図書館より。岩波科学ライブラリー。
2010年10月11日、情報処理学会の将棋システム「あから2010」が清水市代女流王将を破った。それがきっかけで借りてみた。
冒頭、チェス王者カスパロフ氏に勝ったディープ・ブルーの話から始まる。そうだ、これは2002年の本なのだ。
森田将棋、柿木将棋など懐かしい名前も出てくる。個人的には棋太平やセタのファミコンソフトなど、ホビーにも言及して欲しかった。
ゲーム木(ツリー)によるミニマックス戦術など、基本がよくわかる。
巻末に「激指(げきさし)」というプログラムが登場する。激指はあからの四つの思考プログラムのうちの一つだ。
あからとは10の224乗のこと。32ページには「ゲーム木探索の複雑さ」は10の226乗とある。ちょっと違うのかな。
#筆者のプレーヤーとしての経験(将棋はプロ六段、チェスはアマチュア有段レベル)からすると、チェスは、将棋の序盤駒組み終了後の、いきなり、スリリングな場面からゲームを開始するような気がする。
2010年10月11日、情報処理学会の将棋システム「あから2010」が清水市代女流王将を破った。それがきっかけで借りてみた。
冒頭、チェス王者カスパロフ氏に勝ったディープ・ブルーの話から始まる。そうだ、これは2002年の本なのだ。
森田将棋、柿木将棋など懐かしい名前も出てくる。個人的には棋太平やセタのファミコンソフトなど、ホビーにも言及して欲しかった。
ゲーム木(ツリー)によるミニマックス戦術など、基本がよくわかる。
巻末に「激指(げきさし)」というプログラムが登場する。激指はあからの四つの思考プログラムのうちの一つだ。
あからとは10の224乗のこと。32ページには「ゲーム木探索の複雑さ」は10の226乗とある。ちょっと違うのかな。
#筆者のプレーヤーとしての経験(将棋はプロ六段、チェスはアマチュア有段レベル)からすると、チェスは、将棋の序盤駒組み終了後の、いきなり、スリリングな場面からゲームを開始するような気がする。