人知れずの記録ー障害後期高齢者の日々のつぶやき

日々のリハビリをはじめ、何でもかんでも書いてやろう!という日記帳。

今年最後の記録

2021-12-31 07:53:55 | 日記

晴れ

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過去に、自分を起源としたごたごた問題の夢見で夜半から眠りに入れず。すべて、間違いなく過去のことであるので、今どうなる、今後どうなる、というわけではないが、ぼく自身の心性に深く食い込んでいる問題である。ちょっと振り返ってみよう。

戦前生活綴方教育史研究に関すること。

大学院生時代に、「当事者」T氏から史資料を幾点かお借りした(ほかの何人かの当事者からも資料・著書などをお借りしている)。「要らないものだけど、念のために借用のしるしを名刺に書いてください」。当時は「いただいた」という心性と「お借りした」という心性とが混濁していた。埼玉大学に職を得てからも、所属研究会にお招きして「証言」を幾度かお話しいただいた。友好性に満ちていた交流であったと信じる(交通費程度の薄謝は差し上げている)。お借りした史料を使って「生活綴方史考」を執筆し、埼玉大学紀要に投稿してもいる。これをT氏に献呈しておれば問題は起こらなかったのかもしれない。

その時から10有余年、身は埼玉大学から和歌山大学に移り、そして学習院に移ることが決まった。あろうことか、毎日新聞名古屋版に、第二次世界大戦戦死者の遺族を追う記事でわが家族が取り上げられたが、その記事の冒頭文に、ぼくが和歌山から学習院に移る、と筆が滑っている。T氏の「恐喝」的妨害行為が開始された。まずは、和歌山の同僚に、続いて和歌山の学長に、さらに学習院の学長に。ぼくには700万円の請求が来た。

知人を介して千葉の法律事務所に相談(当然有料)。「業務妨害に当たるかもしれない。が、相手が歳が歳ですから、静観の姿勢を。」という相談回答。大学から呼び出しを受け、顧問弁護士から「相手の言うとおりにすべきだ。大学を巻き込まないように。」との忠告。

ぼくのすべきことは、T氏の強迫的要求に応えることしかない。馴染みの古書店に出向き、「売価はいかほどになるか。鑑定書のようなものを書いていただけないか。」とお願い。「正式な鑑定書は書くことはできないが、売価見積書は書いて差し上げます。」というありがたい返事。「できるだけ高い値を付けてください。」と頼み込み、「本当はこんな値段はとても付けられないんだけどね、せいぜい500円かな、あくまでも売価ですよ、でも川口さんの頼み事だから1万円と書いておきます。」

それらを原資料とし、資料借用の年を起源として約20年間、毎年それの借用を繰り返したことにして1万×借用年数、そしてお詫び代としてその年数をかけた額を、お詫びとお礼の言葉を綴った書簡を同封して送付した。しかしT氏は、こんなはした金で済ませる気か、孫娘に婚礼祝いに1000万出しているのだ、との一文を添えて返送してきた。

意を決した。幾度でも送る、そして謝罪の意識はまるでなくなった。金持ち爺の嫌がらせ遊び相手は務めない。

大学院生の時、母に研究の話をした時ついでにT氏のことを話題に上らせたことがある。母は、ポツンと、「T氏とはかかわらん方がええに、よい噂は何もあらへん、怖い人らしい。」と言葉を漏らしたことがある。その当時は、母の言葉を真正面から受け止める力量がなかったなあ。

このことの経験はすごく重い。生活綴方の当事者=善人という等式が完全に崩れた、しかも地元三重の数少ない当事者の一人。ま、「世間知らずの青二才が勢いだけで生き抜けるような世界ではない」ことを知って、綴り方研究から足を洗うことにつながっていく。

続く「フレネ教育研究」では、「フレネが何たるか、まるで分っていない。」と罵倒に近い言葉を、フレネ教育研究のトップリーダーから厳しいご批判をいただいたこともあるが、どうも、現実態としてのフレネ教育を追い続ける力量と意欲に欠けており、いくつかの関連論文・著書を綴ってはいるが、「時の過行くままに」、ぼくの学的興味の領域から、次第に抜けていっている。

残るのは、パリ・コミューンとセガン。誰の干渉も受けることなく過ごしてきたが、史料の扱いに持て余している現実でもある。


室内書物移動作業

2021-12-30 07:46:50 | 日記

晴れ 布団では一睡もせず

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燃えるゴミ出し 丹羽ステーションを横目で見て、神社ステーションへ

左足が不調だなあ パンパンに張っている感覚

弘美君は年寧最後のお馬さん。

今年も届いた来年の干支ミニ羽子板。ありがとうございます。

正月飾りを玄関ドアに。


今年最後の通院

2021-12-29 18:23:54 | 日記

晴れ

脳神経外科受診。午前3時に目覚め、終日頭が働かない。

補聴器不調のため、神経摩耗。困ったものだ。幸い聴覚的に障害はなかった。

診察の前に血液検査。結果は、「水分を多くとるように」「甘いものを食べ過ぎです。」甘いもの摂取は僕のストレス緩和のためなんだけど、自嘲した生活を意識しよう。と言いつつ、帰路、芋ケンピ大袋を購入してしまった。

船橋でトドちゃんと落ち合い、早めの昼食をいただいた。「良いお年をお迎えください。」

その後、イロイロ買い物。イアン君にプレゼント購入。ネックレスというのだろうか。首飾り。正月には会えるだろうから、その時に渡す。食パンブロックを購入。そして、帰路。

帰宅して、すぐ眠りに落ちた。やはり、疲れていたんだな。

今日も足の不調に泣かせられた。


デイ

2021-12-27 06:09:42 | 日記

晴れ 夜明け前に燃えるゴミ出し 丹羽ステーション

158 81 58 血圧高し

午前中、デイ。今年最後となる。年明けの第1回は6日か?

左足膝上げ、足首柔軟化訓練など。今日は、身体的に課題を抱えている個所をターゲットに。自宅でやるとしたら、どういう道具でどうするか、考えながら。ストレッチングボードの活用が必要だな、やはり。

午後は居眠り、映画鑑賞、ネット遊び。

 

 


幸せの3日間の最終日 セガン研究「母系」

2021-12-26 08:20:43 | 日記

晴れ

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布団で眠れたのは朝2時間ほど。熟睡から目覚めたという感じ。これは久しぶりの感覚だ。

セガン母系譜の地理・歴史等の概略を掴めるページ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A3

 

歴史上の傑人を扱うほとんどの記述は、「初めに父系あり」で、中も終わりもおとっちゃん家系優秀、だ。私が60歳ぐらいから手掛けた知的障がい教育の開拓者(通称)エデュアール・セガンもそうだ。伝統の地方医師・医学博士の家系と、枕詞が付けられる。現地の研究者や郷土史家に尋ねても、父方のことばかり、まあ、男尊女卑地球だもんなあ、と思いつつ、やはり、「それじゃあ何かい?セガンさんにとって、母親は意味ある存在じゃないのかね?ただ生んだだけ・・・・?」
「母系を訪ねて幾千里」なんてタイトルエッセイ執筆も可能だろうけれど、なんせ、元資料が見当たらない.「セガン研究50年、いや60年」と胸を張られる某受勲者氏も、「母」については全く触れておられない。母親の名前さえご存じない。いや、ご存じなのかもしれないが、開示されていない。
「セガン」で医学博士号を得られたフランス人児童医学のお方のみが、「母を訪ねる」道を開拓しておられる。が、この研究世界でそのことを知る人はいかほどか?先の受勲者様は、興味・関心の埒外にあるようだ。かつてこのように、私に訓を垂れられた。
「セガンはね、父親も、弟も、息子も医学博士なんですよ、セガン自身もね。」
うん、そうですけど、セガン家系には女性はいなかったんですか?これは口には出しませんでしたけど、ずっとこだわり続けてきた歴史関心。ちなみに、ペスタロッチ研究を少しかじった身には、『ペスタロッチに相応しい妻アンナ』なる書名の研究書の存在がとても重く心に残っているのだ。
で、今日も、セガンのカーちゃんの出自探索。セガンのひいじいちゃん一家が「サルデーニア王国での政争に敗れて、フランスに亡命した」と地方史書にあるのが、今のところ、唯一の手掛かり。
我が頭、混とんとしをり。ただ、サルデーニアには強い興味を持ち始めた。観光先としても、なかなか、快適なようだ。

雨~上天気のクリスマス

2021-12-25 08:57:59 | 日記

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脚の下に湯たんぽ。膝には古毛布。上は防寒ジャケット。これが今日の防寒対策。室内暖房はいれていない。子ども時代から変わらない防寒対策。

昼前から天気が上がり、太陽のぬくもりを感じるようになった。マサムネ嬢、日向の指定席で熟睡中。

朝の内に、イアン君が訪問。いつものように、彼手作りの料理など多く携えて。早速お昼に、豆ごはん+ヤギカレーをいただきました。山羊肉の歯触りの心地よさ。

 チキンのまる焼けも例年通り。いただくのは夜以降。楽しいクリスマス食事になります。

 

 


キリスト教圏の聖夜

2021-12-24 07:59:05 | 日記

晴れ

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今日はキリスト生誕の前夜。セガンは、この日に関して、「東方の三賢人」をさりげなく、書き記している。『白痴の衛生と教育』。キリスト教文化圏のことについて疎過ぎた。

ついでにセガン話:

 彼の父親世代までのフランスの子育て・教育の実像だと、セガンは綴っている。それと同時に、「現在もなお、同じことをしている」と。19世紀前後の話。だが、現代日本に通じないか?
「子どもは、片言をしゃべれるようになるとすぐに、彼にとっては非常に抽象的で分からない、寓話、教理問答、神話、文法書などと対面させられ、記憶させられる。幼児期ばかりではない、その後、考える事ができるようになる前に、覚えることを強いられ、意味が分かるようになる前に、抽象的な観念や道徳的な観念を暗唱させられる。子どもは、動物など、概念を身につける前に、ギリシャ語とラテン語を読み書きさせられる。結果がどうなるか、人間性を貧しくしても、驚きに値しない。」(1843年著書)
 
マサムネ嬢、ジジの楽しみツールを占拠!
 

 


デイ

2021-12-23 05:23:43 | 日記

燃えるゴミ出し 月と星が天空に

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午前中デイ。振替の老婦人にリズム壊される感じ。認知症にかかっておられるようだ。デイの利用者層がますます高齢者度を高めてきている。

訓練はいつも通りだが、左足首の柔軟化を意識し、自動ペダル踏み10分。なかなか長時間に思われた。

デイスタッフによるクリスマス雰囲気作り。ぼくはこういうのをあまり好まない。ちょっと傍観者的に参加していた。お釈迦様の誕生日も祝えば、「日本」にはなるだろうけれどね。


船橋へ買い出し

2021-12-22 07:53:55 | 日記

晴れ

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ビニールゴミ出し 杖突で丹羽ステーションへ 我が家の目の前の戸建て集落のごみステーション、とても魅惑的。だって、歩いて10歩ほど。坂道でないし。ゴミ収集の種別を確かめているこの頃。今日水曜日はビニールゴミだ!

日中は最高の日本晴れ。

船橋でトドちゃんとランチ。いつもの、駅ビルの寿司屋さん。安くておいしい。

 食事の後、総菜、パンなどの購入。キャリングバッグ一杯の買い物。

 二日続いたデイの後遺症だろう、脚が痛く、引きずり歩く無様。トドちゃんに助けられます。感謝。