徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

サッカーU-17女子ワールドカップ 初戦タンザニア戦

2022-10-13 12:02:56 | サッカー(日本代表)

昨日はJリーグで延期となった試合が行われました。最下位のジュビロはマリノスに勝ち、14位のサンガは負け、13位のベルマーレも負けました。これで、エスパルスとの勝ち点差は広がりませんでしたが、逆にジュビロとの勝ち点差は4点と縮まりました。お尻に火がついた状態。ジュビロに勝つか負けるか?運命の分かれ道です。

 

昨日と言うか夕べと言うか、

夜の11時15分からの中継で、

U-17女子サッカーワールドカップのタンザニア戦がお紺われました。

結果から書けば4-0で勝ちましたが、

内容的には物足りない、

もの凄くフラストレーションが溜まる試合でした。

相手のタンザニアは男女を通じ、

全てのカテゴリーでワールドカップ初出場。

この大会に出てきたことは素晴らしい事であり、

対人の強さ、球際の強さ、直向きにプレッシャーを掛ける運動量は、

中々のものでしたが、やはり組織的なサッカーとは程遠く、

前半のスタッツは支配率日本の64%。

シュート日本13本、タンザニア0本。

枠内シュート日本6本、タンザニア0本。

最終的には、

支配率日本の59%。

シュート日本27本、タンザニア4本。

枠内シュート日本12本、タンザニア0本。

ファウルは日本6、タンザニア10。

タンザニアにイエローカード1枚、1発レッドカード1枚。

前半20分に相手選手の退場しましたが、

その後の戦いぶりはその有利を全く感じませんでした。

 

敢えて悪く言えば不甲斐ない試合展開の理由は、

・まずこの年代の経験不足。

・現地の天候は27℃ながら湿度は81%とそこまで劣悪ではなかったけれど、何となく重そうに環境に慣れていない感が強かった事。

・やや長めのピッチコンディションで、パススピードが上がらないので、横パスがつながらずインターセプトされた回数はかなり多かった。

・その関係でドリブルももたつく場面が多く、パスの出しどころを探しているうちに相手に寄せられてフィジカルで負けて奪われる場面が続出。特に後ろから追いつかれる場面、ドリブルでかわそうとして足を出されて引っ掛かる場面も多発。

・ドリブル突破は日本の武器になっていましたが、個々人のプレーの依存度が高く、組織的な攻撃はかなり物足りなかった。

・トラップが不正確でチャンスを何度もつぶしました。ダイレクトで打つ選択肢はなかったのか?

・ペナルティーエリア内外での攻撃時、第1選択がパスなので、相手の守備が崩せなかった。まずシュートを打てば相手がシュートブロックに来るので、そこで空いたところへ飛び込んでパスを受ければもっと得点チャンスは生まれたと思う。

・とにかく縦パスの多さは評価できるものの、横パスで相手のスライドを逆手にとって体力を奪ったり守備のズレを狙う攻撃がなく、中を固める相手の守備に嵌った感が強い。

・スローイングで投げる場所を探して時間がかかり、ドリブル中もパスの受け手を探したり、とにかく攻撃のスピード感に乏しく、相手は守り易かったと思う。

・相手GKの異常ともいえる時間稼ぎは。むしろ尊敬に値した。何度も手が痛いそぶりを見せたが、最後までプレーの瞬間は痛がらずむしろ好セーブを連発。手袋を替えたりシューズまで替えるのは初めて見ました。

最終的な総括として初戦だからという言葉に集約される試合でした。

予選リーグで相手を圧倒して、

決勝トーナメントであっさり負けたこともある過去よりは、

苦戦も良薬となるかも知れないと慰めるような試合でした。

次戦はカナダ戦。

ガンバレ日本です!

 

さて、今年の目標である年間読書150冊。

216冊目です(今年284日目)

「秘闘 奥右筆秘帳6」上田秀人   

勝手に評価10点満点中6点

立花家の一人娘瑞紀にもたらされた格違いの婿取り話。糸を引くのは奥右筆組頭を手駒にしたい松平定信か。苦悩しつつも立花併右衛門は、将軍継嗣最大の謎、家基急死事件の驚くべき真相に迫っていた。そして定信憎しの一橋治済は、謀殺の命をついに冥府防人に下す。人気シリーズ第六弾。

コメント (2)
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