「いつから、勘違いしていたマリさんが118歳だと」50歳差の年の差婚。68歳のアキヒコさんと結婚した今年入学したての女子大生マリさん。でも、マリさんには100歳に見える息子がいて…？
「いや、出題者がそれが正解だと言っているんだから正解でしょ」「よく問題の漫画をみてみてください。これらの発言は、おかしいと思いませんか？」
・う、うらやましくなんて ない…！
・夜なんか問題ないの…？
・だ、誰！？このおじいさん！？
「確かに、118歳のおばあさんと結婚できたことをうらやましく思う男性なんて、めったにいないわよね。118歳の女性なんだから、子供や孫がいることを想像できないってのは、おかしいわね」
「そうでしょう、そうでしょう。真の正解は、こうなるはずなんです」
マリ(18)は、アキヒコ(68)が本当に私のことを愛しているのかという不安からマリッジブルーに陥っていた。
見かねた祖父の田吾作(95)がマリにこんな提案をしてみた。
「披露宴で私がマリのことをママと呼ぶから、マリは私のことを自分が産んだ息子ですと答えなさい。
その後のアキヒコ君の反応で彼がマリのことを愛しているかどうかが分かるから」
マリは、祖父の提案を受け入れることを了承し、2人は披露宴でそれを実行したのであった。
「無理やりな展開だけど、花嫁は118歳よりは有り得ると思うわ」「登場人物全で真実を話しているというヒューリスティックスが花嫁は118歳などという解答を生み出してしまうんですね」
