Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

Paul McCartney 最新ツアーセットリストの衝撃!!

2010-03-30 20:03:01 | 音楽
ポール・マッカートニーが今年もツアーを開始した。
3月から6月にかけてアメリカ、アイルランド、英国と回る。

今回のツアータイトルはUp And Coming Tour



文字体がビートルズのと一緒なのでまたビートルズ満載のセットリストを予想しながらも、なんか攻めモード?みたいな雰囲気もあり、昨年末のツアーでもウイングス時代のツアー以来30年ぶりにワンダフルクリスマスタイムが演奏されたり、毎度衝撃の新レパートリーが増えてきたので少し期待していた。Coming Upを想像させるツアータイトルなので、80年前後の曲が入っていればすごいなとも思ったけど、無理でしょう(笑)。ならばオープニングにComing Upを持ってきてくれてもいいぐらいのささやかな期待でした。
ネット上でもウイングス~ソロ曲のリクエストの動きがあったしウクライナではシングルカットもベスト盤収録もされていないMrs.Vandeviltが初演。それより以前にも、Too Many Peopleに度肝を抜かれたこともあった。うれしさとともにも不思議さもあったりして。。。
まぁ、当時ライブ演奏されていないものもいいが、ウイングスでしかライブ演奏されてこなかった曲もやってほしいと思っていたところ、、、なんと、世界中のファンが待ち望み、そして、絶句するセットリストで初日のライブを行ったのだった。
ポール・マッカートニーの50年近いキャリアの中でも最強と言えるオープニングがついに復活したのだ!!。


2010年3月28日 アメリカ アリゾナ フェニックス公演
Venus And Mars ~ Rock Show~ Jet
All My Loving
Got To Get You Into My Life
Highway
Let Me Roll It ~ Foxy Lady
The Long And Winding Road
Nineteen Hundred And Eighty Five
(I Want To) Come Home
My Love
I'm Looking Through You
Every Night
Two Of Us
Blackbird
Here Today
Dance Tonight
Mrs. Vandebilt
Eleanor Rigby
Something
Letting Go
Sing The Changes
Band On The Run
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Back In The U.S.S.R.
I've Got A Feeling
Paperback Writer
A Day In The Life ~ Give Peace A Chance
Let It Be
Live And Let Die
Hey Jude

Encore 1
Day Tripper
Lady Madonna
Get back

Encore 2
Yesterday
Helter Skelter
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (reprise)~ The End


なんとまぁ、すごい曲が加わったこと。
新しいレパートリーは4曲だけなんだけど、いずれもインパクトで言うと、最強の部類。
いずれも通好み。ライトファンにはなにがなんだかさっぱり分からない曲ですが、世界中からファンが集まるコンサートなので、筋金が入りまくってるんだからこのくらいやってくれても全然OKなんですよ。
ポールもようやくやってくれた。
このセットリストを見てると、この日のためにポールは2002年からずっとツアーを続けてきたんじゃないかとまで思ってしまう。
某サイトでこのセットリストを見た瞬間、ウソだろう、と思った。


1曲目Venus&Mars~Rock Showは75~76年のウイングスワールドツアー以来。
このオープニングを夢見た人はどれぐらいいるのだろう(ポールのオリジナルアルバムを2枚以上持っている人間の99%ぐらいはいるのではないかと・・・)。
これぞポールのライブキャリア上最強のオープニング。ただし、RockShowがさわりのみでバッサリと切られているのは賛否両論呼びそう(笑)。
ただ、フル尺で10分のこのメドレーは67歳にはきついと思われる。俺なら歌ってる途中に死んじゃう。
ちなみに2番目に強力なオープニングは89~90年のFigure Of Eight~Jetでしょう。

そして、1985。
これは、ポールのソロで最も売れたのではないかと思われるBand On The Runに入ってます。
ポールはライブで演奏されるウイングス~ソロ曲は、たまに演奏されるレア曲もアルバムの売り上げで選んでいるんじゃないかと見てましたが、確信しました。
この曲の再現度の素晴らしさ。これは取り上げて大正解。歌がまた73年当時に近いのだ。こういうキーが割と低めの歌いやすいソロ曲をどんどん取り上げてほしい。
ちなみに、発表された時は未来を歌った曲で、アレンジもSF調だけど、25年も前の西暦になってしまいました。

I'm Looking Through Youはビートルズの中では地味な部類と思われる。今回の新ネタの中でも地味になってしまった。
ポールはビートルズのやりなれない曲を初めて取り上げる時はギターを弾くことが多いが、今回もそう。

で、とどめのLetting Go。
これもウイングスの75~76年ツアー以来。アルバムVenus&Marsから一挙に2曲とりあげるとは一体何があったのだろう!?。
素晴らしい!!。

このウイングスの新レパートリーのおかげで、セットリスト全体の雰囲気まで変わってしまったような気がする。実にいいことだ。
ちなみに、Every Nightもいままでと違い79年のウイングス英国ツアーでのアレンジに近くなったような気がします。


2002年のツアー開始以来、久々にセットリストで興奮いたしました。




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エレクトリック・レディランド

2010-03-26 22:23:42 | 音楽
最近感銘を受けたジミ・ヘンドリックスのエレクトリック・レディランド。
アルバム全体がエネルギーとアイディアに満ちた曲群。1969年はロックがもたらした魔法のような1年ですが、このアルバムからもそれを強く感じます。
特にタイトル曲、このコード進行に弱い。この曲に思い出がないのに、音から風景やある感情が浮かんでくる、そういう曲こそ名曲かと。このベースラインがたまりません。

エレクトリック・レディランド
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このアルバムに収録されている名作
見張り台からずっと
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ディランのカバーにとどまらない曲を最大限に生かしたアレンジ。
パーカッション、アコギをバックに弾きまくる熱いギター。間奏のスライドギターもたまりません。


今日も一日おつかれちゃん。疲れた。。。





最強のこれから

2010-03-25 11:55:09 | 日常
奥田民生ひとりカンタビレが始まりました。
今から10日前ですが、初日が無事終了。ライブレコーディング終了した数時間後にもうmixも終了。配信されました。
私は翌日昼休みにダウンロード(職場と家が近いんで)。
第1段の楽曲は、最強のこれから。

もう何度となく聞いたけど、最高。
決意表明的な1曲です。
去年は2月にユニコーンの新譜で数曲、11月にサントラで1曲新曲と、あとはトリビュートアルバムでのカバーという感じでしたが、今年はツアーが進むとともに楽曲が発表されるという素晴らしい流れ。
初日と2回目は開きますが、2回目以降は果たしてこんなテンポでリリースできるのか?。

この曲、ひとり多重録音なのに、複雑な構成をもちます。
オーソドックスなハードロック的な始まりなんですが。メロトロンが入ったり、後半展開が変わるところが、70’sロック好きにはたまりません。
最強の一曲です。
そしてやはりツアー終了後にはアルバムになるとのこと。dvdも期待。


さて、このところの私はというと。
インド音楽に本格的に傾倒し始めたり(といってもラヴィ・シャンカールのシタールもののみ)、AC/DCを聴き始めたりというはじめてシリーズだったり、蘇える金狼に始まる松田優作フィーバー、ジミヘン新譜によるジミヘン再発見という、故人に学ぶ期間が訪れています。嗜好はもうムチャクチャです。

ということで、特に松田優作の映画のムチャクチャぶりがたまりません。
蘇える金狼も相当破綻したストーリー展開ですが、こちらも伝説的な、野獣死すべしはさらにすごいことになっているという、、、角川映画って先鋭的というか、前衛ありな感じだったのでしょうかね。
ものすごいエネルギーっていうか、前者は風吹ジュン全般とセーフテーレバー、後者はリップ・ヴァン・ウィンクルのくだりと、鹿賀丈史のアフロかつ強烈なあり得ないキャラづくりが衝撃的でした。幼少期に観賞していたら確実にトラウマになるでしょう。

ジミヘンも今まではギターの音がこ汚いと思ってたのですが、新譜およびデジタルリマスター版のサウンドが素晴らしいのと、アルバムを1枚ごとに芸術作品として制作している姿勢に今更気づき漬かり始めました。
エレクトリック・レディランドの素晴らしさったら。俺もエレクトリック・レディランドへ逝きたい・・・。

客観的にみると映画も音楽もドラッギーな作品をシラフで楽しむ的な、そんな感じです。サイケデリック志向の。





生誕35周年記念 ひとりマタタ~ビレ

2010-03-14 23:57:19 | 日常
土曜に35歳になりました。
誕生日メッセージを下さった方々、どうもありがとうございました。
年相応の大人の男的な雰囲気が滲み出るように精進したいと思っています(笑)。

さて、この週末は思い切り休みました。
明日からまた一杯仕事がある。やることだらけなんで忘れないようにしないと。一つ一つ片付けている間に初夏が訪れてそう。。。
飽くなき戦いが明日からまた始まるぜ、という一節で終わる海猫(By奥田民生)という曲がありますが、この曲、就職した次の年くらいに発表された曲だけど、この年も今住んでる街にいて、海が近いからこの曲がぴったりの景色でよく聴いていた。いまだによく聞きます。
この曲を含む数曲をスタジオでやってきました。せっかくの休みだからスタジオで思う存分やりたかった曲で遊びたいという単純な動機。
一人ではできないこともあるけど、一人でしかできないこともある。そんな曲をやるために今年は一人ライブを目論んでてちょこちょこ準備していたものの、なかなかスタジオで音を出す時間もなく、ようやくやってみました。
詳しいことはまだ書きませんが、下で聴ける音を聞けば何をやろうとしているかわかると思います。これはごく一部なんですけどもね。

そこに熱狂はないけれど音で心地よくなれる空間を作れればと思います。そのためのリハなんだけど、正直弾き語りをなめてたぜ。CANNONNBALLを始めるときに一人でスタジオでシミュレーションをしたけど、あのときも単なる遊びではなかった。今回はそれ以上の難しさを感じた。


そんな格闘の記録はこちら↓

ひとりマタタ~ビレ

海猫
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流星とバラード
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散歩道
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音沙汰(謝罪系)

2010-03-11 01:25:00 | 日常
このところ、仕事、最低限の休息と睡眠を繰り返す毎日ですが、ここ数日は食事時間や寝る暇も侵食されてきました。トイレ行く時間もないです。ハハハ。

人は減ってるのに仕事は増えているということと、上の見通しの甘さで、今や、俺と俺の親愛なる係員は最高のコストパフォーマンスを誇っています。おはようからおやすみまで18時間労働。
これ以上は明日に差し支えるので勘弁ですが。


ということで、メール送ったけど、返事が来ないなあ、と思っている方、数名おられると思いますが、しばし待たれよ。

寝る間際に聞くインド音楽だけが心の安らぎです。