Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

冬の雪山の空気

2010-01-10 15:38:47 | 日常
今日は朝から豊平峡温泉へ行ってきた。去年はこういうのも億劫になるほど疲労していたのでかなり久々になる。

豊平峡は札幌中心から南に約20キロ、豊平川上流に向かう。
温泉の上流には豊平峡ダムがある。
国交省により建設、管理されているダムで、豊平川及び石狩川下流の洪水調節、水道供給、50,000kWの水力発電が目的。
札幌市の水道需要の98%を供給しており、100万都市を支える重要な水源となっている。

ダムは無駄、などという駄洒落から始まった、根拠不明な標語が喧伝されていて、、、今が一番ひどいですが、このダムの機能を見ていると一体どこが?と思います。
水害や渇水による、被害、個人個人の被害額を考えると、洪水防御施設、水源としてこれほど合理的で安いものはないと思いますが。環境への影響もあの水の量を貯めるのなら、最小限のやり方だと思う。
とかく非難のシンボルとして奉り上げられてますが、どこがどう無駄なのか、説明できてないですからね。コンクリートから人へ、なんて調子の良いことを言う人間のほうが信用できない。

それはさておき、仕事以外で冬の雪山に行く自体が久方ぶりで、今日は天気もよく空気がとても気持ちがよかった。


昨年末、人間ドックを受けた結果が届いた。一昨年胃にポリープ(良性)があったことから次年も受診することとの所見からなんですが。

くだらないことが続きすぎて相当ストレスが貯まっていたのと、体力と記憶力の低下が自覚できていたので、どうなるかと思いきや、結果はすこぶる良好。
不摂生が見え隠れしているものの、減量に付随して脂肪肝も見られなくなったと。
医者には褒められたけど前回受診時の体型がひどすぎただけかと・・・
あとは胃潰瘍の治った跡があったとか。出来たのも気づききませんでしたが。


歳と共に段々体も変わって来てるので、長くしっかり動かせるように労わらにゃ。
白髪も増えてきたし。

いつまでも変わらず、どこまでも続くものじゃないからね。


体もそうだし、今の職も、居所も、趣味もそう。
このblogにだっていつかは終わりが来るわけで。

例えばバンドも今はできているけど、仕事が相当忙しくなればそれどころでなくなるし、遠くへ異動があれば、今のバンドは休止することになる。

また、近くか遠くかわからんけど、将来家庭ができれば、バンドどころじゃなくなり、やりたくても落ち着くまで年単位で活動をやめることもありうる。

これは自分に限ったことではなく、それ以外にも自分じゃどうにもならないことがいつ起こりうるかわからん。
もちろんいつまでも楽しい状態で、ずっと続けばそれに越したことはないけど。

言いたいのは、いつまでも今の状態が同じ形で続くわけではないので、常に全力でやってるということ。

既に始めた時の初々しさやワクワク感はないのかもしれない。が、たまにそれに似た嬉しさ、手応えみたいなのがグッとくる瞬間がある。
気苦労がありながらも続けるのはそれがあるからである。
それすらなくなってしまえば、またやりたくなるまで休んでしまえばいいのだ。
その時だけよければ良いという考えではやってけない。

前にもずっと続けると書いてますが、漫然と続けるんじゃなく、そういったものも飲み込みながら続けるということで、なかなか相当な決意だったりします。

そのために新鮮でいる努力は惜しまないつもりでいます。
一回一回を大切に力を込めると。

これって何にでも言えることですね。

そんなことを露天風呂で冷たい空気を浴び、青空を見ながら思った。