日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

中国人との交流

2011年11月19日 | 比較文化
馴染みのスナックでの話。 

日本人の常連さんと会っても、“ペコッ”で済ますのに、相手が中国人となると、『また会ったね』と握手し、挨拶をする。 特別意識もしてないのだが日本人のイメージアップでお愛想か? 日本人とは距離をおきたいのか? 

最近新たに二人の中国人と急接近。 一人は、彼がこの店に始めてきた時、客は私と二人だけ。 若く、人柄がよさそうな彼・・・・ 初対面ながらも一緒に盛り上がった仲。(あくまでも騒いだのは店のスタッフ) 

もう一人の御仁。 お互いに背中を向けて座っていたのだが、照明が壊れた・・・・から頭の話になり、スタッフがどちらが光っているか? 彼と私も比較。 私の完敗で終わったのだが、それからはハゲ仲間。 相手から挨拶してくれるようになった。

彼らとは仕事上の利害関係はなく全くのプライベート。 むろん店の中だけ。 スタッフの監視下(注意人物は警告してくれる)でのお付合い。 彼らからは『中国で困った事があれば相談してくれ』ありがたいお言葉だが、困った事もなく、この線を越えない限りは問題ないと考えている。

普段ノー天気な私なのだが、彼らとの距離感は強く意識する。 この点が微妙な事は先輩諸氏より指導を受けているからだ。 表面的でない、踏み込んだ日本人と中国人の付き合い方は文化的背景の違いで意外と微妙なもの。 誤解を招き、もめたり、お金(儲け話)の話に発展したり・・・・ いろんな事例を聞いているし、実際経験もある。 私の中途半端な中国語では実に危険なエリア。 であれば、その活動範囲は監視下(店内)の範囲が無難というものだ。

外国人には数多くの落とし穴なるものがある。 ここでいう“落とし穴”とは悪意があるとかないとかではない。 言語・文化の違いによる単純なすれ違いが主な原因であろう。

交友関係が拡大(友達の友達は友達的な)すると状況は変わる。 俺の知り合い日本人がいる・・・・ 彼らの友人に紹介・・・ この話、日本人も入れようか・・・・  気づかぬうちに思わぬ展開。 その段階で明確に断われるのか?  何を今更・・・なる事もある。 なんで?? 友人でもそこまでは・・・  ここらは日本人(私には)にはめんどうな話となる。 彼らの言う“朋友”のレベルも図れない。

微妙な話だけにうまく表現できないのだが、日本人の無防備な接近は時として、トラブル発生の原因となりかねない。 

中国人の知り合いが増えるのは無論大歓迎。 それを日本語で“知り合い”というか“友人”というか。 中国語で“朋友”というか“老朋友”というか。 この単語は、そう単純ではない気がする。 


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