「世界の椿館・碁石」のリーガースベゴニア
/エラチオール・ベゴニア 2008年2月28日
2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の出入口の所に「エントランスホール」というのがあり、温室で栽培された
花卉(かき)類が展示販売されていました。それらの中に「リーガースベゴ
ニア」という名札をつけた鉢植えの植物が花を咲かせていました。花色は赤、
桃、黄、橙赤などがありました。
リーガースベゴニア/エラチオール・ベゴニア
シュウカイドウ科 シュウカイドウ(ベゴニア)属
Begonia hiemalis hybrids
鉢物としては最も多く出回っているベゴニアで、非耐寒性多年草。
西ドイツの育種家・オットー・リーガー(Rieger)氏の育成した豪華な
品種群が最初に普及したので「リーガース・ベゴニア」とも呼ばれる。
英名はelatior begonia。
エラチオール・ベゴニアこのグループは1933年に、K.フォッチがヒエマリス
(hiemaris)と命名したのが始まりで、園芸品種の球根ベゴニア・ツ
ベルヒブリダ(tuberhybrida)の一部の品種とソコトラ島原産の冬咲き
の原種ソコトゥラーナ(socotrana)との交配で作られた交配種の総称。
その後、ワーゲニンゲン系など多くの品種が普及した
その後マッチ氏は、この仲間が自然状態では必ずしも冬咲きではないの
に冬咲きを意味するヒエマリスの名は不適当で、1906年にビーチ氏が発
表した品種名のエラチオール(Elatoor)をこのグループ名とすることを
提唱してから広くエラチオール・ベゴニアと呼ばれているが、ヒエマリス
(hiemalis)の呼び名も残っている。
もう一つの冬咲きグループであるケイマンタ(chemantha)は、喜望峰
原産の原種ドゥレーゲイ(dregei)とソコトゥラーナの交配で生まれた
が、形態的に次の点で容易に区別できる。
エラチオールは大きい左右不相称の葉と、赤、サーモンローズ、アプリ
コット、黄、白など多彩な花色の花径6~8cmの大輪で、一重から半八重、
八重咲きの花をつける品種がある。ケイマンタは丸い楯状の葉をつけ、
花は一重で径3~4cm、ピンクから濃いローズ、白花がある。
[以上、誠文堂新光社発行「ベゴニア百科」(日本ベゴニア協会・編)より]
リーガースベゴニア/エラチオール・ベゴニアについての詳しい情報は、
下記のWebサイトに記載されています。
http://www.flower-toya.jp/info/200302.html
[Flower Garden Toya リーガースベゴニア・エラチオール
ベゴニア・育て方・花図鑑05]
短日性植物なので冬咲きであるが、開花調節によってほとんど一年中出
回っている。花色は赤、ピンク、黄、白などで覆輪もある。
/エラチオール・ベゴニア 2008年2月28日
2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の出入口の所に「エントランスホール」というのがあり、温室で栽培された
花卉(かき)類が展示販売されていました。それらの中に「リーガースベゴ
ニア」という名札をつけた鉢植えの植物が花を咲かせていました。花色は赤、
桃、黄、橙赤などがありました。
リーガースベゴニア/エラチオール・ベゴニア
シュウカイドウ科 シュウカイドウ(ベゴニア)属
Begonia hiemalis hybrids
鉢物としては最も多く出回っているベゴニアで、非耐寒性多年草。
西ドイツの育種家・オットー・リーガー(Rieger)氏の育成した豪華な
品種群が最初に普及したので「リーガース・ベゴニア」とも呼ばれる。
英名はelatior begonia。
エラチオール・ベゴニアこのグループは1933年に、K.フォッチがヒエマリス
(hiemaris)と命名したのが始まりで、園芸品種の球根ベゴニア・ツ
ベルヒブリダ(tuberhybrida)の一部の品種とソコトラ島原産の冬咲き
の原種ソコトゥラーナ(socotrana)との交配で作られた交配種の総称。
その後、ワーゲニンゲン系など多くの品種が普及した
その後マッチ氏は、この仲間が自然状態では必ずしも冬咲きではないの
に冬咲きを意味するヒエマリスの名は不適当で、1906年にビーチ氏が発
表した品種名のエラチオール(Elatoor)をこのグループ名とすることを
提唱してから広くエラチオール・ベゴニアと呼ばれているが、ヒエマリス
(hiemalis)の呼び名も残っている。
もう一つの冬咲きグループであるケイマンタ(chemantha)は、喜望峰
原産の原種ドゥレーゲイ(dregei)とソコトゥラーナの交配で生まれた
が、形態的に次の点で容易に区別できる。
エラチオールは大きい左右不相称の葉と、赤、サーモンローズ、アプリ
コット、黄、白など多彩な花色の花径6~8cmの大輪で、一重から半八重、
八重咲きの花をつける品種がある。ケイマンタは丸い楯状の葉をつけ、
花は一重で径3~4cm、ピンクから濃いローズ、白花がある。
[以上、誠文堂新光社発行「ベゴニア百科」(日本ベゴニア協会・編)より]
リーガースベゴニア/エラチオール・ベゴニアについての詳しい情報は、
下記のWebサイトに記載されています。
http://www.flower-toya.jp/info/200302.html
[Flower Garden Toya リーガースベゴニア・エラチオール
ベゴニア・育て方・花図鑑05]
短日性植物なので冬咲きであるが、開花調節によってほとんど一年中出
回っている。花色は赤、ピンク、黄、白などで覆輪もある。