peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

アッツザクラ/ロードヒポキシス

2008年03月12日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のアッツザクラ
/ロドヒポキシス 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の「エントランスホール」に他の花卉類と一緒に「アッツザクラ」が展示
販売されていました。
アッツザクラの園芸品種に「都鳥」「白鳥」「覆輪千鳥」などがあるので
それらが混じっているようです。

アッツザクラ「都鳥」 Rhodohypoxis baurii cv.miyakodori





アッツザクラ(濃桃色) Rhodohypoxis baurii cv.



アッツザクラ「白鳥」 Rhodohypoxis baurii cv.Hakuchou


一関市東山町のアッツザクラ/ロードヒポキシス
2007年6月15日

2007年6/15(金)、一関市東山町の東山郵便局の近くにある花壇
に「アッツザクラ」と呼ばれている植物が、花を咲かせていました。



アッツザクラ/ロードヒポキシスコキンバイザサ科 ロードヒポキシス属
Rhodohypoxis baurii
第2次世界大戦で日本軍が玉砕した頃に、「アッツザクラ
(アッツ桜)」の名で売り出したために、日本ではこの名
が通称となったが、アッツ島とは関係なく南アフリカのド
ラケンスバーグ山脈の高原に分布する耐寒性の球根植物で
ある。

春から秋にかけて生育し、冬期は休眠する。日本では3~
6月に鉢植えとして出回る。球根は直径1~1.5cmの小さなも
のである。
毛を密生した長さ5~7cmの細長い線状の葉を1球茎あたり10
~15葉つける。葉の間から出る1~1.5cmの短い花茎に、1花序
あたり1~3個花をつける。花茎は3~7本。

花は直径2~3cmの6弁花で、花色は桃色の濃淡、桃、白、
紅と白から濃桃に変化する品種、桃の咲き分けなどがある。
また、一重咲きと八重咲き、大輪種と小輪種がある。

園芸品種には、「覆輪千鳥」「白鳥」「都鳥」などがある。
花期:4月上旬~6月。
コキンバイザサ科 Hypoxidaceae
熱帯域を中心に、南半球に広く7属120種が分布する。線形
や広線形の根出葉をつける多年草で、茎は短縮し多少肥大し
た根茎かときには球根をつける。小花柄のある花は小型で、
1ないし多数を葉腋から出る花序に総状、頭状、散形状につ
ける。3数性で、子房は下位で通常3室、2ないし多数の胚
珠を含む。子房下位の花を散形状、あるいは総状につけるの
でヒガンバナ科amaryllidaceaeに含まれることもある。
ロドヒポキシス属 Rhodohypoxis1属1種の多年草。

椿「日暮(ひぐらし)」

2008年03月12日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」の椿「日暮(ひぐらし)」
 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室で「日暮(ひぐらし)」という名の椿が花を咲かせていました。
名札には「日暮(ひぐらし)花期:4~5月、花色:白~淡桃色、花形:
八重咲き、産地:東京・埼玉」と書かれていました。






椿「日暮(ひぐらし)」ツバキ科 ツバキ属
Camellia japonica 'Higurashi'
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)
には、下記の通り記載されています。
 日暮(ひぐらし)Higurashi 江戸 [花]白~淡桃地に紅の縦絞りと白覆輪
の八重咲き、太い筒しべ、中~大輪、4~5月咲き。[葉]楕円、小形、波曲。
[樹]立性、伸長は遅い。[来歴]1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る。