左脚踏み込みに脱力感 血圧138 79 脈動48 起床、着替えともOK
9時15分~10時30分 リハビリを兼ねて外出
かなり歩幅を広く取って歩くことができるようになった。もちろん1人前どころか半人前の歩行能力。左足が攣り、痛い。
つくしが丘郵便局へ幻戯書房へ書籍代振り込み。ここまでは歩行快調、スタイルとスピードも。後は新柏東武ストアへぎったんばったんイテテテテの歩行。おやつや乾麺やティッシュやいろいろ。若いご婦人がトマトを一つ一つ指で押して品質を確かめられているところへ、ぼくはさっと取って買い物かごへ。ちょっとびっくりしたようなお顔だった。へい、こちとら、スーパーの店先に積み置かれたトマトの品質の識別が確信してできることは、傷んでいるか、腐っているか程度、それでいただくのですが、何か?なんですよ、奥様・・・。もちろん口には出しませんけどね。
買物を終えてお休みどころへ。斜め向かいに「盲導犬」が行儀良く座っていました。が、リードを握っているご婦人は盲人ではない。だとすると、うわさに聞く「聴導犬」?お犬様の御働き場面を拝見することができないまま、腰を上げて帰宅へ。暑い日差しに少し汗をたらしたお散歩。
今日のお昼は、うどん。ニンジン、タマネギ、茎ワカメ投入。少し醤油を落とした塩主体の鰹だしで。添え物は、自家製の豚スネ肉を使ったチャーシュー(角煮の変容)。初製作。出かける直前の細君に試食の勧めをしたところ、おっかなそうに、しょーがないわねーという顔をしながら一口試食。「うん、おいしい」。顔はこわばったままだったけど、褒められたのかな?
自分で食べてみたところ、また作りたい、という気になったから、上出来なのだろう。
午後は、久しぶりにフランス史資料読み。2000年度パリ滞在中に足しげく通った古書店から、これはお別れのプレゼントです、と言っていただいた古書のうち、画家のピロテル(PILOTELL)の戯画ならびにデッサン集『パリコミューン 前・中・後』などの複製を収めた""PILOTELL Dessinateur et Communard"(『ピロテル 風刺作家でありパリ・コミューンの人』1969年)を紐解き始めた。ピロテルは、1874年1月9日、第3次軍事法廷の死刑宣告により、処刑されている。
次は、ピロテルが発行した「風刺」の「パリの投票」。画面右に描かれているのが国民議会選挙で当選した「野党議員」とりわけ社会共和主義の立場にある人々。ぼくの研究になじみのある人といえば、フェリックス・ピア、ヴィクトル・ユゴー、ガンバッタ、ランク、ドゥリュスクリューズが描かれている(いずれの人名も、『一九世紀フランスにおける教育のための戦い セガン パリ・コミューン』2014年、幻戯書房、第2部)
フランス国民議会の選挙が男子(25歳以上)普通選挙となったのは18481年。人々の投票行動はどうだったのか、ということにたいそう興味を持っているが、今日のような立候補制度は導入されていないから、有権者は誰に入れるか?ということだけでなく、どのような主義主張を選択するかという選択行動が必要。それに対して何らかの誘導があったはずだが、どういうものだったのか、の実感的資料にお目にかかることは、ぼくのような非専門家には困難。この狩るかチャーは、くっきりと描いてくれている。
「社会共和制」の旗を持つ人(マロン、トレラン)の後ろに人物似顔絵が描かれ、似顔絵の人々を国民議会へと誘導している。
絵画の欄外に、「「誰にするか…」「社会主義者…」とある。
久しぶりに、パリ・コミューン研究につながる謎解きのひと時を持った午後。
夕刻、車庫屋根庭で、ボールに遊ばれ遊びを楽しむ。物干しの周りを5周。何でそんな跳ね返りをするの?や前に足を踏み出したいんだけど…とかびボールへの問い、懇願を何度もした。