ニゲロンパのポケモン育成論

自分なりに考えたポケモン育成論をさらしていくブログ、雑談もあるよ

フェアな推理のための5つの約束

2015-04-21 19:51:28 | 推理
「そろそろノックスの十戒やヴァン・ダインの二十則に変わるものが出てきてもいいのではないでしょうか」

「ノックスの方はともかく、ヴァン・ダインの方は個人的趣味による項目が入っているものね」

「というわけで、作ってみました」

5つの約束
1.犯人は、主要な登場人物でなければならない。
2.犯行は、出来得る限り簡単な方法で行わなければならない。
3.犯人を指し示す決定的な証拠を存在させなければならない。
4.探偵役や警察の発言、調査結果は全て真実でなければならない。
5.犯人を途中で退場させてはならない。


「1は、ノックスの十戒やヴァン・ダインの二十則でも言われていることよね」

「2は、人を殺すのに館の1階部分を水没させたり、斜めになった館を作ったり、通背拳を密室殺人のトリックに使用してはいけないってことです。
犯行方法が大掛かりになり過ぎると、読者が推理できなくなってしまいますからね」

「3は、犯人を特定、逮捕するために必要なことね。
薬を入れ替えが肝なのに、劇中に薬を入れ替えるチャンスが出てこないなんて作品は失格ってことよ」

「4は、推理に必要な情報を提示する役割を持った人物が嘘をついていたら、推理が成り立たなくなってしまいますからね。
探偵役や警察に限定してるのは、犯人が嘘つきやすくするためですね。
犯人しか、嘘をつかない状況だと犯人が分かりやすくなってしまいますから」

「5は、推理うんぬんよりもお話としての盛り上がりに欠けるからよ。
犯人が途中で自滅して殺人は終了したら、探偵も警察も不要になってしまうからね」

「あくまで私個人の意見ですよ。
これらを破っていても、何も問題はないですし、面白い作品も存在しますからね」



コメント
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