徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

【J特】選手の成長について

2010-07-17 21:07:40 | サッカー(その他)
本当はもっと大切なことを書かなくちゃならないんだけれど、
整理がつかないので、時間稼ぎの内容で一つ。

Jリーグ2010特命PR部員 おとぼけの父上



人間は色々な局面で成長する。
よく聞く話では、親が病気になって、
子どもがその代わりに色々な家の仕事をするだとか、
それまで悪ガキだったのに、
学級委員長に指名されて、優等生に代わるとか、
チームのキャプテンになったら、
みんなをぐいぐい引っ張っていくようになったとか。

立場を弁え(わきまえ)、
責任を感じた時、
人はそれにふさわしい行動をとるようになる。
そういう局面は、実はそれほど不思議な話ではないのかもしれないが、
それを感じたことが最近相次いであった。
まずは、中体連でのR中のソフトテニス部。
まあ、昔からそうであったのだが、
一般的な大会と、最後の中体連で、
中学生の見違える成長。
素晴らしい試合。
いつも感動を与えてくれる。
それまで、今ひとつピリッとしなかった選手が、
つまらないミスがほとんどなくなり、
いいショットを連発して、
時には番狂わせを演じて勝利し、
時には、惜しくも届かず敗れはしても、
仲間に、後輩に、父兄に、
そして私に、感動を与えてくれた。
それは、集中力であったり、
最後の試合に対する思い入れだったり、
あるいは最後の団体戦での、仲間とのシンクロ的な気持ちが、
相乗効果となって、プレーに具現化する。
そんな感じか?
よく、高校野球でも、大会を通じて成長したというようなコメントは、
今まで何度も聞いてきた気がする。

そして、ワールドカップ。
今でも言いたいことは沢山あるし、
色々な思いはある。
しかし、ワールドカップの試合の中で成長していった。

R中の選手と同じように。(同じ土俵で語ってはいけないか?)

例えば大久保選手。
今でも嫌いなことに変わりはない。
シュートの不正確さにはどうしても文句は言いたい。
しかし、その献身的な走り、守備が、
日本に貢献したことだけは認めない訳にはいかない。
そして遠藤選手。
嫌いな事は同じ。
効果的なパスの少なさが気に入らないが、
しかし、初めて見たダイビングヘッドに象徴される、
真剣なプレー。
そして実際に決めたフリーキック。
彼の貢献ももちろん特筆されるだろう。
そしてもう一人の嫌いな闘莉王。
それまで合った雑なプレーが全くなくなり、
独りよがりなプレーもなくなり、
安定した守備は珍しく頼もしかった。

彼ら3人だけでなく、
本番のガチンコ勝負で、
一人一人が今何をすべきか考え、
そして実際にプレーしたことから、
それがチームプレーとして輝き、結実したのだろう。
ただ、それが、結果的にギリギリ間に合っただけで、
もっと、準備段階から方針が固まっていたら、
もっと、違った戦い方ができただろう。
攻撃のバリエーションも増えただろう。
だから、私は岡田監督を支持できない。
結果オーライでは駄目だと思う。

でも、ガチンコ勝負は人を成長させる。
それは常に真理なのだと思う。

R中のみんなも、常にそれを意識してがんばって欲しい。
そうすれば、今年逃した県大会への道も、
再び開けるだろう。


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