Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

Eric Clapton At Sapporo Dome

2006-11-26 23:56:00 | ライブ
エリック・クラプトンの札幌ドームライブ(2006.11.26)、終了しました。


セットリスト
1.Tell The Truth
2.Got To Get Better In A Little While
3.Old love
4.Motherless Children
5.When you've got a good friend
6.Key to The Highway
7.Outside Woman Blues
8.Nobody Knows You When You're Down And Out
9.Running On Faith
10.After Midnight
11.Little Queen Of Spades
12.Any Day
13.Wonderful Tonight
14.Layla
15.Cocaine
アンコール
16.Crossroads

さしあたり感想を。
・ ネットでチェックしていてわかっていたものの、かなり通好みの選曲かと思われます。
・ ギター弾き語りのブルースが最高に格好良かったです。
・ クラプトンは黒いストラトとMartinのアコギ使用。ストラトの音は前回のツアーと違い、かなり太い音を出してました。
・ ギターのデレク・トラックス、噂通りにスライドギターがめちゃうまでした。
・ ベースのウィリー・ウィークス、生で演奏聴けただけでも感激です。ジョージの命日が近いことだしLove Comes To Everyoneのカバーをやって欲しかった。ちなみに開演前BGMでTaxmanが流れていた。
・ ギターのドイル・ブラムホール2世、ロジャー・ウォーターズのライブDVDを見て感じたイメージ通りにちょっとイマイチ。クラプトンのCDでは良い仕事してるんだが。
・ ドラムのスティーブ・ジョーダン、CocainとCrossroadで現代的なビートを叩いてて曲を新たな解釈でよみがえらせてました。他の曲では音色に違和感が残りました。
・ デレク&ドミノスのAnydayがめちゃめちゃ格好良かったけどあんまり盛り上がってなかったかな。
クラプトンのライブでは毎回思うんだけどエレクトリックセットでほとんどの人が座っていたのはちょっと驚きました。聞き入るところは聞き入る、盛り上がるところは盛り上がる、と周りを気にせず好きに楽しむべきかと思います。
 なんでこんな事書くかというと、テンション高い演奏に私のいた列は立ち上がって声援を送っていたところ、後ろから「座れ!」みたいなことを言われちょっと萎えました。まだこんな事言うヤツいるのかと・・・。座っていたんじゃ見えないので立ったんですが。あんたも立てよとしか言えない。座れと言われたところで座らないけどね。見えずらいんで座ってもらえますか?って言われれば考えますが。
・ 前回と前々回のセットリストは結構似ていた。しかし今回は全く違う。70年代のメニューを今のクラプトンがそのまま再現という感じを受けました。
・ といいつつPretending聴きたかった。Tell The Truthで始まるのオープニングも格好良かったのでいいんですが。
・ 前回は5人編成でとても格好良かったが、大所帯のコーラスがいて、キーボードも2台いて、みたいなのが初めて知ったときのクラプトンなので、この形で見れたのがとても嬉しかった。
・ なんか曲少ないな~と思ったら、今ツアーの今までの曲目より1曲減ったそうです。やっぱり。
・ 1曲減った以外は他の公演地と曲目は変わらなかったみたいです。う~む。ヨーロッパでは何度かやったというドミノスの恋は悲しきものを密かに期待してたのですが。ここまで70'sな内容であればやはりFurther On Up The Roadも聴きたかった。
・ 歌の迫力もあってよかったです。レイラもまたオリジナル通りの歌い回しで歌ってくれましたが、力強かった。前回もよかったけど、今回もより良かった。
・ レイラのエンディングをビシッと決めずにコカインになだれ込むのはどうかと思った。スネアがバン!って来るのかと思ったらカウントが入ったので、なんでわざわざカウント入れるのか?と一瞬かなり違和感があった。
・ コカインの最後、「コケーン!!」と3回目にしてようやく叫べた。よかった。





ポールのMonkberry Moon Delight等

2006-11-25 23:19:03 | 音楽
え~、毎度おなじみ一人バンドです

今回はぶっ壊れた感じでやってます。まだ躊躇してますが(笑)。
更新したのは4曲。前回のビートルズからわずか10日ほどですが、時間があればこのくらいのペースでやってきたいもんです。これをバンドで出来れば最高なんですけどね。この辺の趣味の人ってなかなか周りにいないので。でも音が徐々に重なっていく様はかなり楽しいです。

1曲目はポール&リンダ・マッカートニーのMonkberry Moon Delight。これは前にポールのコピーバンドStrangle Handsでやっていた懐かしの曲。Strangleの時と同じ楽器構成でやってみました。歌をところどころダブルトラックにしてみたりオリジナルに近づけたりもしてます。始めて聴いてから15年経ってますが、毎回発見のある曲です。

2曲目はキング・クリムゾンの大好きなアルバムRedに収録されている、Fallen Angel。
これもすごく好きなので、多くの人に聴いてもらいたい曲です。別に俺の歌で聴いてもらわなくてもいいんですが、良い曲なので興味を持っていただけると嬉しいですね。この辺がルーツです。この曲も始めて聴いてから10年くらい経ってます。
フリップ師に敬意を表して、管弦パート全てギターで弾きました。ギターから録ったのでリズムずれまくりです。間奏が終わり、2度目の♪Westside sky lark crying fallen angel dying~の伴奏が1度目では静かだったのに激しくなっているアレンジがお気に入りです。

3,4曲目は23日にライブを見て、いたく感激した鈴木茂のコピーです。
全然コピーできてません。見た記念の余興です(笑)。

一人バンドではいつも好きな曲のコピーをやってるんですけど、好き度で言うと今回のラインナップはかなりのもんです。
15~10年くらい前から聴いてる曲ばかりですが、この頃(10代後半~20歳くらい)に聴いて気に入った曲って、他に色々聴いたりしてますが、やっぱりずっと残るもんですね。このことが印象に残りました。

よかったらお聴き下さい↓
こちら



奇跡!! 鈴木茂ライブin札幌

2006-11-24 10:49:36 | ライブ
昨日、11月23日、札幌のライブハウスPIGSTYにて行われた、HAPPYEND SUPER SESSIONというわかる人なら卒倒しそうなタイトルのイベントへ行ってきました。
メンバーは、はっぴぃえんど・ティンパンアレーの鈴木茂、頭脳警察のPANTA、そして布谷文夫。
目当ては鈴木茂だったわけですが、70年代ジャパンロック好きにはたまらないすごい豪華なメンツです。

鈴木茂は学生時代にかなり聴き込んでました。YMOを入口にはっぴぃえんどにのめり込んでから、その音の気持ちよさに惹かれ、関連するものを聴きあさってましたね。
特に鈴木茂のギターの音色とプレイが大好きで、ソロアルバム「BANDWAGON」は飽きるほど聴きました。ちなみに3枚持ってます(笑)。
好きなプレイは、BANDWAGONでのスライドギター全般と、はっぴぃえんどの12月の雨の日、かくれんぼ、花いちもんめ、夏なんです。ユーミンの卒業写真、恋人はサンタクロースでのディストーションかかったリードも好きですね。それと、5年前の小坂忠コンサートでの機関車、これは泣きました!。

ということで前置きが長くなってしまいましたが、昨日のライブはとにかく最高でした。

このイベント、10日くらい前に知りました。mixiのマイミクさん、函館のポールさんのブログで、このイベントが函館で開かれるのを知り、まさか札幌でも!?と期待しながら、鈴木茂やPANTAの公式ページを見たところ、何も書いていない!。イベント名で検索してようやく札幌・白石のライブハウスで行われることがわかった。前宣伝あまりしてなかったんでしょうか。
会場がまたえらくマニアックな場所にある。たどり着いたらまた味のあるところで・・・(^^;)。
地下のホールへ行くとかなり小さなキャパで、椅子が30個くらいあったんですが、始め5,6人くらいしかいませんでした。ステージは結構幅広でメンバーが大勢いても大丈夫そうでしたが。
天井のちっこいミラーボールに赤や青のライトが当たってあやしい雰囲気。。。

大丈夫か・・・!?。
まぁ、こんな間近で見れるんだから贅沢で良いが、この人数に出演者は絶句しないのか!?。
と思いつつ、開演を待つ。


メンバーが入ってきて始めたのが、R&B調のナンバー。おっ、うまい。今回のバックの皆さんの音はとても綺麗で乗りの良い演奏でした。

程なくして、ヨボヨボのおっさん(失礼)がフラフラしながら入ってくる。声でわかった。布谷文夫!!。大瀧詠一のナイアガラ経由で、よくよく存じ上げている伝説の人物!。
風邪やご病気のせいか、随分と声がかれていたが、あのシャウトが垣間見れる幸せ。MCや曲間の合図、歌唱・・・あまりの自由っぷりがツボにはまってしまった。
そして、途中で気づいたのだが、キーボードはなんと矢野誠!!。伝説のアレンジャーである。矢野顕子の最初の旦那さんですね。あたりまえだけどメチャメチャうまかったです。天才的演奏を間近で見れる、これは夢か現か?。

後半に早くも、鈴木茂登場!!。
しかも!!「びんぼう」「12月の雨の日」。
これを茂のギターと布谷さんの歌で聴けるとは。しかもwith矢野誠。すごいことだ、これは。しかも30人足らずの客しかいない。ある意味シークレットギグ。大体ここは札幌の白石だよ!?。
こういう夢を昔見たことがあるような気がする。ちゃっかりサインまでもらえてワーイ!とか思ってると朝目が覚めているという。しかし夢じゃないんだな!これが!!。

12月の雨の日でのギターがあまりにそのままなので大感動しました。布谷さんのびんぼうでの叫び「アーイ!!」も生で聴ける日が来るとは・・・やっぱ夢だったんじゃないのか?。なんか作り話書いているような気になってきた(笑)。


と、卒倒しながら第1部終了。
トイレに行こうと廊下へ出ると、布谷さんと矢野さんが談笑。バンドのメンバーや実行委員の方?もいらっしゃる。なんなんだここは!?(笑)。

第2部がもうすぐという頃、ギター持ったおっさんが調整してるなぁ?・・・PANTAじゃねぇか!!。
ありゃー本人出てきちゃったよ~、みたいな。前にキングクリムゾン見に行ったときもこんな事がありました。開演前にギターの調整をおっさんがやってるな~と思ったらロバート・フリップ先生だったという。。。
今回もそのままステージに入りました。ところが、ワイヤレスマイクの状態が悪く、PANTAが何言っても途中で途切れる。あまりの段取りのグダグダさに場が和む(笑)。

そこで始まったのが、ジョン・レノンのGOD。日本語版になってました。僕はビートルズなんて信じない、という歌詞はどうなるか、と注目してたら、ビートルズのところが頭脳警察に変わっていたようです(あまり聞き取れなかった)。
過激な歌詞で発禁連発という怖いイメージがありましたが、優しげなおっさんで、ウンコネタを連発するところも好感が持てました。


さて、第3部鈴木茂!。
とうとうこの日が来た、という感じでした。意外に冷静に待ってましたが、第1音を聞くと身震いしましたね。


1.スノーエキスプレス
 うぉー!格好いい!!踊るように弾く茂さん。スライドギターの抑制された音量でありながら大迫力のサウンドには圧倒された。

2.さよなら通り3番地
 はっぴぃえんどナンバー。ギターの音色があまりにレコードのまんまだったのでドキドキした。このソロずっとスライドだと思ってたけど違ったんですね。ジョージ・ハリスンも目の前で弾いてくれたらこんな音なんだろうなぁと思いました。

3.100ワットの恋人
 来た!!これですよ、飽きるほど聴いたってのは!。これをわずか3m前で鈴木茂が歌っている。こんな事があって良いのか!?。スライドのソロがまた最高。このコード感がたまらん。ウルッときた。これを12年前の俺に聴かせたかった。

4.8分音符の詩
 これのアレンジをした矢野誠氏がエレピを弾くという贅沢。このライブは大ホールでやるべきだ!と思う。チューニングが気持ち悪いとかで一度やり直してました。

5.ソバカスのある少女
 ボサノバを…というMCを聴いてレディピンクパンサーだと思ったら、そうそう、こっちもありましたね。
この曲もコードチェンジが気持ちいい曲です。

6.氷雨月のスケッチ
 うぉーきたぜ!。はっぴぃえんどにハマっていたときはあまり聴かなかったけど、最近では一番好きかも。大瀧パートを布谷さんが歌う(あんまり聞こえないけど・・・)。事件だ。矢野氏のオルガンもいいですねぇ。ベースの女性の方がまたツボを完璧にコピーしてくれていてこれもとても聞きやすくてよかった。

7.8月の匂い
 この曲は茂が大瀧調に歌う曲ということからか、布谷氏がメインでボーカルを。この曲もBANDWAGON収録ということで耳に細部がこびりついてますがちょっと違ったアレンジになってました。

8.砂の女
 この曲を始める前に短いギターのみのフレーズが入っていて、レイラみたいだなぁと思った。
鈴木茂作品ではこの曲が最も好きです。このイントロをわずか3mの位置で聴けるとは(しつこい)。ほんと、生きてて良かった(笑)。長いエンディングのギターソロも最高。永遠に続いて欲しかった。
これは山下達郎が歌うバージョンをラジオで聴いたのが出会いでした。

9.花いちもんめ
 はっぴぃえんどで鈴木茂が発表した初の曲。初でこれなんだからよく喩えられるジョージ・ハリスンよりすごいです。この曲から感じられる70年代の空気感に18歳の俺は随分と憧れたもんでした。それがそっくりそのまま目の前で再現される。指の動きを間近で見れた。この幸せは筆舌しがたい。

ここから、布谷、PANTAが登場してのアンコール。
Gimme Some Lovin'とコミック雑誌なんかいらない。
そういえば、布谷氏は某シェゲナベイベーのような異様な迫力がありました。
3時間以上に渡るイベントは大盛り上がりの中終了。

そこで主催者からアナウンスが・・・
なんと、サイン会をやるので気軽にどうぞと!!。

こんな事もあろうかと、BANDWAGONの紙ジャケを持ってきていたのです!!。
タッタカタ~と足取りも軽くロビーへ行くとそこには・・・

積んであるCDの前に座っている布谷氏。

あれ・・・
茂さんは…?。

気軽に応じるPANTA氏。
受け入れ態勢完了の布谷氏。

そんなこんなで茂を待つ若者は帰っていった。
ありゃ~茂さんもう帰ってしまったかあ~
と思っているところへ…5分後くらいに茂登場!!。長かった~(ホッ)

BANDWAGONを差し出さねば!
と思ってるとはっぴぃえんど特集の載ってる雑誌を差し出す先客が。それを読み始める茂さん。
やっと俺の番になり、お願いします!とジャケを差し出す。すると前の客がペンを持っていってしまっていたらしく、ペンを探してくれる茂さん「マジックの余ってるのな~い?」と。

ものすごく丁寧に時間をかけてサインをして下さいました。
「今日は全曲聴きたかった曲で最高でした!嬉しかったです、ありがとうございました!」と感想を告げる。
「どうもありがとう」と笑顔で手を差し出してくれる茂さん。大きく暖かく湿った手でした。
直後、震えてしまった。



5年前に小坂忠にインストアライブでサインもらった以来でした。こんなに緊張したのは。あの時は「12月のライブに行きます!流星都市はやられますか?」と言ってしまい「ありがとう、流星都市好きなの?」と聞かれ、「好きです、あのアルバムが発売された年に生まれました」なんて言ったっけか。

とにかく自分が最ものめり込んでいた頃にはこうしたライブは夢の夢と思っていたが、、、少しずつ、鈴木茂がまた昔の曲を歌っている姿をTVで見たり、ライブをやっているなんて話が伝わってきたり、実現するかも知れないとは思っていたけれど、地元札幌で見れるとは…。
夢って意外と突然叶ったりするもんですね。

あとはポール・マッカートニーが自分たちをバックにマニアックな曲ばかりのライブをやるという夢があるのですが・・・(笑)


9年前、札幌のバンドのゲスト出演した細野晴臣を3mの距離で見、5年前小坂忠コンサート(細野・鈴木出演)に来ていた松本隆と近距離ですれ違い(固まってしまいサインもらえませんでした、ロビーで売ってた風街ろまんのLPを買った直後だったため…)、昨日は鈴木茂…あと一人ではっぴぃえんどのメンバー全員見れてしまう!!ここまで来たら叶えてみるか(笑)。

ザ・ビートルズ 最新作 LOVE

2006-11-23 10:17:20 | ビートルズ


昨日ようやく買いました。
手に取るまでは待ち遠しくて何も手に付かない状態ですね。この歳になってもこうなんだから・・・。

発売の前日にレコード屋に行ってみたものの、やはりなかったですね。世界同時発売だもんな~。さすが。

ビートルズ最新作『LOVE』の内容は、当時のプロデューサー、ジョージ・マーティンと息子ジャイルズ・マーティンがビートルズの楽曲を時には楽器単位で切り張りして新しいアレンジにしたり、高音質化したり、といったもので、元々はサルティンバンコやキダム等で有名なパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユがビートルズをテーマにその世界を表現した演目のサウンドトラックとして作られたもの。

今回の発売については随分と賛否両論あるようですが、なんでいろんな意見が出るかといえば、ビートルズ名義で発売されたことが一番大きな問題だったのは瞭然。作業をしたのはマーティン親子だ、ということで。

「ビートルズ」の最新作、として発売されたことに随分と反発されているのがネット上で目に付いた。
そういうことを書く人はオリジナルアルバムとして数えられることに対して反発しているだけだと思うんだけど、作品自体をもけなしちゃってるんだよね。発売前に水をかけるような感じで。
でも、ライブアットBBCやアンソロジー、イエローサブマリン・ソングトラック、レット・イット・ビー…ネイキッドをオリジナルアルバムだ、なんて思ってる人はいないわけだし、LOVEもビートルズ名義で出たとしてもそれと一緒だと思う。LOVEのジャケットからして、もうビートルズのシルエットがシンボルマークになってしまってる。もう存在してないんですよ。
曲をツギハギにしてアレンジを変えてるじゃないか、という意見もあるかもしれないが、元々の音を演奏してるのはビートルズだし、アレンジに力を貸していたのもジョージ・マーティンですからね。
ビートルズはもう現存してないんだからその時点でオリジナルアルバムはありえない。全て蛇足、オマケに過ぎない、という認識の元に’最新作’は歓迎します。

アップルが金儲け主義という意見も、そりゃそうなわけで、飛躍っていうか言い過ぎっていうか…。前向きにサービス精神ととっておきたい。作品の厳重に管理、慎重な新作発表をしている姿勢は俺にはOK。今作は随分とまた大胆なことをしたもんだ、とは思ったものの、大歓迎。


ということで前置きが長くなったが、昨日通してDVDを5.1サラウンドで聴いたところ、音の綺麗さにド肝を抜かれた。曲目を見ないで聞いてみたら、結構ビックリする瞬間が多いです。

また、ジョージの作品が際だっていた。かねてからジョージ・マーティンがジョージ・ハリスンの作品を軽視しすぎたと言っていたことや、もともとこの企画はジョージとシルク・ドゥ・ソレイユの親交から始まったので自然なのかもしれない。サムシングが良かった。

また、イエスタディとストロベリー・フィールズ・フォーエバーが続く曲順、これがかなりグッと来ます。
なぜビートルズを好きになったか、を思い出させてくれました。
でもストロベリー・フィールズの繋ぎはちょっと不自然なような気が…。

他にもちょっと強引かな、という箇所もありながら、全体的にはビートルズの存在自体を表現しているように思えた。反面、ビートルズはもういないということを表現しているアルバムとも思った。
ビートルズの各曲から粉を取り出してごちゃ混ぜにして、火薬にして打ち上げたら綺麗な花火になりました、みたいな。
いい作品だと思いますよ。


ちなみに同時にポール・マッカートニーの最新DVD、ライヴ・イン・ザ・US 2005~THE SPACE WITH IN US~も購入。こんな日は良いないです。そして今日から4連休。聴き倒します!。



研修

2006-11-16 19:23:02 | 日常
今週は火から金まで仕事の研修です。
それでずっと札幌にいるのでコンスタントに日記を更新しているわけです。
自分の部屋に帰れるのはいいですね。ネットやったり寝心地のいいベッドにゴロゴロしながらステレオで音楽を聴ける。この当たり前のことがいつもは週末しかできないので。

研修では自分の最も弱いところを学び直せる機会なのでよかった。と結構気合い入れて始まったのだが、1日中座って話を聞くのも今日3日目から集中力が途切れはじめた。教室の換気も悪く最後の方は吐き気がするほど具合が悪くなる。なんでだろう?。

今日ちょうど帰る頃、札幌では雨が雪に変わりベチョベチョになった。
暑くてモワモワした空気の薄い部屋から出ると今度は激寒。こんな中歩いて帰りました。風邪ひくわ!。
この研修所はうちからのアクセスが最悪の場所にある。
地下鉄で行って最寄り駅から歩くのと、直接歩きのみで行くのでは、歩きの方が早い、と書けばおわかりいただけるかも。歩いても45分ほどなんですけどね。
せっかくの機会だからと歩いてるんですが、具合最悪で歩くので着く頃には息が切れたりしてます。前はこんな事なかったのに。怖いですね。体の衰えを感じます。

いよいよもう冬ですね。


働くおっさん劇場、今夜です。ビデオのセット忘れずに(笑)。0:45~1:08
関東では火曜なんですね。