今朝(4:48)の配信で知りましたが、レスリングのオリンピックチャンピオンでもある須崎優衣選手がUー23世界選手権で優勝するのは不思議でも何でもありません。東京五輪「金」須崎優衣がV、男女通じ世界初「グランドスラム」達成…U―23世界レスリング(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース記事の中にもありますが、須崎選手は、カデット(現U―17)、ジュニア(現U―20)、シニアの各世界選手権と五輪を合わせ、世界の主要5大会制覇を達成しました。まあ、オリンピックで10-0、10-0、11-0、10-0と無失点で優勝した須崎選手。特に決勝は1分30秒強でテクニカルフォール勝ちの圧勝だった訳で、今大会も必然の勝利?動画を見たいですよね。
さて、しつこくUー17サッカー女子日本代表のお話です。
予選のDグループを無失点で駆け抜けたリトルなでしこ。
ここまでの圧倒的強さを見れば、当然優勝を期待しますが、
実は今回以上に予選グループを駆け抜けた年もありました。
2012年のリトルなでしこは、
成宮唯選手をキャプテンに、
GK平尾千佳選手、DF三宅志織 選手、清水理沙選手、
MF長谷川唯選手、杉田妃和選手等々、
のちの日本代表に選出された選手も多く出場し、
ブラジル戦5-0、ニュージーランド戦3-0、メキシコ戦9-0と圧勝。
予選リーグは17得点0失点の3連勝で、
決勝トーナメントへ進出し、優勝を期待されましたが、
準々決勝のガーナ戦は0-1で敗れました。
私のその時のブログです。
強い時ほど、形にこだわってしまう日本の弊害?
相手を抜こうとドリブルを仕掛けてはガーナに引っかかってしまう。
長い芝で思うようにドリブル出来ず、サイド攻撃が機能せず、
ゴール前ではシュートの場面でも、崩しを意識してパスを選択。
結局、自滅と言って良い試合でした。
今のリトルなでしこならミドルシュートも多く、
そこまでイライラはないかもしれませんが、
逆に相手の守備も攻撃も、当時よりは質が向上しており、
勝てる保証は全くありません。
参考に過去の成績です。
2008年 は17得点5失点3勝0敗。
岩渕真奈選手、池田咲紀子選手、橘高校出身の杉山貴子選手、
石田みなみ選手、更には田中陽子選手等が出場
準々決勝でイングランドと2-2からPK戦で敗退。
2010年は13得点4失点2勝1敗で2位抜け。
猶本光選手、田中陽子選手、田中美南選手、横山久美選手、
橘高校出身の高木ひかり選手が出場。
因みに横山選手の北朝鮮戦の伝説の5人抜きの得点シーンもありました。
5人抜き 横山久美
決勝で韓国に3-3となりPK戦で敗れ準優勝でした。
2012年は、先程書いた通りです。
2014年は優勝。
因みに予選リーグは15得点0失点3勝0敗。
杉田妃和選手、長谷川唯選手、長野風花選手等が出場。
皆様ご存じの通り優勝でした。
2016年は予選リーグ13得点2失点3勝0敗でした。
長野風花選手、宮沢ひなた選手、植木理子選手、高橋はな選手が出場。
決勝で北朝鮮と対戦し0-0からPK戦で敗戦準優勝でした。
2018年は7得点1失点1勝2引き分けで1位抜け。
準々決勝でニュージーランドと1-1となりPK戦で敗退しました。
因みに、
Uー17女子サッカーワールドカップ2018年までの通算成績は、
7回出場し30試合を戦い、22勝2敗6分。
(PK戦の敗戦は引き分け扱いとなります)
今大会も今のところ3勝0敗。
U-17世代は世界を圧倒しています。
ただ、理由は明白で、
他国はこの世代に力を入れてこなかった過去があるからです。
放送の解説の方も仰っていましたが、
今回もフランスなどは、
合宿すらほとんどせずに大会に臨んでいるようで、
チームとしてまとまりのある国と、日本やスペイン等の、
この世代にも力を入れている国との差は歴然としています。
だからこそ、この世代では優勝して欲しいんですよね。
ガンバレ日本です!
さて、今年の目標である年間読書150冊。
222冊目です(今年292日目)
「浅き夢みし 吉原裏同心抄」佐伯泰英
勝手に評価10点満点中6点
鎌倉の旅から帰った幹次郎らは、玉藻と正三郎の祝言を数日後に控え、忙しい日常に戻る。麻のための離れ家も着々と完成に近づき、祝いの空気が流れる秋。しかし幹次郎は、吉原が公儀から得た唯一無二の御免状「吉原五箇条遺文」が狙われていると直感していた。襲撃される幹次郎と汀女。張り巡らされる謀略と罠。新吉原遊廓の存続を懸けた戦いが、再び幕を明ける!