「進研ゼミの漫画のような終わり方でしたね」
「この漫画で一番おもしろかったのが将棋とは何も関係のないおまけの文化祭の話と言う時点で将棋漫画として失格だと思うわ」
「ここまでもったのも作者の実力ではありませんからね。
橋本プロ、あなたの監修があったからここまでやれたんだ」
「ものの歩の欠点は3つある。
1つ、主人公に魅力がない!!
2つ、ご都合主義が多すぎる!!
3つ、作者のボキャブラリーが貧困過ぎる!!」
「1つめは、語る必要はないと思います。
あの主人公が好きだと言う人は、かなりの少数派でしょうから」
「大会には3名必要なのに、『今更メンバーを探しても戦力にならなそうだから、その分将棋を指すのに使おう。そして大会は2名だけでエントリーしよう』
最低限のルールすら守らない連中を出場させてくれる将棋の世界って、本当に厳しいわ」
「主人公が4勝2敗のボーダーラインをクリアできなくても合格者が少ないから受かったり、泰金がプロになるエピソードでも、1位と2位両方負けたですからね。
これまでの日程がどうなっているかの描写なんてなかったんですから、1位と2位両方に勝って文句なしの成績でプロ入りでよかったでしょうに」
「例えがクロガネ同様じゃんけん。
作者は、どうやら分かりやすい例え=じゃんけんしかないんでしょうね」
「まあ、じゃんけんは知っている人が多いですから、例えやすいんでしょうよ。
それよりも、こっちの方が問題ですよ。
小鳥遊プロは、一人もプロを輩出していない奨励会員の墓場。
かやね荘って確かさあ、一人もプロが出ていないトコだろ?
短い間で完全に表現がかぶってますからね」
「実際には小鳥遊プロは若手のトップである歌川七段を輩出しているから、墓場でもなんでもないのよね」
「明日美が男の娘だと判明するシーンで桂司の視線に香月が『・・・・何で僕を見るんだ。逆だろ!』というシーンがありましたが、あれは香月が男の格好をしているのに女と間違われるって意味でいいんですよね?
みなとがかやね荘の紅一点なんですから」
「分からないわよ。
数週で自分の作った設定を忘れる作者なんだから、設定を忘れて香月を性転換させていてもおかしくないと思うわ」
「みなとや十歩ファンの能塚さんは可愛かったので、次はラブコメでも書いたらどうでしょうか」
「幽奈さんに敗北してスリーアウトで退場する未来しか見えないわ」