人知れずの記録ー障害後期高齢者の日々のつぶやき

日々のリハビリをはじめ、何でもかんでも書いてやろう!という日記帳。

メガネのツルの修理のため船橋へ

2019-03-31 14:22:21 | 日記
曇 冷える日 夜中に、立てかけてあった折りたたみ椅子が倒れ、ドアをふさぎ、トイレに立っていた僕は締め出しを食らった。悪戦苦闘してやっとドアをこじ開けて部屋に入ったが、その際に、砂糖の入った器が落ち、蓋が開き、砂糖が畳の上にドバっと零れ落ちた。…という出来事。合理的にしまっていてもその合理バランスが崩れると、ハチャメチャになるのがわが部屋。ま、いい勉強をしました、眠いけど。要は、折りたたみ椅子がふいに倒れてもなんくるないさ、という置き方をしましょうってことね。
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 午前中から船橋へ。
 昨日のデイで体を思いっきりいじめていたので、外出はとてもつらかったが、メガネのツルのネジが取れて、メガネが使い物にならなくなったので、船橋の購入店へ。「2分お待ち下さい。」で修理完了。
 これでほいほいと帰宅したら、ぼくはアホ。足を引きずりながら、猫のエサ用茶碗を探し回り、ものはついでと僕のエサの食材を探し求めた。甲斐ありゲット。鯛の真子と白子。料理法は帰宅して考える。
 その他、諸々。リュックにパンパン。今日は支援者無しの独行!小銭の支払いはむずかしいので、小銭入れを店員に渡し、「目がよく見えないし、指の触感も鈍くなってしまっている障害があるので、ここから必要額をぬいて下さい。お願いします。」と申し出た。店員、どの店も、快く応じてくれたのが嬉しかった。(いつもは、支援者さんに支払いをお願いしている。)

【今日という月日は、毎年、これを綴る。二度と、学問・教育の場が権力的に奪われ変質されることのないように、祈りを込めて】
 今日は、青年期の13年間、身を預けた大学の「廃学の日」を忌念して。遊び惚けたぼくに真剣な学びを保証し、真実とは何かを指示してくれた学び舎の制度命日だ。
 「先生の出身大学はどこですか?」
 この君は何を期待してこのような問いを出すのか。出身大学によって目の前の者の学力・能力・人格を測ろうとするのかしら。そんなことしなくたって、オラ、学力・能力・人格ともございませんけどねぇ。
 「東京教育大学です。」
 「筑波大学ですね、すごーい(ひょっとして軽蔑の眼差しを込めて、すごーいだったのか?)」
 「いえ、筑波大学ではありません、東京教育大学です。1978年3月31日を以て廃学されてしまいました。だから、今は、ぼくの出身大学はありません。」
 「東京教育大学を移転して筑波大学を作ったのでしょ?」
 「法律には「移転」という言葉は盛り込まれていないですよ。東京教育大学を廃学し、筑波大学を創設する、です。創設の方は廃学より早いですけどね。この時間のずれは移行措置期間と言いますね。そうそう、今日、3月31日は、ぼくの出身大学東京教育大学の命日に当たります」

通所リハビリ

2019-03-30 19:11:08 | 日記
曇り空 4時過ぎに目が覚めそれから眠れず。室内で軽い運動。左脚は少しだけ回復しているように感じる。
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きょうはデイ(通所リハビリ)の日。で、報告。長いです。

 通所を始めたころ(4年前)からの利用者仲間はだいぶん少なくなった。残っている仲間とは、やはり、時として、会話が弾む。
 Wというご婦人はぼくより少しお年が上だろうか。今日は先週お休みになった振替日通所ということで人間関係になじみが薄く、あまりに活動的ではない。で、運動(訓練)に誘おうとお声をかけた。

「座っておられるご様子、まるで、思春期乙女だね。」が、ぼくの会話の切り出し。我々だってものに憂うことが大いにあるよね、という共通認識。で、会話は日常生活の在り方に及び始める。
「お散歩、医師に言われたとおり、1時間半、してるの?」
「うん。デイのある日はさすがにしてないけどね。」
「雨の日は?」
「当然、お休み!」
「だよね。家でもリハビリ運動するの?」
「うん。床が抜けない程度に暴れてる。」
「川口さん、まじめだものな。」
「そんなことないよ、手抜き、、心抜き。」
「そうは見えないんだ。ここでだって、体、休めているの、見たことないもの。」
「遊んでいるだけ。じっとしてるのができない、落ち着きのない人間なんだな、だから、あれこれ遊び心でやってるよ。」
「家での訓練は、どんなこと?」
「歩行訓練、主に膝上げと脚振りね。手の訓練として、自分の食べる分の料理かな?包丁も使うよ。」
「奥さん、いるんでしょ?」
「奥の人だかから台所に立たせない、大事にしまってる、ってのは冗談で、働いてるし、ぼくの料理は自分がお昼に食べるだけだしね。でも、調理することで、手の麻痺はずいぶんと軽くなったよ。」
「そういう前向きなのがいいのかなぁ。」
「ほかにすることないものね、時間つぶしのようなところもあるな。」

 そこへ、デイのスタッフからお声掛かりがあり、会話はストップ。

終日在宅リハビリ 

2019-03-29 10:47:47 | 日記
曇り 「暑さ寒さも彼岸まで」を平気で裏切る自然界。左手突き指の痛みが強く出るほどに冷気が強い。庭で軽体操。つま先立ちを復活させた。
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 午前中、WEB閲覧やら左脚矯正リハビリやら、ハナモモ撮影やらでのんびり過ごす。我が家のハナモモも、若葉萌えの季節に入った。
 ピンク花の群舞

 ハナモモの木

 若葉萌え



釧路湿原を訪問したいと、現地知人のご案内もあり、案内物を読んでいる。
 カヌーがなかなか魅力的だが、ぼくの今の体では、乗り込む時と降りる時に、手すりなどあてになるものがない限り、脚で踏ん張れないので、事故発生危険があると、残念だが断念。
 湿原内に木道があると案内に。つま先をひっかけてしまわないか、左右バランスが崩れると左に傾くこの体、昨年、さる庭園散策で、ぐらりと池に落ちかけた経験があるゆえに、やはり心は慎重になる。
 湿原案内レポートは写真付き。3コースの案内があり、ぼくの体にふさわしいのは最短コースのようだ。健康な人からすれば、ちょいと15分ほど回るだけ。だが、ぼくには30分以上のお休み処のない木(板)の道だ。その次のコースは健常者で1時間以上。だとすれば、ぼくにとては2時間半以上。ちょっと冒険すぎるよなぁ。

 思いは奔る、身はトロい。それでも、夢は旅を巡り歩く。多くの方のご支援をいただくことのできる幸せな今。

通所リハビリ 振替日

2019-03-28 12:55:27 | 日記
晴れのち曇り、雨。燃えるゴミ出し。やはり左足の筋肉の付き方が悪く戻ったようだ。意識して足を運ぶが左脚ひざが外を向いてしまう。足裏のちゃんとした着地訓練に力を入れましょう。なに、回復するさ。でも、悔しいね。
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 午前中、通所リハビリ。金沢行きで休みを取った日の振り替え。5月からデイの通所曜日になりそうなので、元気この上ないご婦人方とも、多少の会話をと心がけたが、向こう様がお相手してくださらなかった。話題についていけない、ついていこうとしない人間は、どの組織でも「シカト」されるものです、はい。却って気が楽になったのは事実。今日で、コーヒー豆を引き上げた。4月以降、コーヒー挽きのリハビリは必要なし、と判断したため。2年半以上、続いていたんだなあ。

在宅であれこれ

2019-03-27 18:32:05 | 日記
快晴 空気はひんやり。ビニールゴミ出し。やはり、昨日の疲れが左足に強く残っている。上がりにくい動きにくい。転倒に気を付けてゆっくりと坂の上り下り。
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 終日、のんびりと。
 

 朝のうち、東武ストアで手に入れた珍しい食材鰤の子(魚卵)の料理。とにかく大きい。これで200円だから、商品価格としては捨て値だ。大き過ぎて大味が予測されるので、買い手もいないのだろう、店に出たのを見るのは初めてだ。何、生たらこと同じ調理法でいただきましょう。・・・ということで、甘辛煮付け。 
 さっそくお昼の食卓に上りました。味噌ラーメンのトッピング材。


 その他の時間はのんべんだらり。左脚の違和感がとても強いのは、昨日の残響。


小さな日記 フォーセインツの歌唱もいいが、倍賞千恵子さんの澄んだ声が歌詞とぴったり

 

 

船橋へ ランチ 買い出し

2019-03-26 18:45:44 | 日記
曇りのち雨のち晴れ 温かい一日の始まりを退院以来初の重・長時間?労働 4時半から5時半まで 資源ごみ出し、坂道を両手に新聞束をぶら下げて。8往復、汗をかきました。足取りはゆったりでおぼつかないけれど、つまずくことは一度もなくやり遂げた喜び。昨日、新聞が束ねられているのを見て、俺には無理だよ、と弘美君に言い放ったことを自分なりに反芻し、「いつまで無理爺でいるつもりだ」と、チャレンジ。喘ぎ喘ぎだけど、できるじゃん。
114 78 74 汗かき労働は血圧を下げますなあ。朝の散歩を復活させましょう、気候も良くなってきたし。
 昼食を支援者さんと船橋で。東部の北海道物産展内にしつらえられた「お休みどころ」で、「朝市弁当」なるものをぱくつく。前回買い損ねたもの、前回購入してすでに消費してしまったお気に入りの品を購入。やり朝の1時間の歩きっぱなし労働は体にこたえていた。
 帰宅後、ヒッチコック映画のDVDを鑑賞しながら軽い眠り。

【エッセイ】
 退院して5年。左半身不全の体。
 昨日、外孫君の奮闘よろしく、紙類の束(新聞が主、資源ごみ)が山と積まれた。昨日目算したところで、両手にぶら下げ持って、100メートルほど離れたゴミステーションを8往復は必要だ。我が家とステーションとは結構きつい坂道でつながっている。杖なしで何とか上り下りができるようになった段階のこの身で、両手紙束ぶら下げ8往復はかなりつらいものがある。いや、ギブアップだろう。「俺にできることはするが、これは無理だ。」と、昨夕、細君に告げている。が・・・
 細君とて丈夫な体ではない。亭主が倒れてからほとんど一人で切り盛りをしてきているが、この紙束の処理はきついなあ、しかも、今日は勤務がある日だし。
 そういう思いが今朝の目覚め時に頭の中を巡った。一度に無理しないで時間をかけて、休み休みすれば、オレにもできることだろうか。一番難しいのは持続力なのだけれど、試してみようか…。幸い外はまだ明けきらぬ早朝。車の通りもほとんどない。紙束を両手にぶら下げて(「こわけに束ねてくれたんだな、これなら途中で落とすようなことがない重さだ」)、ゴミステーションへ運ぶ。
 1時間かけてすべてを運び終えた。額から汗が流れ落ちる。持続力が大分回復していることの気づきはとてもうれしいものだった。まだ、人生、頑張れるぞ。
 空はだいぶん明るくなっていた。購読新聞の配達がやってきた。「おはようございます、毎日ありがとうございます。」とあいさつを送った。軽く返礼があった。

午前中通所リハビリ 善、我が家の片づけに参上

2019-03-25 16:34:21 | 日記
晴れ。朝のうちは寒さを覚えた。日中は温か。
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 午前中通所リハビリ。いつもより軽め。左脚の不調。⁻

4月から高校2年生になる外孫君が、細君の求めに応じて、「室内整理」の手伝いに来てくれた。ぼくは体が体だけに手は出せない。だから、口も出さない。ぼくの所有物と判断されたものは捨てないで、ぼくのところに運び込まれる。まことにありがたい。ほとんどが断捨離に迷ったものではなく、そこに置き忘れたままになっていたものだ。

 その中に、『エドゥアール・オネジム・セガン 19世紀、重度の知的障害を持つ人たちの人格発達の可能性を切り開いた人の半生記』と題する自家製本版が混じっていた。2008年4月26日が奥付に記されている。

 大きな誤りはないが、公文書に裏付けを求めていないセガン生育史が部分にあったり、障害児教育史に対する理解が不十分であったりと、今では加筆修正されるべき記述が何か所かにみられる。だが、それまでのセガン研究の到達(定説)をひっくり返すような論理・論述であることを認めた先行研究者が、公刊すべきだと、強く勧めてくださった作品である。

 この作品の到達を引っ提げて、翌2009年初夏、パリにわたり、セガン白痴教育実践史を裏付ける多くの公文書を関係古文書館で見出した。「これで、公刊し世評の批判を受けることができる」と確信し、仲立ちする人を得て、2010年春に、新日本出版社から『知的障害教育の開拓者セガン~孤立から社会化への探究』と題する小著を公刊するに至ったのだった。

【今日のハナモモ】生け花イメージ 露光でバックを白に

しっかり膝上げて買い物歩行

2019-03-24 19:54:50 | 日記
快晴。空気は冷えているけれど。後ろ歩く訓練、膝を上げる意識を強く持って。左ひざ外向きを矯正する意識の膝曲げ運動。だんだん元に戻しましょう。
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 今夜は孤食故朝から山羊カレー作成作業。午前中は肉を軟らかくするために煮込み作業。途中で火を止めて熟成させる。その間、東武ストアーへ買い出し。朝食用のパンとシリアル購入を目的としたが、ミリン、牡蠣醤油、サラダ用塩、魚屋のアラ棚で生たらこ、食パン、フルグラ購入。往復とも脚の動きがきわめて悪く、膝上げを意識してゆっくり歩く。帰りのダラダラ登り道はけっこう堪えた。それだけ脚が不調ということだ。焦らず、しかししっかり、リハビリを重ねていこう。
 帰宅後、カレー作成作業。タマネギ、完熟トマト、ニンジン、ジャガイモ、ニンニク、鷹の爪、黒胡椒、塩、日本酒でカレースパイスを投入して、ルーづくり。2時半、試食を兼ねて遅めのお昼ご飯。おいしい!


【今日のハナモモ】「写真」としてのできあがりを強く意識した撮影。



元気に起床 デイの日

2019-03-23 14:56:03 | 日記
曇天 気象予報では低温が予測されていたが、思ったほどには冷え込んでいない。昨日の体調不良はどこへ行ったやら、元気です。
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 「一口だけでいいですから、コーヒーをそのまま味わって、生のままの香りと味を楽しんでみて下さいな。」と、2度申し上げたが、今日もまた聞く耳持たず、砂糖、粉ミルク(じつは毒)を目一杯ミニカップに入れる行為。「好みは個人差があるのは承知の上で、(サービスをしている身として)お願いしたけれど、聞く耳持たない、というのなら、コーヒーサービスをする喜びはありませんね。これまで、いろいろと豆を用意してきたけどばからしいことだと悟ったので、インスタントでいいでしょう、そこに(施設が用意したものが)あるから、いや、それも要らないお人たちだな。5月からは豆をお持ちしません。」と怒鳴り声を上げた。「私頭悪いから」というのが返答。どうにもなりません、こういう手合い。
○今日のお昼は五島うどん(乾麺から)。ニンジン、ワカメ、ゆで卵を添えて。

不明の体調悪し 寝たり起きたりの一日

2019-03-22 10:27:47 | 日記
 昨夜、突如として体調に異変を感じた。体が痛い、熱っぽい、動悸もする…。いつものごとく「寝て治す」…のではなく、「様子を見るために寝る」夜。寝入りもなかなかしない。食あたりになるようなものを食べたかなあ、などとも考えたが、おなかの調子は悪くない。
 明け方寝付いたのだろう、目覚めてみると、いつもの体調よりちょっと…というところか。
118 74 59 自分の体だからか、わけわからん。なんだ、この血圧。
 少し気分がよくなったところで、今日のハナモモ撮影
おちょぼ口が愛らしい


朝日をめいっぱい受けて


深紅の花はまるでカーネーション


【独り言ちする】

家人が留守の間に体調不良になると、精神も不良になるのだなあ。人格はもともと不良なのだけど。

いつになく全身が痛み、寝がえり打つのもつらい。こりゃあ、いったい、なんなんだ?寝て治せるのか?医者行きか?

15分おきぐらいに尿意をもよおす。寝て治す、なんてものじゃないよな。トイレから戻って布団に入るとすぐ介護バーのお世話になり、イテテイテテと立ち上がり行為…。

午前5時までそんな繰り返し。次に起きたのが午前7時。全身の痛みはなくなっており、精神不良もなくなった。いったい何だったんだ?!

<本当の独居生活のホンの序の口を教えてやったのだよ。>と神がお告げをくださったとしか思えない。