peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ガーベラ(Gerbera)

2008年03月11日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のガーベラ(gerbera)
 2008年2月28日







2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の「エントランスホール」で温室で育成した花卉(かき)類が展示販売され
ていました。その中の「ミニ・ガーベラ」が桃や赤、黄などの花を咲かせて
いました。








ガーベラ(Gerbera)
キク科 ガーベラ属 Gerbera jamesonii
南アフリカ原産で非耐寒性。有柄の根出葉を出しロゼット状。花柄は25
~40cm、頭花は直径10cm、舌状花は橙色。ただし、現在のガーベラは同
属のビリディフォリアG.viridifolia、オーランティアカG.aurantiacaな
どとの交雑により、種々の品種が育成されている。20cm程度の矮性種、
80cm程度の高性種、花径は5.5~12cmまで、花形は一重、半八重咲き、丁
字咲き、八重咲き、花色は白、緑、黄、桃、紅などにそれぞれの濃淡、覆
輪などがある。組織培養苗が販売されるが、播種する鉢物用品種もある。
切花は花茎が腐敗しやすいが、近年、「フロリアントcv.Floriant」や
「マリアcv.Maria」「黄金の輝きcv.Ougonnokagayaki」「ポルカcv.Polka」
「スノー・ストームcv.snow Storm」など花もちのよい品種も育成されてい
る。[栽培]冬に加温すれば1年中開花。

椿「後瀬山(のちせやま)」

2008年03月11日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」の椿
「後瀬山(のちせやま)」 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室で「後瀬山(のちせやま)」という名の椿が花を咲かせていました。
名札には「後瀬山(のちせやま)花期:4~5月、花色:極淡紅色、花形:
八重、抱え咲き、産地:東京・埼玉」と書かれていました。





椿「後瀬山(のちせやま)」ツバキ科 ツバキ属
Camellia japonica 'Nochiseyama'
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)
には、下記の通り記載されています。
 後瀬山(のちせやま)Nochiseyama 江戸 [花]淡桃色の八重、抱え咲き、
不完全な筒しべ、中輪、3~4月咲き。[葉]楕円~長楕円、中形。[樹]立性、
強い。[来歴]1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載るが、同名異種との意見
もある。