徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

お袋の様子、 7月12日

2010-07-18 17:45:19 | 認知症
喪に服してしばらくブログを中断すべきなのか?
それとも悲しみに引きずられないように、
一刻も早く再開すべきなのか?
正直どちらが正解なのか解らない。

ただ、私がこのブログを始めたのは、
子どもたちに、私が何を考え、何を感じて、何を思ったのか?
そういうことを直接伝えられないからこそ、
いつかこのブログを読んで感じて欲しい。
そう思ったから。

だからこそ、今回の事もなるべく早く書き記そう。
忘れないうちに。
もし批判があればそれは私個人が甘んじて受けよう。

過去のブログはでお袋の話は7月7日までしか書いていなかった。

8日、9日はそれほど変わりはなかったはず。
熱はずっと、36度台。
熱が上がらないことを嬉しく思っていた。
しかし、ヘルパーさんの日誌を見れば、
この頃から、痰がひどかったことと、寝ていることが多かったこと。
特に、金曜日以降は起きている姿を見なかった。
それが前兆と言えば前兆だった。
徐々に、動きも大人しくなり、
拘束も外された。

日誌を読み返せば、土曜日の夕方から、
目が覚めたとの記述はない。
ずっと眠っていたのか?
意識がなくなったのか?
今となってはもうどちらでもいいが。

月曜日の朝、私がいつも通り、出勤前によれば、
眠ったまま。
36度2分。酸素99%。
数値は非常に向上。
いい傾向なのに、なんとなく衰弱?
当時、そんな言葉が浮かんだ。
何故かはわからないが。

大きな声で呼びかけても反応しない。
ひょっとするともうだめか?
そんな弱気な気持ちが起きるが、
それでも、経管栄養を開始出来れば復活できる。
それだけが呪文のように浮かぶ。
看護婦さんが来て、若干話をする。
衰弱してきているので、
今日明日で何か起きるとは思えないが、
でも、いつ何が起きても不思議ではないと言われる。
覚悟しとけと言うことか?
そう思った。

会社で仕事をしていると、10:30頃だったか。
病院から電話が入った。
一瞬びっくりするが、
話の内容は、朝、看護師さんから聞いた話の繰り返しだった。
違う看護師さんからだったので、
引き継ぎが上手くいかず、
まだ、私に言っていないと思ったらしい。
逆にいえば、病院にとっては、
それだけ、伝えなければいけない重要事項と言うことか?
そう思いたくない気持ちも強く、
わざと無視することにした。

夜、仕事が終わり、病院に行こうか迷う。
迷った末に行かないこととした。
それが若干、後悔と言えば後悔。
拠り所は、看護師さんの、
「今すぐどうこうなるとは思えない」との言葉。
行くと、亡くなってしまうとのかすかな予感。
過去に、親父方の伯父のお見舞いに行って、
亡くなる場面に遭遇してしまった事が思い出された。

でも、ヘルパーさんの日誌にも、
12日の22:00までは、
バイタル異常なし。抗生物質点滴開始となっている。
そこまではそれほど異常がなかったことが分かる。
もし私が行っても、20:00前。
そのまま帰っていただろう。

いい訳だが。


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