peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ツバキ(椿)「沖の浪(おきのなみ)」

2008年03月04日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」の椿
「沖の浪(おきのなみ)」 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・
碁石」の「江戸椿十景」コーナーに、「沖の浪(おきのなみ)」とい
う名の椿が、今を盛りと花を咲かせていました。
この「世界の椿館・碁石」には、アメリカ、イギリス、イタリア、オ
ーストラリアなどからの洋種140余種をはじめ、和種・原種・ヤブツバ
キ合わせて260種のツバキが植栽展示されていますが、2007年に実施し
た「お気に入り椿」のアンケートで、第一位に選ばれた椿です。







「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)
「沖の浪(おきのなみ)」 2007年2月27日





2007年2/27(火)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・
碁石」に行きました。大温室内のエトランスホール側に「沖の浪
(おきのなみ)」という名札をつけたツバキの鉢植えが幾つか並
べて置かれていました。どれも沢山花を咲かせていました。
入場するとき貰ったパンフレットの「江戸椿十景」コーナーのと
ころに”限り・沖の浪・都鳥など。江戸時代、殊に元禄、文化・
文政のころ、豪華で多彩な品種が生産され「江戸椿」と名付けられ
ました。ここでは、その中から主なものを集めました。”と書かれ
ていました。






ツバキ・「沖の浪(おきのなみ)」ツバキ科 ツバキ属
Camellia japonica "Oki-no-nami"

誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会
・編)には、下記の通り記載されています。
 沖の浪(おきのなみ)江戸 [花]淡桃地の紅の縦~小絞りと
白覆輪が入る。八重、蓮華性、筒~割しべ、中~大輪、3~4月咲き。
[葉]長楕円、中~大形、中折れ。[樹]立性、強い。[来歴]1695年の
「花壇地錦抄」に載る。