人知れずの記録ー障害後期高齢者の日々のつぶやき

日々のリハビリをはじめ、何でもかんでも書いてやろう!という日記帳。

講演準備 体休め

2018-10-04 19:02:05 | 日記
血圧119 70 脈動48 夜中に地震警報でたたき起こされる。
燃えるゴミ出し。今朝は量が多いので足取りに少しふらつき。
 午前中、以下書簡を綴り、郵便局へ。

 小生の近況です
 2014年2月に脳梗塞に倒れて以降、左半身不全と構音障害の機能改善を求めて、リハビリを続けています。杖突、ゆっくりで外出はしていますが、主としてリハビリを目的とするものです。左手麻痺、左脚麻痺の状態に加え、何とか失明は免れている眼病(というより障害でしょうか)が、ぼくの研究者スタイルの「命取り」につながっています。
 生来の怠け者ですので、心痛という覚えはまったくなく、ゆっくりと、今できることをさがして、と、楽しんで日々を送っています。こんな状態ですので、研究会など人と交わり活動することはまったく途絶えました。「ミニミニ同窓会」はそんな小生に「息吹を与えよう」というお心から、「三人娘」が企画実践してくれるようになった次第です。11月はぼくの誕生月。後期高齢者の仲間入りです。去年までは8月に開いてくれたのですが、今年は臨時で11月にしてくれました。
 2014年2月に出版した著書は、学習院大学学術賞をいただきました。2016年2月には、セガンの1843年論文「白痴の衛生と教育」(フランス科学アカデミー紀要発表論文)を翻訳上梓しました(『草稿 知的障害教育論 白痴の衛生と教育』(幻戯書房)。これで、セガンの生育史研究(2010年新日本出版版著書)に加え、白痴教育展開史(2014年幻戯書房版著書)、白痴教育内容・方法論(2016年幻戯書房版翻訳書)と、セガン論を一通り明らかにすることができました。これも、貴君たちと生活綴方研究を真摯に行ってきたことで培われた「リアリズム」の表れだと、感謝している次第です。
 現在は12月9日に予定された講演の準備をしているところです。「青年期を問う」。セガンのそれはだれも見向きもしません。予定調和で描かれているからです。小生は、まさに「第二の誕生」論でセガンの青年期をとらえようとしているところです。  駄弁を弄しました。

 今日ののお昼も味噌ラーメン。昨日と違ってゆで卵と根昆布とをトッピング。根昆布は昨日からつけおきたっぷりとおいしい出汁が出ています。今日も、うまし。

 昼と終えたところで、たまっているDVDのジャンル別仕分け作業。
 椅子に座る姿勢は時間を保てるが、畳の上に座るのは時間が持たない。まだまだ体ができていないということだ。休み休みして整理作業。200本近く古い時代のアメリカ、イギリス、フランス、イタリア映画がある。これだけ理解して見ていたとしたら、相当映画通だろうが、残念だな。名画と呼ばれる何本かの作品は、ぼくにとっては、もう一度見たいと思えないのも少なくない。この心象はなんだろうね。