日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

石橋を叩き続ける日本

2011年11月15日 | 経済動向
TPPへの参加。 全ての産業、業種において、ハンディーなしの全面競争(戦争)状態に入る。 今や世界は武力戦争から経済、産業戦争時代。 では日本は参戦するのか? というか、海外に進出している企業はすでにその状態で戦っている。 

改めて地図を見る。 何と日本は小さい事か。 それでいて世界3位の経済大国なのだからその実力はもう少し自信を持っていいのではないか。 日本のニュースはマイナス面を強調しすぎているように思う。 私とて“参加すべき”と自信を持つものではない。 ただ、参加しなければ日本は蚊帳の外になる事は確実だ。 蚊帳の外で生き残る策があればそれもいいだろうと思う。 あるのか?

政治家も、もしもの時に備え、無難なところで反対する。 前向きな理由は聞こえない。 世界大戦で負ける産業も出るだろう。 その時に『だから私は反対したのだ。』とでも言うつもりか? 情けない。

日本の農業政策は失敗したと言われる。 しかし、広大な土地があるわけではない。狭い限られた農地でがんばってきた。 結果、大量生産では負けるだろうが、品質・安全性はダントツに世界トップクラス。 価格にこだわらず、これを求める消費者は世界にたくさんいる。 農業分野でも私は負けるとは思わない。

1ドルが360円の時代から今は77円。 これでも戦っている日本の実力をもっと前向きに評価しできないものだろうか。 自信過剰な中国。 過剰に胸を張る諸外国。 日本人も国際舞台ではもう少し図々しくなっていいのではないか?


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