Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

ひとりごと

2009-09-19 08:58:07 | 日常
昨日は久々に遅くまで残業した。
作業していてほんと先行き不安になった。政権交代によって多くの人々の職が奪われてしまう。わかっていながら右へ左へ急ハンドルを切ってしまうこの世の中。俺もいつまで今の仕事をしていられるんだかね…。もう上の世代に任せていてはダメだ、と思う。

生活に不満があれば大いに政治の批判をして下さい。こんなんでうまく国・国民生活が機能するんだろうか。時代に合わせて変えていくこと自体は悪いとは思わないけど、急に変えてしまうことはグルグルかき回して混乱させるだけだと思うのだが。カーブで急ハンドルしたら事故るじゃん。改革≒急ハンドルだと思うよ。


さて、、、

今年バンド(CANNONBALL)が順調に活動して来て、夏のライブラッシュも一段落つき、久々にゆっくり振り返ることが出来ます。この2年、なかなか目を離せない状態でもあり(維持面で)、頭のどこかの部分では常にバンドのことを考えてたんですが、ようやく手放しでも安定した形になってます。信頼感から、放って置いても型くずれしないのが理想なんで、良い状態になったなと。

常々言ってますが、このバンドは俺という人間が終わるまで続けようと思っていて、俺にとって最大にして最後のバンドになるじゃないかな。今後新しくバンドはやったとしても、最後までやるのはこのバンドだろうと。もう家みたいなもんです。

んで、次の目標は冬シリーズ。早ければ晩秋。
これまでやむを得ずそうしてきた部分はあるけど、民生のソロと、ユニコーンの曲は分けてライブをやりたいなと。混ぜるのってなんか軽薄な感じがするんだよな~。異物を混入し合ってるみたいな感じもするしね。据わりが悪くなる。民生がソロでもやってたユニコーンは入れてもOK、ユニコーン中心のセトリに民生ソロを入れるのはちょっと…みたいな。本人達がやりたくないことはなるべくやりたくないんで。
でも、ある程度レパートリーがたまればそれも可能になるかと。あとユニコーンが聴けるかどうかは鍵盤次第ってことで、鍵盤にエールを!!。
分けることで同じようなライブにならないし、いろんなカラーを楽しめると思うんだ。ユニコーンNight、民生Nightみたいに2度楽しめる感じがするし。

あと、もうある程度やってきたから、前半みんな知ってる曲で引きつけて、ゆっくり目の曲は中盤、後半ノリノリで盛り上げる、なんて形にとらわれるのはもういいかな。形を決めたら曲が違っても毎回同じになっちゃうし。「形」を制約にしてしまったらつまらない。やる方も聴く方も飽きるんじゃないかな。あ~定番の流れか、みたいな。
有名曲しかやらない日でも良いし、知ってる人しか知らないけど良い曲(単にマイナーという意味じゃなく、通好み)ばかりという日があっても良いと思う。初めから最後までノリノリという日があっても良いし、暗い曲ばかりという日があっても良いんじゃないかと思う。テーマは制約にはならないと思うし。
大事なのは聞き終わった後にお客さんにある感情を沸かせること。「全曲ノリノリで疲れたけど盛り上がって楽しかったわ~」でも「今日のCANNONBALL暗いな~、でも重厚でかっこいい演奏だったな。次はどんな感じなんだろう」でも、何かしら印象を心に残せたら嬉しい。
盛り上がらない構成でやっても盛り上がってしまうまでいったらすげぇよな。自信を持ってやればいつか出来ないことも無いと思う。
そんなことをやった上で、定番の流れの日もあったら、感激もひとしおなんじゃないでしょうか。
個人的には7月のライブの流れが気持ちよかった。

また、コピバンなので、本人達の現在の活動にリンクしていたい。例えば、今のライブを追体験できるというような。また、ユニコーンのいついつのライブの流れを再現、とか、今の民生ならこういうセットリストを組む、という。
自分が他のバンドを見に行くとして、時間をかけて足を運んで金を払ってまで見に行きたいと思えるような内容のライブをしたいです。

もうだいぶやってきて安定してきたので、色んなことをやってみたい段階かな~。
誰の意見も聞かずに自分のやりたいことだけを書けばこんな感じです。以上、独り言でした。



ビートルズ祭2 THE BEATLES BOX(Stereo) 購入

2009-09-14 21:14:51 | ビートルズ
今住んでいる田舎町では、全くもってビートルズリマスター祭りとは縁遠い感じであります。
よって、先週末、札幌まで日帰りビートルズBOX購入の旅に出ました。

この田舎町でも予約をすれば買えないことはないと思うんだが、やはり大型CD店でコーナーを展開している場に行くのが好きだ。やはり物を持ってレジに並ぶのが最も嬉しい瞬間。

思った通り、コーナーが作られていた。札幌のタワレコPIVOT店では、BOXコーナーとばら売りコーナーが出来ていた。先日通販で購入したMONOボックスがまだあった。
あれから数日モノラル盤を聴いた感想だが、時代の空気が非常に反映されていて、ちょっと古くさい感じがした。確かに当時の最先端という感じがする。同時代の作品をCDで聴いてかつて思ったことと同じだが、ちょっとエフェクトにしてもやりすぎ感がある。なので、このモノラルミックスを基本とした再発でなく、87年初CD化したものを基本にリマスターをしていったのは正解と思うが…。
今回初期4作品をモノラルからステレオを基本にしたのはいかがなものかと思った。明らかに失敗と思われる部分がそのまま基本のものとして作品化されているのだ。

それを除けば、MONOボックスを限定版、いわゆるコレクターズアイテムとしてリリースするのもうなずける。
が、このモノラル盤、オーディオ的にもかなりレベルが高い。ステレオにこだわらなくとも最高級の音で楽しめる。
ステレオ盤のBOXを購入したものの、モノ盤ばかり聴いてました。

今日になってステレオ盤のみがリリースされた、アビイ・ロード、レット・イット・ビーを聴いてますが、音が非常に生々しく生まれ変わってます。
ベースの音、ドラムのタム・スネア・バスドラ等、情報量が格段と増え、生で聞く音にさらに近づいたと思う。

レット・イット・ビーは既に録音されたものを部外者がリ・プロデュース、オーバーダビングを重ねたことから、幕の掛かったようなフレッシュ感のない、刺身に対して茹でた生もの、のような感じでしたが、今回のリマスターで幕を剥がし、ソリッドなサウンドに生まれ変わってます。

ステレオボックスも捨てがたい。
アビイ・ロードの生々しさが特にすごい。ベースの音が輪郭まではっきりしてて全然違う。I Want Youのシンセノイズ、Sun Kingのドラムサウンドも素晴らしい。
I Want Youの後半で、ジョンがイェ~!!って言った後に思いっきりブチっと入っているノイズや、The Long And Winding Road全編に入っていたマイクが拾ったノイズが綺麗に消えているのがわかった。あれはあれで曲の一部だったんだけどなぁ(笑)。


お店では便乗で発売された本もズラッと並べてあるのが壮観。今回は内容をきっちりチェックし、厳選した数冊を購入。もう既に知ってる内容ばかり並べられても、と言いたくなるものも中にはあるので。思うに初心者向けの本はもう作らなくても良いんじゃないだろうか。明らかに初心者向けガイド丸出しの本を最もマニアックでなくてはならないファンクラブが制作していて情けなくなった。あれ、本当に売れるんだろうか?(何とは言わないけど)。
87年以降のビートルズ商品についての詳しい解説の載ったDIG、全アルバムの解説・今回のリマスターに関して丸々1冊特集しているCROSSBEAT、ビートルズ・各メンバーの全ソロアルバムを解説したレココレ増刊号The Beatles CD Guide、そして、ビートルズの全レコーディングを日記形式でつづる名著の改訂版The Complete BEATLES Recording Sessionsの4冊を今回は購入した。
レココレ10月号も内容はともかく恐らく買うでしょう。なにせ、ビートルズ祭りですからね。こんなに財布と相談しない買い物もないな・・・。重いのは重いけど考えないようにしてます。けどビートルズに7万5000円払うことに全く悩まないのも事実だ(怖い)。

19年前の9月、ジョンの4枚組ボックス、11月にポールの2枚組ライブCD発売というのも結構効いたのを覚えてます。中学生には相当な出費でした。今回のは重さ的にはそれに匹敵する。
あと、このBOXセット、物の重量的に非常に重いです。単位は㎏です。タワレコではでかい袋の取っ手にプチプチを巻いてくれました。でないと、ちぎれるだろう。というくらい重かった。書籍も入っているからなおさら。
これで両方のボックスを同時に購入した日にはもう目も当てられない。恐らく取っ手がちぎれたり袋の底が抜けたなんて人もこの広い世の中だから全くいないことはないだろう。

というのは冗談だけど、両ボックスを同時に購入しなかったのは良かったと思う。手にした時、2度とも同じような興奮を味わえたからだ。
あと、ステレオボックスのCD袋を1枚ずつ破るのが大変だったな。
全アルバム、ほとんど1回ずつしか聴けてません。ラバーソウル~ホワイトアルバムまでのステレオ盤は未聴。ラバー・ソウル(モノ盤収録の65年ステレオミックスは聴いた)とリボルバーは開封すら出来ておりません。。。とにかく凄いボリュームだ。

だが、ドップリっす。






ビートルズ祭 THE BEATLES IN MONO到着

2009-09-10 20:27:27 | ビートルズ
昨日全世界同時発売のビートルズリマスター盤。朝から晩までニュースで取り上げられていました。また、先週末にはおそらく各CDに付いている付属映像そのままであろう番組もNHKで放送されました。明日の深夜、その完全版が放送されるので興味のある方は是非。

ということで、品薄と噂のザ・ビートルズ MONO BOXを確実に入手するために、通販で注文したところ今日届きました。さすが日本制作だからか、発売日前日の一昨日発送されました。
ステレオボックスの方はポイント3倍になるコインのあるタワレコで買うことに決めてます。一体何ポイント付くんだろうか、本来ならMONOBOXも合わせて買うと凄いポイントになるのんだけど、万が一ということがあっても困るので確実な方をとりました。
最近は不景気のせいで、プレス枚数が本当に少ない。うっかりしていると品が消えるのが以前よりも早い。

順序的にはマニアックな聴き方になってしまいましたが、これで良いのかも。俺はマニアだから。
それにしても音がとてもいい。
モノラル盤をCD化したものは、かつては目も当てられない代物だったが、ついに技術もここまで来たかと。アナログ盤が持つ立体感・メリハリあるサウンドが空気を伝わって出てくる感じを味わえます。

モノラルの良さは、ビーチ・ボーイズのものである程度知っていましたが、最高の技術を時間をかけて用いた今回のビートルズリマスタープロジェクトのものはまた、、、驚異的です。


デビューアルバム、プリーズ・プリーズ・ミーから聴いたものの、モノラルで聴かなきゃ意味が無い的なコメントがプロデューサー・ジョージ・マーティンから直々に出されたサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドを我慢できずに聴いてます。
これが正調サージェントペパーズなのか。確かに音が違うが長年ステレオCDを聞き慣れた耳にはちょっと違和感があるような気が。回転数が違う曲まである。でもこれ、20年ほど前にアナログ盤を持っている友達の家で聴いた、と思いだした。あれはモノラル盤だった。
ステレオ盤(従来店頭に置いていたステレオCD)に無い音まで入っている。ポールがライブで歌うサージェントペパー(リプライズ)の終わりのアドリブボーカルがモノラル盤には入っている。


とにかく、ステレオとは別個にミックスして、しかもモノラルの方が本流で枚数出るので気合い入れてミックスしていたと聴けばこちらを聴かないわけには行くまい。ステレオは手抜き、とまでは言わないけど少なくともメインの商品だったわけではないわけだから(とは言っても、87年から22年間はこちらの音が公式商品でした)。
聴いてみたら確かに別物でした。

ところで、俺はよほどの理由がない限り、ビートルズ関連の商品は日本盤を手にすることにしています。
帯や解説がないと寂しい、というのがメインの理由ですが、何でだろう、ものを手にした時にワクワクするんですよ。未だに初めてCD店でビートルズのCDを買った時のワクワク感を思い出します。

うちのCDの解説書には黄色いシミがたくさん付いている。ビートルズにハマって半年後、中2の冬休み、居間のこたつに入ってミカンを食べながら解説書を読み、毎日ビートルズばっかり聴いていたので。
バック・イン・ザ・USSR、なんて格好いいんだろうと。
その頃(80年代末)のバンドブームとパンクが死ぬほど嫌いだったな。エコーの効いた安い音と、オーオー!みたいなアホっぽい独唱コーラスを聴いてると殺意すら抱いた(笑)。ハモらないものはコーラスじゃない、と!。
ビートルズは暗いとか古いとかいう先入観が若者の間で横行する風潮があって、なんでこんなにカッコイイものを分かってくれないんだ、と鬱屈した感じと、俺は分かっているという優越感を同時に抱きながら過ごした思春期でした。嫌なガキだな。
あの時代に流行った日本のバンドものを聴くと懐かしい反面、屈折した何かも思い出してしまいます。

90年代に入って古いサウンドが持て囃されるようになり、やがてビートルズのベスト盤・赤盤青盤が話題になり、若い世代の間でちょっとしたブームになったような時期もあったと思います。白盤(ホワイトアルバム)を聴かずに何がファンだ!。と思ってましたけど(笑)。その頃には既に人にビートルズを奨めることを諦めていたのでどうでもよかった。
しばらくすると自然にビートルズのサウンドは日本のロック・ポップスの売れ筋に溶け込んでいった。普通に日常の耳にするようになってからビートルズをあまり聴かなくなり、ポール・マッカートニーのソロの方が面白く感じられるようになった。


初めてビートルズのCDを買ってから21年も経ち、何年もかけて揃えたCDも、今では一辺に手に入れられる歳になった。
思い起こすと暗い少年時代だったんだなぁ(笑)。







090829 CANNONBALL live No.11

2009-09-02 20:58:13 | ライブ
通算11回目のライブ、琴似のライブバーBURNにて終えました。
今回はライブ中にぎっくり腰に襲われましたね。。。ビデオにその瞬間がバッチリ映っていました。
全体的になかなかの熱演だったと思います。
今回はわざとアルコールを相当入れてやってみたため、痛みを感じず最後まで変わらないパフォーマンスが出来ましたが(笑)。

腰がフラフラの状態では今週の仕事を考えると何かと支障があるため、2日後、激痛整体へ行ってきました。もうあんな思いはしたくないくらいに痛かったです。あの痛みはなんと表現したらよいだろうか。一度行って痛みを味わえば、2度もあの治療院へ行った俺を尊敬することうけあいです。
おかげでもう何とも無しです。まさにゴッドハンド。

ライブは今月はお休みして、来月から年末にかけてのライブのためにネタをためます。
またよろしくお願いします。

SETLIST
1.ギブミークッキー
2.スターな男
3.夕陽ヶ丘のサンセット
4.恋のかけら
5.WAO!
6.イージュー☆ライダー
7.HELLO
アンコール.服部

※ぎっくり腰は恋のかけら演奏中に起こりました。

今回はHELLOが初お目見え。実は秋以降のライブのリハを先行して始めていたため、そこで練習した曲のうちHELLOをやってみました。

ボーカルという立場での感想は、酒が入って良い面とまずい面があったけど概ね良かったんじゃないですかね。酒が入ってない時の課題がクリア出来てたので上々かと。毎回、前回の課題を潰していかなきゃ意味がないんで。

歌はもちろん正しいピッチで歌えて当たり前じゃないといけないですが、最近の目標はそれプラス、ライブで民生が多めに放つイエー!!とかオー!!とか雄叫び。
あれのキーがめっぽう高い。意識して多めに放ってますが、自分の中ではほとんど失敗です。そこをコピーしてこそ、真のボーカルパート制覇だと思ってます。
これからも精進していきますので、皆さん、またぜひいらして下さい。