「これが白鳥麗子殺人未遂事件の真相です」1.アイリンが新曲(野球関連)の振り付けのためにバットを持って振り付けの練習をしていたところ、バットがすっぽ抜けて、白鳥さんに直撃。
2.白鳥さんは身を守るためにうさぎ小屋の中に逃げ込み、中から鍵をかけた後に意識を失う。
3.スキャンダルにならないように、畠山がアイリンを現場から遠ざける
4.魚澄がバットを回収し、アイリンの指紋をふき取り、屋上に置く
「なにこの酷い推理は、こんなのが真相なら、大ブーイング間違いなしよ」「だって、榎ですから。作者のレベルに合わせた結果なのでどうしようもありません」
「最後の事件の真相が、これでいいわけ。それに赤鬼と全く関係ないし」
「赤鬼の正体は、喜嶋ゆいなので、今回の犯行はどうあがいても不可能ですからね」「喜嶋ゆいが赤鬼だっていう根拠はどこにあるのよ？」「まず血の学級会について推理していましょう」・犯行の動機は、赤鬼の役を押し付けられたから→役がすでに決まっていたアバクと猿飛には動機がなく、犯人ではない。
・雉の配役は決まっていなかった→喜嶋ゆいが生存している理由が不明。
・教師の見た目がロリ松に似ている→殺された教師はロリ松の親族？
・写真の右隅の方にてんとらしき子供が写っている。→てんとが最後の生き残りの可能性がある。
「これだと、まだてんとも犯人の可能性があるんだけど、喜嶋の方を赤鬼と判断したのはなんで？」「てんと、喜嶋のどちらがスケープゴートとしてふさわしいかと考えたら、名前にお供の役が入っていないてんとの方でしょうからね。決定的な証拠ではないので、てんとが赤鬼の可能性も無くはないですが、それだと作中最大の謎の犯人が記憶喪失になっていて、事件のことを全て忘れていましたなんてのは、盛り上がりに欠けます。
それに『こいつは、もう血の学級会の犯人赤鬼じゃない！！オレの友達の七星てんとだ！！』とかいうクサい法律どこいったな展開が待ってそうじゃないですか」
「喜嶋が赤鬼だと、メールが全くの出鱈目っていうことになるけど、そこら辺はどう説明するの？」「あのメールは、赤鬼からのものではなかったということですよ。わざわざ自分の居場所を教えるメリットが皆無ですからね。
ロリ松あたりが送ったんじゃないですか、血の学級会事件の真相を知るために」
「今回の推理が当たっていませんよーに」
