私は今6種類の薬を飲んでおり、うち、2種類が血圧を下げる目的で服用し、更に別の2種類には、複合的?付随的?に血圧を下げる効果もあるという薬を飲んでいます。しかしながら、以前より血圧が高めに推移しており、この改善が課題となっております。運動をして、塩分を控え、睡眠を十分にとれば、血圧は低位安定するはずなのですが・・・・
油断と言う言葉から皆様は何を思い浮かべるでしょうか?
油断と言う言葉を辞書で調べれば、
たかをくくって気を許し、注意を怠ること。
じつはこの油断という言葉、
仏教の「ある例話」から生まれた仏教用語らしいです。
「ブッダが説いた教えを守り続けていくことは、中途半端な気持ちではできないことだ。それはあたかも、王様の命令で一人の家臣が油を一杯に注いだ鉢を持って遠い道を歩かされ、もし鉢を傾けて一滴でも油をこぼしてしまったら、お前の命を断ってしまうぞといわれている状況と同じくらい気の抜けないことである」
というお話が由来だそうです。
私が油断で思い出すエピソードは、
比叡山延暦寺根本中堂に灯される法灯は、開祖最澄の頃から消さないよう油を足し続けており、この油が断たれること無いよう戒めたことに由来。
と言うお話です。
さて、今日私が書きたいことはスポーツにおける油断と、
勝敗に関する因果関係?ちょっと仰々しいのですが。
要するに、油断が生じる、或いは生じやすいシチュエーションが、
スポーツでは、ピンチであり、チャンスですよ!と言うお話です。
サッカーでは2ー0が危険なスコアと言われていますが、
これも、1点取られてもまだまだリードと言う状況から、油断が生じ、
そこから1点返されるとバタバタし始めると言う教訓です。
同様に、
卓球でも、テニスでも、バトミントンでも、
実力差があれば別ですが、
拮抗している対戦で、マッチポイントを握った時、
あと1ポイントで勝利と言うことを意識して、
油断と共に、プレーが萎縮したりすること経験ありませんか?
ゴルフもそうかもしれません。
このパットを沈めれば優勝と思って、はずすパット。
グリーンに乗せて2パットで優勝と思って、バンカーに入れてしまう。
このホールボギーなら自己最高スコアが出る!と考えて、
ティーショットで、チョロったり、OB出したり。
言い出したらキリがないくらい、痛い目にあったことありませんか?
テニスでも相手にマッチポイントを握られた時、
その時こそ、自分で暗示をかけるのです。
「相手は油断しているはず!」
このポイントを落としたら負けと考えるか、
相手は油断しているから逆転のチャンスと考えるか。
あたかもコップに入っている半分の水を見て、
まだ半分あると思うのか、もう半分しかないと思うのか。
ただ、プレッシャーに負けないために、
負けそうと思うより、勝つチャンスと思う方が、
良いプレーが出来ると思いませんか?
そう考えれば勝てると言うほど、
勝負の世界は単純ではありませんが、
少なくともガチガチになって自分のプレーが出来ずに後悔するのか、
精一杯のプレーをした上で納得して負けるのか?
どちらが次に繋がるのか、解りますよね?
ピンチの場面でも、普通のプレーが出来れば、
まだ挽回のチャンスはある訳で、
そのために、チャンスと前向きに考えることが大切なのです。
さて、今年の目標である年間読書100冊。
今年度、101冊目です。
周木律 伽藍堂の殺人 評価は1
わざと厳しめに評価しました。
おそらく、次回作と連動する内容があるのでは?
そちらを読めば、
この作品の評価も若干上がるかもしれません。