peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

セイダカアワダチソウ(背高泡立草)

2007年11月12日 | Weblog
一関市東山町のセイダカアワダチソウ(背高泡立草)
 2007年11月12日





2007年11月12日(月)、一関市東山町長坂字西本町の
猿沢川が砂鉄川に注ぐ所にある堤防に群生したセイダカ
アワダチソウ(背高泡立草)が、花を咲かせていました。






一関市大東町のセイダカアワダチソウ(背高泡立草)

2005年10月21日、一関市大東町大原の砂鉄川上流部の
河川敷で「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)」の
群落を見ました。地下茎をのばして、猛烈な勢いで増え
るので嫌われるようですが、秋の蜜源植物としては貴重
だそうです。


セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
キク科 アキノキリンソウ属 Solidago altissima
北アメリカ原産の多年草。高さは名前の通り2.5mぐらい
になる。葉は密に互生し、長さ6~13cmの披針形でやや厚く
ザラザラした毛がある。鉄道沿い、休耕田、河川敷などに
多い帰化植物。

花期は10~11月。茎の上部の枝先に(20~50cmの大きな円
錐形の花序に)直径6mmほどの黄色の頭状花を多数つける。

戦後、西日本から急激に広がり、各地で目立つようになった
という。一時は日本全土をおおうのではないかと心配されたが
現在は少し鎮静化したようだという。

その理由は、地下茎が地中を横に走り、そこ(根)から他の
植物の生長を妨げる物質(cis-DMEという化学物質)を分泌し
自分の生育範囲を広げて行くのだが、あまりに繁茂しすぎてこ
の種だけになると他の植物の生育を妨げる物質により自らを枯
らしてしまう(自家中毒)ということがわかったそうです。