図書館より。岩波新書。
18世紀ヨーロッパの上流階級の子弟は、大人になる前の修行としてイタリアを目指した。それをグランドツアーと呼ぶ。本どうこう以前に、グランドツアーって素晴らしい習慣ですね。
それをまとめた本というのはこれまでなかったと思う。特に前半、ゲーテがいつもの調子で装飾過剰に自分の精神的盛り上がりを語るところは興味深い。
著者の専門は美術史なので後半の美術の章は専門的過ぎて私は読み飛ばした。
*ゲーテは北イタリアの城址をスケッチしていたら、役人に紙を取り上げられた。
18世紀ヨーロッパの上流階級の子弟は、大人になる前の修行としてイタリアを目指した。それをグランドツアーと呼ぶ。本どうこう以前に、グランドツアーって素晴らしい習慣ですね。
それをまとめた本というのはこれまでなかったと思う。特に前半、ゲーテがいつもの調子で装飾過剰に自分の精神的盛り上がりを語るところは興味深い。
著者の専門は美術史なので後半の美術の章は専門的過ぎて私は読み飛ばした。
*ゲーテは北イタリアの城址をスケッチしていたら、役人に紙を取り上げられた。