Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

傑作 DODECAGON

2006-10-29 18:49:02 | キリンジ
10/24の日記でも書きましたが、キリンジのニューアルバム「DODECAGON」の良さを改めて。
アルバム全体素晴らしいです。

いい曲が多い。名曲とか代表曲と呼べそうな曲が入っているので安心して人に勧められる。
冒頭のGolden harvestはやはり凄い曲。曲聴いて死ぬ、と思ったのは初めてだ(笑)、イヤ、ほんとにショック死するかと思った。魂を持って行かれそうになる。2曲目の自棄っぱちオプティミスト、これも流れるような自然な展開が心地よい。いい曲の見本。前回の感想ではスティーリー・ダンと書いたが、スティービー・ワンダー好きな人もこれはいけるでしょう。
それと、Love is on line。これはスタンダードナンバーに要求されるわかりやすさとそれを超えるひねりのきいた超名曲。21世紀のスタンダード。キリンジの名曲Drifterと系統が近いがこっちもかなり好きだ。
久々に何度も聴けるアルバムが出たと思う。

同日発売されたサディスティック・ミカ・バンドの新譜も購入。こちらはまぁまぁって感じか。まだ1回しか聴いてません。バンドのノリは良い。




レコーディング

2006-10-29 18:34:04 | 音楽
大学時代からの友人、神尾とレコーディングをした。
本格的機材のある彼の個人スタジオで作業。

これまでも6年前と3年前に1回ずつやったのだが、今回もその時と同じく歌のみと思いきや、ドラム以外の楽器もやることに。気軽に難しい曲を選んでしまったことを後悔・・・
ギターのカッティングをワンテイクで終えホッとしたのも束の間、肝心のベースがいけてなかった。。。
まぁでも他の楽器も重ねていくとそんなに目立たないというか、それなりにいい感じになってました。一人バンドとは一線を画する出来。おもろい。
かなり楽しかったのでまた間をおかずにやりたい。
MIXをしてもらってますが音源が届き次第大公開します。



DODECAGON by Kirinji

2006-10-26 23:55:01 | キリンジ

本日キリンジのニューアルバム、DODECAGONを入手しました!!!!!!!!!!!!

オリジナルアルバムとしては実に3年ぶり。2003年のFor Beautiful Human Life以来。
04年に前年の武道館ライブCD・DVD(東芝)とベスト盤(ワーナー)、新曲のシングル2枚が出た後に東芝EMIから突如移籍。東芝のプロモーションはなかなか力が入っており、CCCDも回避するなど、キリンジ愛に溢れたスタッフが担当していたと思われ、シングルも力作だったのでアルバムも期待できた。それだけに、移籍はショッキングだった。あの移籍で明らかにブレイク時期を外した。いまだに悔やまれる

あの後のツアーがまた良かったんだ・・・あの内容で武道館やればよいものをライブハウス回って終わったんだよな~。あの頃のキリンジはどうも不可解だ。

その後、コロムビアへ移籍。アルバム制作かと思いきや、なんと泰行のソロが発表された。ほどなく高樹ソロも発表。この2人が冨田恵一から離れ、セルフプロデュースをやるというのは02年にもOMNIBUSというアルバムでやっていたので、なんとなく目新しさがないなぁと思ったが、年に2枚分の新曲が放たれることになることは素直に喜んだ。でも片方ずつ聴くとなんか物足りないんだよな~。
あれだけ好きな高樹曲もそれだけだとこってりしすぎというか、かえって泰行ソロの方が聞きやすかった。やはりキリンジのポップさはこの人が担っているのだろう。とはいえ高樹楽曲がキリンジに深さを与えていることも確か。高樹の『Home Ground』収録のSoft Focusはこれまでの切り花、嫉妬のような坂本龍一風耽美路線の最高峰。

とはいえ両方の個性が混ざり合って楽曲を作る方がいいだろうと、そのことをこのソロ活動は証明したと思う。この年にはそれぞれライブ活動も行うが、年末にはキリンジとして合体、COUNTDOWNJAPANFESで一夜限りのライブを行う。そこでは高樹のソロアルバムに収録された「絶交」が泰行のヴォーカルで披露された。そっちの方が良かったという。つまりこういうことだろう。
そもそもそれぞれのソロアルバムの楽曲の水準はキリンジのより低い。アレンジも冨田恵一参加の時よりも悪い意味でシンプル。
04年にアルバムが発表されなかったのは契約のゴタゴタの他に、単純にいい曲が出来なかったからではないだろうか。と、今になって思う。

と、辛口に前作以降のキリンジの活動について書きましたが、やっぱり2人揃うといいアルバム作るなぁ!と新作DODECAGONを聴いて思った。溢れ出るメロディと程良くアイディアの見えるアレンジ。このバランスはなかなかないね。キリンジならではのクオリティの高さを保ちながらちゃんと前作までとの違いが見えるアルバムになっている。これだからやめられまへん。

今日3回目を聴いてますが、すぐに全貌が見えないところがいい。飽きずに聴けることだろう。
1曲目から3曲目から珠玉の高樹ソングが続くのもこれまでにない展開。それぞれの曲の配置とかよりもアルバムのバランスを考えた結果?。1曲目のGolden Harvestの凄まじさ!。高樹の過去のどの曲よりも変態的な始まり方だ。このメロとコード展開は凄すぎる。曲聴いてこんなに鳥肌立ったことないかも。中島美嘉の「火の鳥」(編曲・冨田ラボ)の転調を始めて聴いた時よりも。
2曲目もまた・・・これは、スティーリー・ダンのような・・・というのは簡単だけどやるのは凄く難しいんだよね~という具合でとんでもなく期待通り。ソロアルバムを聴いて感じた不穏な空気は、ない。

前作から続いて発売されたと言っても違和感のない出来。しかし、各ソロ活動を通過しなければ決して出来なかっただろうということも感じる。何せ、全てこの2人の共同編曲。いいところが混ざり合ってキリンジになってるところがよい。かなりエレクトロニクスが強調されたような印象を受けるが、それがなんだ、と思う。曲にあったアレンジが成されていればそれでよいのだ。

とにかく気に入った、そして、安心した。
今日の所はこんなトコです


もろもろ

2006-10-23 00:13:53 | 日常
21日のライブ無事終了しました。
今回もいろんな人に来ていただき、嬉しかったです。初めての方や何度も来ていただいている方、ありがとうございました。

ライブ自体は今年一番まとまりがあったような気がする。今回はリハの時に客席で聞こえる出音もチェックしたのですが、聴いて良かった。前回はベース音があまり聞こえてなかったようだが、音量を上げたり調節してもらった。後でビデオをチェックしたらまだ各楽器の音量のバランスは悪かったが、以前と比べれば格段に良かった。
演奏も自分としてはベストを尽くせた(ブラックアウトはかなり間違ったけど・・・)。

セットリスト
1.やっつけ仕事
2.ギャンブル
3.同じ夜
4.雪国
5.歌舞伎
6.ブラックアウト
7.お祭騒ぎ

前半は絶頂集Disc1全曲、後半は大人の後半、とお祭騒ぎ。俺が希望した雪国、これをやったバンドはなかなかいないのでは?。ピアノをコピーした美帆つんえらい!。この曲はプログレッシブロックをやってるようなところがとても好きだ。歌舞伎とのつなぎはディレイをかけてウニョウニョした音を出したが、歌舞伎に向けてドラムソロまでの間、4弦を半音下げる必要性に当日気づきこっちに気を取られ、あまり大胆にウニョウニョ音を出せずじまいだった。誰も気にしないだろうが今回これはこだわりだったのだ(笑)。
あとお祭騒ぎはドラムとの絡みに神経を集中させないと弾けないのだが、なかなか良かったのではないだろうか。とても楽しかった。

ということで、この2ヶ月ほどの成果ということで、やり遂げた満足感が大きい。


来週は他流試合第1弾として月形でレコーディングします。歌のほか、ギター、ベースなどもやることになり若干不安だがやるだけのことをやるしかない。歌は体調を整えないときつい。音源は出来上がったら当ページでアップします。


ということで、今日は久々にギター2本の弦替えをした。久々に変えたが新品の弦はいいですね、今更ながら。最近よく弾くテレキャスは磨いたら新品みたいになった。レスポールは使い込んでるのでそこそこ。

久々にエフェクターも出して最近覚えたZAZENBOYSのコードをコーラスで歪めて弾いたらそれっぽくなった。一人バンドの新たな展開も構想しているので、そう遠くない時期に動き出そう。単純に好きな曲を使って格好いいサウンドを作ろうと。しばらく忘れていたが柔軟に音を出す行為はかなり楽しいと思う。ギターを好き勝手に弾いて思った。
音楽作りの構想は楽しいなぁ。



札幌事変のライブ 10/21(土)です。

2006-10-15 23:38:07 | ライブ
ここで宣伝です。
札幌事変の今年4回目になるライブがいよいよ来週末10/21(土)に開催されます。
一応あと1回くらいはやりたいですが、もしかしたら来年まで見れないかも・・・な~んて。
本日最終練習を終えました。

場所はSUSUKINO810 中島公園より徒歩3分くらい、ZeppSapporoの真向かい。サウンドビル地下1階です。
イベント名はグダグダナイト。
開場時間午後6時半、開演午後7時。今回はなんかオープニングSEを流してもらおうかな。
チケットは前売り500円。当日1,500円
トップぺージ ←ここにある「メール」をクリックしていただき、連絡いただいた人は当日でも500円になります。


いつものメンバーは言わずもがな、期待のプレイをきっちり見せてくれますが、今回で2回目になる浜ちゃんのドラムは凄い!。変幻自在のリズム。あのリズムは気持ちよすぎる。俺はこれが一番楽しみです。金払ってでも聴きたいくらい!。俺は払わなくても聴けるけどね(笑)。

ということで聴き所満載の札幌事変のライブ、札幌に来れる人は是非ともお越しを!。
個人的には実家の引っ越しなんですけどね・・・えぇ、ヘトヘトですよ、きっと。がんばりますけどね。