Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

土器麻子~ VOICE~WORKS BEST~

2009-08-27 21:58:35 | 音楽
土岐麻子のVOICE~WORKS BEST~を購入。
土岐麻子は声という最大のセールスポイントを持った歌手だ。
と書くと、歌手なんだから当たり前だろうと言われそうですが、特徴的な声を持ったまさに歌手になるべく人。



自分で作曲はしないので提供曲を歌うのがメインの活動だが、声がセールスポイントの人なので、様々なアーティストに呼ばれ、歌う。これがコーラスという範疇を超えてほぼメインで歌う機会が多い。また、CMソングもナレーションと共にこなしたり。
今回のCDはそんなゲスト参加の楽曲を中心に集めたコンピレーション。これは嬉しい。これに収められなかった曲も相当あってまたクオリティが高い。
中塚武(どうしても塚地武雅が思い浮かぶ…)のYOUR VOICE、くるりのさよならリグレットはそれぞれ表記は各アーティストのものだが、前者はメイン、後者は半分以上歌っている。

このCDにはつなぎのミニコントがあって、普通に喋る声も楽しめる。
まさに、VOICEというタイトルがぴったり。
簿記、土器、誤字、路地、逗子、拒否、阻止、女子、ドジ、という言葉が随所に出てくる。これが頭から離れない仕組みとなっています。

惜しいのが、神曲と言われるLittle Prayerが今回は未収録な事。音質の問題だろうか。再録をしていずれ何かの機会に収録して欲しいな~。
とはいえ、年に3枚も土岐麻子名義のCD(ゲスト参加・コンピレーション参加は増殖中…)が出るのは嬉しい。

新曲と、シンディ・ローパー・トリビュートからグーニーズの主題歌のカバーがよかった。

前も載せたような気はしますが、、、良いものは何度でも。
Little Prayer
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前向き思考

2009-08-26 23:10:39 | 日常
何事も、前向きに考えられること。信じる力。心がけている訳じゃないけど、これを自然に好むようになっている。

確かに、後ろ向きになったり、不安になったり、自分が責任を負わないために疑い見捨てることは簡単かもしれない。人のせいに出来るから。

でも、最後に自分の気持ちが楽になれるのは、前向きに考えることだ、と、このところ思います。
自分がリスクを負うけれど、過度に期待しないことを心がけていれば、傷つくこともないし、人のせいにすることもない。自分が責任を負いさえすれば。

俺が否定したいのは、○○ない、という言葉。
できない、したくない、~は嫌い、という言葉から始まるものは、自ら可能性を狭めるものだと思う。
何事も全て容認するわけではないけど、よくわからないまま、不安だからというだけで確かめる前から否定するのでは、自ら何かを捨てることになる。
これまで、間違いを重ねてこういう事を思うようになったけど、、、

ただ、人のネガティブな言葉や考えを聞いて、いやな気分になるのは、まだまだ自分も修行が足りないんだとも思う。相手も考えがあって言っているのだし、言い方が自分になじまないだけなのかもしれない。

持つべきは広い心だろう。難しいが、頑張っているこの頃です。
こう書くと、騙されやすい人間みたいだけど、あやしいもの・信じないものは初めからシャットアウトだったりする。
これもまた真実なんだから本当に言いたい事を伝えるのはなかなか難しいのかもしれない。

毎日の生活、うまく行くことばかりでもないけど、せめて気持ちや言葉は前向きでいたいものです。


シークレット的なライブのお知らせ

2009-08-24 21:21:54 | ライブ
今週土曜日ライブやります!。

8月29日(土) 琴似のLIVE&BAR BURNにて
20:00開店 20:30開演 21:30CANNONBALLのLIVEスタート。
出演バンドだけで店内が満杯になってしまいそうなので、今回は営業メールはいたしません。偶然ここを見てしまった方はぜひ来て下さい。

入場料はスタートからエンディングまで飲み放題2,500円。ワンドリンク付き1,000円とのことです。

今回は広いステージを広く使うことが出来ないですが、たぶん狭いけど同じパフォーマンスになるでしょう。
俺個人は余興的なライブと考えていますが、この夏の集大成的な内容に加えて、新曲もやります。
また、セッションタイムを使えれば、別の楽器をやります。前回ここで左用のベースがあればあの曲も出来たのに…などなどとちょい悔しかったこともあり、今回はちゃんとやりたいのでベースを持参します。スペシャルなセッションも聴けるかも?。

ということで、来られる方には損はさせませんよ!。
そんなつもりで挑みます。




Rising Sun Rock Festival 2009 その3  それから

2009-08-24 20:31:10 | ライブ
そうそう、民生のひとりポックルを見に行く途中、メインのSUNSTAGEでストレイテナーのライブを横目に通り過ぎたんだけど、ステージ通り過ぎた頃に聞こえた曲がすごくいい曲!!。
今回ストレイテナーはマークしてなかったけど、あんな新曲があったとは!。さっそくitunesで購入しようと試聴したらニューシングル(両A面?)収録のDONKEY BOOGIE DODOだった。
ベースがえんらいカッコイイ。あ~聴けば良かったと思ったが、それは無理な話。ひとりポックルに間に合わない。

奥田民生ポックル、UNICORNの感想は前回の日記をご覧下さい。
書き忘れたことは山ほど有りそうですが、追加で。
WAO!のソロで阿部が前に出てきたんですが、ソロが終わってもマイクに戻らない阿部。
文明よ~進化しても~からほとんど終わりまで民生が歌ってました。
この光景、6月のCANNONBALLのライブで予言していたのか!?と、たった一人悦に浸ってました(笑)。


そして、UNICORNが終わり、渋さ知らズオーケストラ。
メインが2個続いた感じです。俺的に。

渋さの前に石狩ロックンロールショー開催、GODが…とスクリーンに映っていたので、清志郎追悼的な何かかと思った。確かにその通りだったけど、あんなに盛り上がるとは。
最後にライジングサンでライブをやった時の映像がスクリーンに流れ、大音響で雨上がりの夜空にが始まる。
あの時俺はここで清志郎のライブを見ていたんだったよな~そしてこの曲で盛り上がったな~と、思い出に浸りながらまた大合唱に参加している不思議な体験だった。
ところがステージには誰もいない。主人公不在のライブ。そんな冷めた思いも心の中にあったりして。
でも、たまにやって欲しいな。と思った。

そういえば前日、最も遠いステージで最後の時間にライブをやった、チャボ。その音をこのステージからすぐ近くにあるコンビニの駐車場で聴いていた。RCの曲を片山広明のSaxと共にやっていたけど、何とも寂しさが漂ってきた。

話しは戻って、渋さ。
この石狩ロックンロールショーが終わったらすぐ渋さの出番だったので、その前にサウンドチェックを全員でやっていたのが圧巻。
ナーダムが始まると、渋さを待っていた観客の大歓声。圧倒的な音圧でした。なにせ、ステージに30人くらいはいたはず。エー!もうこれをやっちゃうの?と思うくらいにもの凄くインパクトのあるオープニング。ほとんど1曲丸々やってサウンドチェック終了。

ドラム2台、ギター3人、トイピアノ、ブルースハープ、チェロがいる、というのが今回の楽器面での特徴でしょうか。あとはブラス大勢、パーカッション、キーボード、ベース、フルート&コーラス、漁師、ダンサーペロちゃん、暗黒舞踏6人?、エイのような凧を操る人、バナナのお姉さん2人他パフォーマー、そして、ダンドリスト。という布陣。

5年ぶりのライジングサンだけど、今回もかなりのパワーのあるパフォーマンス。
前回の方が何がなんだか分からないものがうずめいている感じが好みでした。南波トモコのアジテーションはじめ、一体感がもっとあったかもしれない。今回はカオスの中で整然とされているものがある感じ。
とはいえ、もうあれだけの音の情報量を浴びると、お腹いっぱい。
日付を超えずして、ライジングサンで見た最後のライブとなりました。


この後の鍋がうますぎて…

音を聞きながらテントの中でウトウト。

夜が明けたのも気づいたけどウトウト。

まぁ、いいや。


朝起きて残りの鍋を温めながら、ラストのアクト、ピロウズのライブを聴く。

今年は何個か楽しいライブがあったけど、去年終了時のような寂しさを感じずに済んだ。
去年はとにかくたくさん見たからかな~。
年々会場で過ごす時間が短く感じる。なぜなんでしょう。



Rising Sun Rock Festival 2009 その2 ユニコーンの感想

2009-08-20 23:30:14 | ライブ
もうかれこれ11回目になるライジングサン。
皆勤してますが1年のうち1日ないし2日だけのあの空間は、あのまま俺の日常とは切り離されているな~と実感した。あの場にいると、あそこで過ごした実時間、初めて行った時から10日くらいしか経っていないように感じる。実際は10年経っているし、一緒に行っている人も違えばテントの位置も違うし、持っていく荷物も違う。会場も段々でかくなっている。
俺は10年間一体何をやっていたんだろうと思ったりもする。そしていつまでこれが続くんだろう。
今年に考えた目新しいことはそんなことだった。


などと書いているが、今年も本当に充実した時間だった。
歳のせいかゆったりとした過ごし方だったけど、トイレは2年前のように壊れたりしなかったし、ほとんど並ぶこともなかった。全てにおいてスムーズ。ライブ前からギュウ詰めだったのは自分の行った範囲ではユニコーンぐらい。

駐車場から会場まで遠いのは例年通りで、荷物運びも悪路はほんの少し(といってもこれが疲れる)。これも含めてライジングサンなので不満は無し。
今年は売店で飯は買わず全て七輪でまかなった。新機軸としては鍋。これが夜中温まる。これだ!と。来年からはもうこれ。その代わり、満腹で気がついたら朝まで寝ていた。
また、今年は数年ぶりに天気が良かった。あんなに暑い会場は久しぶりだった。ビールが美味しく飲めました。


今年は2日目がメインだった。先日も少し書いたけど今日はもっと感想を。

会場に着いたらビークルが始まっていた。
前日手こずった炭着火を早速行い、貝焼き、肉焼きでライブに備える。
民生、ユニコーン、渋さはほぼ連発になる。

民生の会場は、最も奥にあった。
テントから2km近く?。
途中、キョンキョンがライブをやっているので眺めつつと思っていたら、あなたに会えてよかったが聞こえてきた!!。残念ながら終わるところだったが、歩いている人達は姿も見えないのにみんな拍手をしているという初めて見る光景。キョンキョンはもっと大きいステージでやるべきだと思った。

民生の会場は良く言うとやたらと手作り感があり距離感の近い、アットホームな…、最もショボいステージだ(笑)。
数年前にもシークレットで真夜中に登場したことがあったけど、予定に組み込まれているので当然もの凄い数の人が集結した。
弾き語りなので椅子に座るためほとんど見えないという状態。そして、これまで最もステージで多く演奏されたであろう曲群に他人の曲を織り交ぜたセットリスト。オープニングはイージューライダーを途中まで(サビまでも…)歌無しで間違えつつ弾く…。これは我々に歌えということなのか?。と思ったら練習だった(笑)。
そんなユルさがいい塩梅でしたが、一曲に込める力といったらそこはもうさすがの力強さ一切手抜き無し!。
行って良かったと思うライブでした。

そして、テントを経由してメインステージへ移動。
ライブ15分前に着くように行ったけど結構前に行けた。行くとURMXが大音量で流れている明らかに他のアーティストのライブ前とは違う。今回の一大イベントがもうすぐ始まるような雰囲気でドキドキ。
サウンドチェックで各楽器が鳴らされると、なんとなくやる曲が分かってしまう。あ~あれやるなと。

しばらく待ちいよいよユニコーンが大物の風格を漂わせて登場。
今回の衣装は縦縞半袖のつなぎ。ツアーと同様にひまわりからスタート。ツアーで見てから5ヶ月弱。何度見ても良いなぁ。
今回のセットリストはうっかりサイトでチラ見してしまったのでやることはわかっていたけど、ハイハットでカウント刻む音を聞いただけでわかってしまった服部!!。会場が一気にヒートアップ!!。激しいモッシュの始まり始まり。
ライジングサンでは過去多くのベテランアーティストを見てきたけれど、ユニコーンは一切古くなっていない現役アーティストだと実感。オーディエンスが懐古的なものとしてではなく今の音として聴いている!。すげぇ~。
跳ねながら歌う歌う。。。
あんなに激しくライブ聴いたのは過去最高かもしれない。

その後ペケペケも大盛り上がり。
オッサンマーチへ。なんか盛り上がっていた。テッシーコールをしてみた(笑)。
新曲が続くが、どんな曲でも盛り上がり、自転車泥棒でさえも手を振り上げる人がいた。すばらしい日々がまた激しいノリで…。こういう聴き方いいなぁと思った。

ここら辺でこうなんだから、WAO!、働く男、ヒゲ、大迷惑でどんなことになったかはもう想像がつくと思われます。WAO!の叫ぶ位置が相当揃っていたので前方にいた皆さん相当聞き込んできた人かと。

ツアー前半でやらなかった働く男がやはり一番嬉しかった。川の音が聞こえてきた時点でウォ~っとなりカウントはやはり尺八(ファン以外にはなんの事やらさっぱりと思われますが)。
ウッハッ!っと叫べる日が来るとは!。
ちなみに、12弦つながりで、すばらしい日々と続けてこの曲でした。

最後の曲HELLOですが、なかなか水を打ったような静けさでした。これは聞き入っているといるよりも、大迷惑で力尽きたというのが正解かも。。。
ライブ時間は70分。たっぷりある中、間静かに聴けたのは自転車泥棒くらいだったような気がする。これもわりかしノリノリだったけど。
HELLOが中盤に差し掛かった頃オーディエンスが復活。歌っている人も多数。あの静けさは新曲だから?と思ったけど、やはり疲れていたからだったのだ(笑)。あんなに熱い演奏はなかなかない。前よりも良くなっていたHELLOだった。終演後、アンコールを粘る者が少なかったことからも不足感を残さないまま終えるというユニコーンの大サービス精神が発揮された大満足の内容だったということが感じられました。


また、続きは後日。