
販売されていました。ギョリュウバイは、もともとは樹高3~5mにもなる
耐寒性の高い強健種(常緑小低木)ですが、鉢植えは冬に室内に取り込み、
春になったら1年おきに植え替えます。ふつう矮性種が鉢花にされるそうで
す。小花だけでなく、葉にも赤味があり、香りがあります。八重咲き種など
園芸品種も多く、春の早いうちに開花鉢が出回ります。花期:3~5月。
植え付け:4~5月、9月。






「岩手県立花きセンター」のレプトスペルマム
/御柳梅(ぎょりゅうばい)2005年12月15日



2005年12月15日に行った岩手県立花きセンターの「花の館」温室の
「南緯40度の植物たち」の所に咲いていた「レプトスペルマム
(Leptospermum)」。名札には記載されていませんでしたが、
「レプトスペルマム・スコパリウム(Leptospermum scoparium)」の
ようです。別名は「レプトスペルムム」。和名は「ギョリュウバイ
(御柳梅)」。









レプトスペルマム/ギョリュウバイ(御柳梅)
フトモモ科 レプトスペルマム属
Leptospermum scoparium  別名:ティーツリー
オーストラリア・ニュージランド~マレーシア地方に自生する常緑の
小低木。成長すると3~5mほどになり、原産地では10m以上になるもの
もあるという。葉は互生し、披針形、全縁で小さく先端が尖る。花の直
径は2cmほどで、花弁が真っ赤なところへ花心が赤黒いのでよく目立つ。

花期は秋から冬。花色は白色や紅色などの変異がある。品種は多く、
八重咲き、濃紅色、矮性などがある。[栽培]容易で、繁殖は挿木。暖地で
は露地栽培されるが、寒冷地では温室での栽培でないと無理とのこと。
鉢植えでは30~40cmの高さで花を咲かせる。[花期]春から夏の長期にわ
たる。

花ばかりではなく、枝も細いながら赤褐色へと変っていく。花弁はやや
淡いピンクで、中心は濃い赤のシベがあり、子房となる部分は黒茶となっ
ている。

花の色がさらに淡い「チャップマンニイ」と、反対に深紅色になる「ニコ
ルシイ」、さらに八重咲きの園芸品種があるという。
レプトスペルマム属 Leptospermum
オーストラリア、ニュージーランド、タスマニアなどに79種分布する。
常緑の低木または高木で切花、花木、鉢植えなどに利用される。