この後U-17女子ワールドカップ対フランス戦のお話を書きますが、今回招集されているメンバーは当然17歳以下。基本的に高校2年生の世代ですが、最も若い眞城美春選手は2007.02.05平成19年生まれ、高校1年生。なお、高校1年生は松永未夢選手、板村真央選手の3人で高校3年生は大矢さくら選手です(多分)。1年生トリオは、松永選手155センチ、板村選手154センチ、眞城選手155センチと日本の中でも小柄。でも山椒は小粒でもピリリと辛い。まさにそんな選手です。
U-17女子ワールドカップ予選リーグDグループに入った日本は、
昨夜、第3戦フランス戦が行われ、見事2-0で勝利しました。
第2戦の終了時点で決勝トーナメント進出を決めていた日本は、
昨日の勝利で1位抜けとなりました。
フランスとの試合は、後ほど載せるスタッツでは、互角の数値であり、
タンザニア戦・カナダ戦と比較すれば苦戦と言う感覚であり、
失点か?!と言う場面は本当に各選手が身体を投げ出してギリギリで防ぎ、
何とか3試合連続のクリーンシートとなりました。
ただ、試合全体でみれば、明らかに相手を上回っていました。
強いて言えば、あれだけ得点チャンスを作っても、
それを実際の得点に結びつける精度が不足している事。
日本のサッカーを支えるのは運動量であり、
全員がサボらない直向きな寄せやカバーリング。
常に攻撃を意識した縦パスや裏への抜けだし。
これが、勝ち進んでも出し続けることが出来れば、
良い結果に結びつくでしょうが、
ここまでの予選リーグは中二日、
決勝トーナメントは中三日で行われます。
これからは疲労の蓄積もあれば、
小さいケガが選手の動きを制限していきます。
日本が今の戦い方をどこまで出来るかが優勝へのカギとなるでしょう。
前半のスタッツは、
支配率日本の51%。
シュート日本6本、フランス7本。
枠内シュート日本4本、フランス4本。
最終的には、
支配率日本の54%。
シュート日本17本、フランス14本。
枠内シュート日本8本、フランス8本。
ファウルは日本10、フランス9。
イエローカードはどちらにもありませんでした。
さて、次戦はスペインとの対戦となりました。
Cグループは1勝1敗で4チームが並んでいましたが、
第3戦はスペインが1-0で中国に勝利、
コロンビアがメキシコに2-1で勝利。
得失点差でコロンビアが1位抜けスペインが2位抜けでした。
ダイジェストで少し、スペインの試合を観ましたが、
フランスと似たタイプ?
U-20やフル代表に比べれば、攻撃も守備も甘く(当たり前ですね)、
全然敵わない相手ではありませんが、
ここまで来ると、油断が最大の敵であり、
簡単な試合にはならないでしょう。
スタメンをどうするのか?
交代選手をどうするのか?
PK戦も視野に入れなければいけないでしょうし、
何より無失点にもこだわって欲しいし、
それ以上に勝利が、優勝が欲しいです。
決勝トーナメント準々決勝は、
アメリカ対ナイジェリア、コロンビア対タンザニア、
ドイツ対ブラジル、日本対スペインとなりました。
私の予想では、
準決勝はアメリカ対コロンビア、日本対ドイツ。
そして決勝は日本対コロンビアで日本優勝です。
因みに希望的観測と言うか、こうなったら面白いと言う予想は、
準決勝ナイジェリア対タンザニア、日本対ブラジル、
決勝は日本対ナイジェリアで日本優勝です。
まあ、こういう予想は当たらないから予想なのですが。
前のブログで私のお気に入りの選手を書きましたが、
(個人的にウルフジェシカ結吏選手、岡村來佳選手、谷川萌々子選手、眞城美春選手、樋渡百花選手がお気に入りです。)
そういう選手が活躍してくれたらうれしいですし、
それ以外の選手も是非とも頑張って欲しい。
この代表になら十分優勝を狙えそうです。
ガンバレ日本です。
さて、今年の目標である年間読書150冊。
221冊目です(今年290日目)
「旅立ちぬ 吉原裏同心抄」佐伯泰英
勝手に評価10点満点中6点
幼馴染の汀女とともに故郷の豊後岡藩を出奔し、江戸・吉原に流れ着いた神守幹次郎は、剣の腕を見込まれ、廓の用心棒「吉原裏同心」となった。時は流れ、花魁・薄墨太夫が自由の身となり、幹次郎は汀女、薄墨改め加門麻との三人で新しい生活を始める。幼い頃に母と訪ねた鎌倉を再訪したいと願う麻に応え、幹次郎らは鎌倉へ向かう。旅からはじまる新しい物語、開幕。