Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

デビュー10周年

2008-05-27 21:43:11 | 音楽
本日デビュー10周年だそうです。椎名林檎!。
林檎班からお祝いメールが来ました。

デビュー時から聞いていたわけではないけど、1stアルバム「無罪モラトリアム」発売直後から聴いてるのでほぼ10年です。その前にその頃は毎週見ていたダウンタウンDXのエンディングに使われていた「ここでキスして」を聴いていたわけですが。
ハッキリ言って、衝撃でした。
初めて聴いた時から気に入ったアルバムは徐々に飽きるものですが、このアルバムはまず1回目に聴いた時から捨て曲のなさに驚き(それも、3曲目まで聴いた時点の話です。)、全部聴き終わる前に「これは名盤だ…」と思った数少ないアルバムでした。
人から借りたんですけど、人から借りるとなぜか滅多に気に入らない俺ですが、MDに入れた上、あまりに気に入りすぎてCDまで買った次第です。ちなみに借りたCDは初回限定盤でした。

まさしく天才の部類ですね。選ばれた職業音楽家。
当時同じくハマっていた先輩は、林檎さん。と呼んでいた。2ndアルバム、あまりの成熟ぶりに生き急ぎ感を感じた我々は、あまり長いこと聴けない(活動しない)のでは??なんて考えもよぎった。異例のシングル集、絶頂集を挟み、ついに活動休止。

しかし休止の間も飽きることなくそれまで出ていたアルバムを聴き続けていたので不思議と飢餓感はなかった。
そして、復帰後のアルバム、「加爾基・精液・栗ノ花」がさらなる傑作だった。自分ではこれが一番だと思う。これより良いアルバムは他に探してもほとんど無いと今でも思う。
さらに凄いところは優れたライブパフォーマーでもあるというところだ。これは選ばれた人にしか出来ないと思う。アルバムで提示したものをライブで再構成するというのは優れたアーティストの条件である。

その後も天才アーティストとしてはコンスタントに活動してくれている。これが林檎なりのマイペースなのかもしれないですが。
10年ありがとうという気持ちです。また、これからも毎回驚く作品を聴かせてもらいたいものです。


グラミー賞で受賞アーティストを紹介するヒゲ面タキシードアーティストのものまねでお送りしました。




HN

2008-05-26 23:22:52 | 日常
実はこれまでハンドルネームというものを意識したことはなかった。

このブログやmixiでは"n"というのを記名していたが、ただ単に自分の名字の頭文字だし、ちょっと落ち込んだ時に、俺なんか記号のようなちっぽけな印でいいや~との思ったことから"n"としたのだった。それからもう3年くらいは使ってると思います。

その前はnagagaだったが、その時は実際なががと呼ばれたりしていたのでそう書いてたのだが、いつしかそれまで俺をそう呼んだことない人からもそう呼ばれ、なんとなく恥ずかしくなった。アルファベットで書いたのもなんかカッコつけてるみたいで恥ずかしい。

それで、nに変えたら、やはりnさんと実際呼ばれることがある。少し恥ずかしいし、大体エヌって言いずらくないですか?。自分じゃ絶対「どうも、はじめまして、nです」って言いたくない。

そもそも自分で自分のあだ名を考えること自体俺にとっては照れが発生する行為なんですよ。ゆうこりんとかならともかく…。やはり、こりん星から来たとか言えるキャラではないですから、俺は。

そこで、nは元々ネガティブな理由でつけたHN(便宜上)だし、いい歳にもなってきたのでなんか下の名前をさん付けで言われるのも、そこらの年食ったあんちゃんみたいでいいかなと思って、こことmixiではヒロシさんと書くことにしましたよ。
年下の人やそう親しくない人はどのみち、さん付けなので初めからさん付け。なんかサザエさん、みたいな間の抜けた感じが若干気に入ってます。


もちろん、既に俺の呼び方がある人は無理に変えなくていいですからね。これはお願いします。また、呼び捨てでも構いません。
大体、長々と書いたり、宣言したりする事じゃないですからねぇ。
これにかこつけて、HNについて思ったことを書いた、ってところです。照れ屋なんで




悩み(というほどのものでもなし)

2008-05-25 11:20:25 | 日常
ヘタレ日記です。

20年ぶりのシリーズ最新作「ランボー 最後の戦場」。

スタローンの映画は嫌いではないどころかかなり好きです。
ロッキーシリーズは全部見た。クリフハンガーも見たし、ランボーも一応1から3まで見た。一応というのは、2と3は見てる途中で寝てしまいどんな内容か知らない(笑)。

2年くらい前にロッキーとランボーの新作製作というニュースを聞き、いくらなんでも還暦スタローンがやる内容じゃないだろう、と、あまり期待はしてなかったものの、義理のような感じでロッキーを見に行ったところ、これまでの様式を崩さず、しかも映像的に新機軸も取り入れ、立派にシリーズを完結させてくれたのだ。正直5で終わられるのはショボ過ぎると思っていた。
そんなこともあり、ランボーも期待していたのだが、、、公開が近付くとグロいという噂が。
それも並のグロさではないという。

戦場スプラッターとか、戦場ホラーとか。

もうこの時点でダメ。しかも本物の悲惨映像もあるらしい。

ということで一度はあきらめたものの、昨日公開になると、反響が気になる。どれだけグロいのか?。

程度によっては見に行く覚悟を決めれるかもしれない。

するとだ。

最高!おもしろい!スカッとする!グロいけど平気!
といったものから、
戦争の悲惨さが伝わってきた、グロいが見るべし。

と、やはりキーワードとしてグロがあるものの、前向きなものが多かった。

その一方、
グロ過ぎる。R-20指定でもよい(ランボーはR-15)。気持ち悪い。食欲が無くなる。
という感想も。

とまあ、壮絶らしい。


やっぱやめとくか・・・。


久々に

2008-05-20 20:59:19 | 音楽
常日頃、音楽を聴き過ぎなのか、最近パッと聴いてすぐ惚れる曲がなかった。
また聴きたいからと連続再生する曲もしばらくなかった。
かつては、盤こそが芸術品であり、ジャケットやパッケージも含めて一つの作品と思っていてバラ売りの楽曲配信など全く理解できなかったものだが、近頃はアルバム中一曲いい曲があるだけで儲けものと、それも善しと思い始めたくらい、新譜は低迷期にあると思う。

しかし今日発売の安藤裕子のニューアルバム「Chronicle.」はどうだ。

最後まで一目惚れ曲のオンパレード。
最近最後まで聴き通したアルバム自体久しぶりで(笑)。

だからといって何回か聞いて飽きる風でもなく、何度か聞いてまた新たな良いところが発見出来そうでもあり。
ここしばらくなかった良質なアルバムにようやく出会えた感があります。

個人的には名曲が数曲目立って収録されている過去二枚よりかなりよいと思います。

第一印象ではほとんどの曲が良い。
また何回も聴きたくなるアルバムです。

特にどれと書くことも出来るけど、あくまで自分の好みであって、このアルバム収録曲はどの曲も同じく価値があると思います。



解散じゃなくて良かったが…

2008-05-19 20:37:47 | 音楽
朝TVをつけたままベッドの中でウトウトしているとサザンオールスターズ活動無期限休止とのニュースが
先日解散説というガセっぽい新聞記事が紹介されていたが、その時はまさかと思ったが、今回連続して報じられると、ついに来たかという感じでした。

もっとも、よくよく聞くと解散ではなく、あくまで休止。いつとは言えないがまたやる日が必ず来るとのこと。

まぁでも寂しいね。とても寂しい気分になった。
サザンは今までも長期間休止していた期間もあるし、ここ何年かは気づくと休んでるし、ライブ時はオリジナルメンバーが4人だったりしていた。いつの間にか桑田のソロが中心となり、桑田ソロの方が楽曲のクオリティが良かったりする。それでも思い出したようにサザンが帰ってくるとホッとしていたものだ。
だけど今回のように公式に言われると寂しくなったのだ。

近年のサザンの活動は、数枚シングルを発表し、いよいよ本格的に活動再開か!?と思ったところで再びソロに移行、ということで寸止めが続いていた。
TSUNAMI、ホテル・パシフィックあたりの好調な活動が続き、いよいよアルバム発表か?と思ったときも、メンバー1人が脱退・逮捕と、活動休止を余儀なくされた。パーカッションの毛ガニもここ数年体調不良でツアーに
同行出来ずと、グループ内の問題もあったのでしょう。

こういった煮え切らない状況を心苦しく思わない桑田ではないでしょう。
3年前にもサザン再開の時に解散説が流れた。それを一蹴するかのように、アルバム発表~ツアー後も、さらにシングル発表、ライブと続いたもののここで途絶えてしまった。アルバムからテーマパークのようなツアーまでの一大プロジェクトは計画から準備まで毎回、多大な労力がかかっているので、活動継続は意外だったが。
このサザン~ソロ~サザンのルーティーンは本人達の望むところなのだろうか?。

ここ10年近くそういう状態が続いたので、ここはもう一時キッパリ閉店・休業、ということなのでしょう。いつまでも待たせるのも悪いのでハッキリ告げたと。確かにその方が親切だよね。
バンドとしてのモチベーションが出てきたところで再び新鮮な気持ちで始めたいというようなことを本人が語っているので、決して解散はしないという決意表明と受け取ることにします。

しかし切なくて前回のツアーのDVDを見てました。いい曲ばっかりだな~。
ソロもいいんだけど、やっぱりサザンで育ったので…この人達じゃないと出せない音というのもあるし。
前回のツアーが初サザンでしたが間に合って良かった。いや、全然間に合ってないかもしれないが…。

物心ついたころに流行っていたのが、「勝手にシンドバット」や「いとしのエリー」でした。もう少し大きくなってからは「チャコの海岸物語」がよくTVでかかっていた。その頃はあんまり好きじゃなかった(笑)。
ゴダイゴの方が好きだった。
その後、メチャメチャいい曲だと思ったのが「ミス・ブランニュー・デイ」だったが曲名が覚えられなかった。そのちょっと後、年上のいとこがKUWATA BANDにハマっていた。さらにちょっと後、TVを見てたらサザン復活、とのこと。みんなのうたを歌っていたが印象に残らなかった。
さらにもう2年後。思春期に入り、ビートルズから入って音楽に興味を持ち始めた頃、また復活だという。休んでいたとは知らなかった。その時聴いた曲が「フリフリ’65」。この曲と続くアルバムで一気にファンになった。「YOU」も忘れられない名曲。それ以前の曲も全てかっこいい曲だと感じるようになった。年越しライブが始まったのもこのくらいの年。
この第2期サザンも今から思うとちっともバンドっぽくなくなっているのだが、89年頃から92年までシングルとアルバムを連発し、毎回ヒットしていた。
デビュー15周年という事で超キャッチーな曲がTVで流れ始める。さすが、また違った雰囲気で、新たな一面を…と思ったらそれはソロで発表するという。こんないい曲をソロで?と思ったその曲は「真夜中のダンディ」だった。ソロとは明らかに違うシリアスな雰囲気のアルバムも発表された。アルバム発表後もなおもソロシングルが発売されたりして、サザンはもう活動しないのか?とよくよく思い出すと既にこの時も思っていたのか。
合間合間にサザンもシングルを出してたり、解散を考えたとの発言も合ったと思う。

そんな中、完全復活とのふれこみで発売されたのが、「マンピーのGスポット」。この曲でベースのムクちゃんも復帰したので、確かに完全復活の印象が強かった。そして、サザンとしてのアルバムが比較的短いインターバルで2枚連続発売され、なおもサザンが続き、TSUNAMIの特大ヒットへ。

その頃から今回の休止へのカウントダウンが始まったのでしょう。
続く、「波乗りジョニー」は明らかにこれまでならサザンで発表されていたような曲だったのが、ソロとしての発表。これには混乱した。「白い恋人達」もこれまでのソロよりもキャッチーだったし。
合間に発表されるサザンの楽曲は、バンドとしての余生、のような感じで、懐かしいものはあったが新しい要素はソロの方が感じられるようになった。何度かモチベーションが上がったようなときもあったけれども。

ここで、冒頭の話に戻るとちょうどいいでしょう。
ただし、ここまで書いて思ったのは、これを打開するためのきわめて前向きな活動休止なような気がしてきた。
しかしその前にきっちりサザンとして30周年を祝い、一度お別れするというのがとても親切、サービス満点だと思う。メンバー全員いい歳なのでここらで一休止、ずっとサザンだった状態から離れてみたい気持ちもわかる。
そんなにかからずにまた戻ってくるのでは?と思ってしまう。
これまでもやるかやるまいか葛藤し続けて、いつもまた戻ってきたバンドだし。

でも、ストーンズみたいにずっと転がり続けて欲しい気持ちもある。何も言わずとも必ず戻ってきてくれるのがわかるという。一度終わってまた帰ってきたバンドは、一度店じまいしたときの切なさが残ってしまうと思うのだ。

2008年いっぱいはサザン、という言葉を信じて年末ツアーも期待したい。
夏のイベントでの感触によるのかも。
どうせなら夏に見たいな~。どうするかな~行くかな~!?その前にチケットだけど。。。