日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

大連開発区 夜の写真

2013年02月09日 | 大連生活

昨夜は仕事を終え、同僚と忘年ボーリング大会。 傷だらけのボールとはじけないピンにみんな悪戦苦闘。 結局は腕前だろうが(笑)

 

帰り際の夜景






これまでブログで紹介した写真で、夜の写真をまとめてみました。 春節で時間をもてあまさされてる方、時間つぶしにご利用下さい。


大連開発区 夜の写真


今日は大晦日、夜を待ちきれず朝から花火があちらこちらで上がっている。 今夜は忙しくなりそうだ。



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今日が仕事納め

2013年02月08日 | 大連生活

いよいよ今日は仕事納め。 既に帰省した者がいる中で実際仕事にならない。 我が社も午後には帰省バスが出発。 みんな帰ることしか頭にない。

街に出れば赤一色。 ちょうちんぶらぶらでムードを盛り上げる。 話題は大気汚染と恒例の花火。 北京では大激論になっているとか。 幸い? 大連地区ではそこまでないようだが、その前に基本的に大連市内での花火は禁止されているそうだ。 あれで・・・ 開発区はフリーなのだが、いよいよ明日の夜から。 そう、から始まり、お金の神様・・・・ なんだかんだと24日まで夜になると花火が上がる。

私も明日の夜はどんなに寒かろうと打ち上げ現場まで取材(笑)に出かける予定。 写真は10日にUP。 お楽しみに。

新たな発見
昨日は同僚と忘年会、火鍋の店に集まった。 おしゃれな店におしゃれな鍋。 これはどうやって火を燃やす? ああでもないこうでもないと話していると、服務員がテーブルを手探りしながら鍋の位置を修正、動かすなと命令。 なんとIH方式だった。



ほぉ~ そうきたか。 思わず感心。 他の店でも、アイパッドがメニューとなり、きれいな写真を見ながら注文するとか、スマホで注文を入力する店も。 実はこれが中国らしいところ。 新らしもの好き。  



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比較文化のお薦め

2013年02月07日 | 比較文化

ブログを始めたきっかけも、私が興味を持つ比較文化が根底にあるのだが、日本と中国の比較は、従来認識と大きく異なり、実に意外な違いを発見したりする。 面白いと言えば面白いのだが、そこに身をおく者としては腹が立つことも多く、愚痴が多くなっているという結果。

好んで読む本も、一般庶民の比較文化論。 直近読んだものに、『中国人に騙されない7つの方法』(石平著) この手の本を見ると、仲間、理解者を得たような気持ちになり、買って帰り、それを中国で読む。 

著者は中国を捨てた中国人と自ら言っているが、それだけに、裏も表もストレート。 加えて、日本人に対するじれったさ、いらだちもあり面白かった。 やはり逆の場合も腹が立つと言う事だ。

まとめに書いてあったのだが、
『やむなく中国人と付き合う(交渉する)時は、中国人のことをよく理解した上で、自分も中国人となれ。 ただし、これは中国人と付き合うための対処法であり、その時だけのこと。 それが終わったら必ず日本人にもどれ。』 

私もやむなく車の運転をするが、中国で運転する時は周りに合わせないと(多少乱暴)かえって危険だ。 それは法廷速度ではない。 みんなが70kmで走る時、1人法廷速度の40kmで走ったら事故の元。 割り込みもそうだ。 後続車に迷惑をかけるし、割り込まれた方もそれは承知。 普段がこれで、日本に帰りこれで運転するとたぶん喧嘩になるだろう。

騙す、騙されるで言えば、中国では騙される方が悪いし、同情もない。 お前が馬鹿だとなる。 人を騙す事は絶対に悪と考える、馬鹿正直な日本人は実においしいはず。 しかしながら、こんな情況で国対国の外交とか、業務上の交渉事をやっているのだから怖い。 

まずは相手がどんな国民かを知る事が重要。 日本で持つイメージとはかけ離れている。 もしも一致していても、そのレベルは想像を超える。


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サラリーマンの常識

2013年02月06日 | 比較文化

前回に続いて、中国独特のサラリーマンの常識。

常々書いているように、日本人は社員とともに、全社一丸、一体となって・・・ と考えるのだが、本人達は根本的に考え方が異なる。 社員ではなく彼らは一人一人が、“下請け業者”であり、別会社のオーナーだ。 自分(個人)の利益、実益を最優先し、その現場が会社に過ぎない。

証拠は
取引先との電話で、会社の固定電話には入ってこない。 個人の携帯電話に連絡があり、席を外して対応する。 こんな風景は各社必ずある。 なぜ? 

仕入先の変更、担当者の変更は相当なる抵抗が、意外なところから発生する。 場合によっては脅迫まで・・・ なぜ?

普段、自分の仕事はここまで、他は知らないという中で、なぜか直接関係ないところでがんばる。 なぜ?

取引先の情報は貴重な彼らの財産であり、他の人間には知られたくない部分。 つまりは特権(金づる)であり、死守する。 むろん、業者に便宜を図るし、その見合いを強要する。 これが車や家に変わるのか? ただ、強要という表現が正しいかどうか? 相手もそれが当然ととらえるのが中国なのだ。 

こんな環境で、くそまじめで正直者の日本人が仕事をするのだが・・・・ 結果は? 何処まで把握できているのかはなはだ疑問だ。 あえて言えば無理。 では、100%現地化でやるか? どうなるのだろうか? 私がオーナーならば会社(資金)を引き上げる方を選択する。 

では、中国の会社の会社はと言えば、手の内を知っているのと、決して社員を信用しない。 確かに徹底的に管理している。 結果、一族社員が集まってくる。 それでも信用しないのが中国だ。


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まさしく上納金

2013年02月05日 | 比較文化

中国の年末を向かえ、いろんな話が入ってくる。 

例えば、日本人の奥さんが中国人であれば、奥さんの兄弟、いとこから話を聞く事もあるだろう。 しかし、普通の駐在者はなかなか見えてこない社員の裏側。 上司に対するお歳暮の話である。

日本でも年末にはお世話になった上司にお歳暮等を贈る習慣はある。 中国は清明節の月餅(表向き)は一般的だが、やはり春節の前にもあるようだ。 以前紹介したが、上司の身内の葬式でもあるのだから、当然かもしれない。

お歳暮にしろ、香典にしろまさか、いくら? とは確認しない。 今回は話が違う。 不景気の折、残業が減り、賞与も大きく減額、どうしたものか・・・・・ となっているらしい。

これまではいくらなの? ぎょっとする金額だった。 日本人の常識をはるかに超える金額。 現金でも動くと言うから驚きだ。 このような話は漏れ聞く範囲であり、確実なところは把握できない。 把握したところで、これは中国の文化ですと言われれば、手の打ちようもない。 

中国人の七不思議。 あなたの給料は知ってるが、どうして車が買える、家が買える、こんな上納金を納められる? 不思議でならない。 

私にしてみれば、受け取る方も受け取る方だ。 常識というものが・・・・ ないのだ。 今読んでいる本の中に、『中国人は恥を知らない。 日本の文化は恥の文化・・・』 彼らの給料から見れば、あまりに非常識、しかし、その位しないとしないほうがいい、しないのと一緒なのかもしれない。 

これはある意味投資なのか? 上司はあなた方以上にもらってるし、お金を上げても人事権がそれほどあるわけでもない。 投資であったら、とても回収できないと思う。

中国人の役職者は、本来の給料は要らないほど部外収入が入っているのかもしれない。 会社の役職者は極力少なく、厳選しないと一般社員がたまらない。 総経理各位、重々ご注意、ご配慮を。 賞与も支給する必要はないし、いくら支給してもあえて言えば、上納金に比べれば小銭に過ぎない。 かも。

これは社員間の話で・・・  例の所もいろんな間接的要求も続く。 この地でスマートなビジネスには程遠い、悪しき習慣が多すぎる。



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安全第一ながら

2013年02月04日 | ハプニング

日曜日は終日小雪、週末残業の為、車を持ち帰っていた為に、月曜日の朝が心配でならなかったのだが・・・ 夜はさほど降らなかったようだ。 早めに準備して、外に出て道路を確認。 何とかなりそうだ。 無茶はしたくないのだが、会社は私よりも車が必要。

早めの出発なのだが、出発するまでが大変。 北風が強い中、飛んでくる雪が痛い。 車の雪を払いのけ、氷を溶かし・・・ ぼちぼちスタート。 思ったより事故も少なく、大型トラック一台が路肩にはまっていたのと、ベンツの高級車がみごとに街路樹にぶつかっていた。 運転が荒いこの地区、この情況でこのくらいはいい方だ。 なにせみんなノーマルタイヤ。

会社までの最後の難関。 下り坂。 



田舎に入るとこの通り。



人民大移動のこの時期、一年に一度、楽しみにして帰る人もいる中で、安全第一で運転してもらいたいものだ。 

こちらは、黒龍江省に帰った友人が送ってくれたもの。 雪の量は日本の東北地方には負けるかもしれないが、気温が桁違い。 雪が白いのと、空気が澄んで写真がきれいだ。 開発区はそうはいかない。 






ちなみに、小正月の花火は雪のせい?で、少なめで終わった。



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雪の1日

2013年02月03日 | 大連生活

日曜日、開発区は朝から小雪が降り続き、ご覧の通り。 部屋で過ごす分にはこれもまたいいもの。 だが・・・ 日曜日の課題、食料品の調達があり、仕方なく出かけた。 さすがに少ないかと思いきや、店内はすごい人。 さすがに春節前最後の日曜日だ。




今日の雪は日本の雪のよう。 気温は低くなく、湿度も高そう。 帰った時には毛糸の帽子はびちょびちょ。 大連にしては珍しいタイプの雪だ。

こんな日に小正月の花火が上がるか? これから楽しみ。


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今年のリターン率は

2013年02月01日 | 経済動向

早くも2月 既に帰省ラッシュは都市部を中心に始まっており、完全に春節モードに入っている。 列車等のチケットもほぼ売り切れ。 この私も、チケットが取れずに延期せざるを得なくなった。 海外へも相当な人が出かけ、人気の台湾は1日の入国者を制限を実施するそうだ。

年末の賑わい、さぞや夜の世界もと思いきや、親父の天国“五彩城”は取締り強化で営業(出勤)もまばらとか。 仕事も出来ず、お姉さん達も早々に帰省しているそうだ。

今週末は春節前最後の週末。 帰省、帰国のお土産や赤い春節用品の買い物客で人出も多い事だろう。 さりとて親父は大した予定もなく、まずは小正月の花火(3日の夜?)を待っている。 引越しで昨年までと角度を変えての花火はどんなものか。 本番9日大晦日の花火と続くのだが、はたして花火で景気を占えるのかどうか。 

中国各地を飛び回る方々と話をすると、製造業が集中する大連地区はやはり景気がよくないとの意見で一致する。 地元では大企業の大規模なリストラもチラホラ聞いているが、春節後、彼らが大連に戻ってくるのか、他の地区で再スタートするのか? 
春節は故里に帰り、各地に出かけた友人達と情報交換のいい機会でもある。 今年の大連地区のリターン率は確実に下がりそうな気がする。



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