徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

私の病気

2006-02-06 23:38:24 | 病気・健康・ダイエット
今日は寒かった。特に体調が悪かった所為か、
暖房がついていても部屋の中が寒く感じた。
一人で上着着て、ぶるぶる震えていた。
年を取った所為か、甲状腺の薬の所為か、
昔より寒さへの対応が苦手になってきた。
もちろん甲状腺の病気がピークの時は、
体中ぽかぽか状態で真冬でも半そでOKという異常状態だったけど。

そう私は平成元年頃に、甲状腺機能亢進症(バセドー氏病)と診断され、
以後ずっと治療中の身。
薬のおかげで症状はほとんど沈静化しているものの、
昨年、医者と相談の上、症状が落ち着いているので投薬を中止してみたら、
やはり数値は上昇、症状が発生、
結局薬なしではいられないことが判明した。

たぶん甲状腺が悪くなったのは昭和63年ごろだと思う。
やたら汗をかくし、やたらのどが渇くし、
疲れやすく、なのに熟睡できず、
バスや車に長時間乗り、同じ体勢を取っていると、
運動をやっていた人は判ると思うけど、
ハードな練習をやった後、筋肉痛で階段を上るのも、
足ががくがくして力が入らない状態。
そんな感じになってしまう。
さらに、症状が進んできたときには、
主になぜか土曜日の朝、起きると手足に力が入らない。
さっき書いたようながくがく状態で、歩くことが出来ない。
でも、その症状は半日もすれば回復しだし、
夕方にはその症状が消える。
家庭の医学という本を見たら、
周期性四肢麻痺という病気の症状にそっくりだった。
病名はわからず、原因もわからず、突然歩けなくなる。
周りのみんなが心配し、また今はたまたま土曜日の朝しか症状が出ないけれど、
平日に出れば会社にも迷惑が掛かるということで、
確かゴールデンウィークの間の土曜日だったかな?
症状が出たので県立総合病院に診察に行った。
先生は若い先生でたぶん研修医だったと思う。
私の診察をしても原因がわからず、一生懸命パソコンで
症状から病名を検索していた。
私が周期性四肢麻痺に症状が似ているとアドバイスすると、
その先生は「違います」と素人は口を出すなという感じで怒られた。
結局判らず、脊髄あたりの神経が圧迫され、
歩けなくなっている恐れありと、CTスキャン撮ったりしても判らず、
入院することになった。
緊急病棟しか空いていないので、末期症状患者の病室に入院。
周りはウンウンうなっている人の中で、
最初は私も全く歩けず、点滴を打ちながら、
このまま死んでしまうのではないかと思いつつ、
いつものとおり夕方には歩けるようになり、
翌日には全く普段と変わりない状態。
一日入院して病名不明のまま退院した。
最終的に病名がわかった経緯はまた、後日にするけれど、
このときの経験で、医者は当てにならないことがわかった。
正確に言うと、医者はその人の得意分野意外は、
判らないということ。幅広い病気の分野をすべて網羅している医者は、
いないということがわかった。
甲状腺機能亢進症は、簡単にいうと常に興奮状態になる病気。
興奮すると体中かっかとするし、(だから汗をかき)
何かあると怒りっぽくなり、内から湧き出る怒りが抑えきれなくなる。
だから、病気がわかる直前には、奥様とけんかになることも多く、
またそのときの自分の怒りに自分自身が驚くことが多かった。
さぞかし奥さんに迷惑をかけたことだろう。
今は薬で抑えているけれど、一生病院通いは続くので、
自分の宿命とはいえ、面倒くさいのも事実。
お金も掛かるし・・・・

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