徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

プロフェッショナル 瀬谷 ルミ子さん

2009-04-21 22:54:54 | テレビ
家に帰り、何の気なしに見た番組。

プロフェッショナル 仕事の流儀
今日は瀬谷ルミ子さんのお話だった。
まだ32歳。
アフリカ党の紛争地でDDRに掛ける人生。
こんな素晴らしい日本人がいること。
初めて知った。

内容は

村人たち一人一人と向き合う瀬谷

中東やアフリカなどの紛争地に赴き、DDR(武装解除・動員解除・社会復帰)と呼ばれる国家規模の武装解除を担う、NGO日本紛争予防センター事務局長・瀬谷ルミ子(32)。兵士から武器を回収、治安を回復させ、国を復興へと導く。
この10年、瀬谷は、国連職員や外務省職員などの立場でシエラレオネ、アフガニスタン、コートジボアールなどのDDRに関わってきた。今はその経験を生かし、フリーの専門家として仕事を請け負う。
この2月、アフリカ・スーダンで18万人を扱う史上最大のDDRプロジェクトがスタート。国連からの要請を受け参加する瀬谷は、国連や政府に提言する際、徹底して現地調査を行う。目の前の一人一人の声に耳を傾け、現実の中から答えを見つけ出す。
紛争後の状況は、その国によって違う。それを見ずして本当に必要な支援は分からない。それは、アフガニスタンでのつらい経験から得た教訓でもある。

粘り強く争いの原因を追求する瀬谷

瀬谷が目指す、“真”の武装解除。それは、単に武器を回収しても終わらない。
長年にわたり戦いを繰り広げてきた人々の、互いへのわだかまりや憎しみは深い。例え、戦争が終わったとしても簡単には憎しみの連鎖は消えない。
瀬谷は、憎しみや争いの原因を徹底的に探り、解決する方法を模索する。
この日も、争いの原因となっていた水場を供給するため政府に提言することを約束した。
「これがあればなんとか後は自分たちで争わずにいけるというところを探し当てる。和平合意の上では平和な状態になっても、心の中で平和がまだ訪れていなかったら、それは本当に平和な状態になったと言えない」

少年兵だった若者のために奔走する瀬谷

今回のスーダン滞在で、瀬谷がDDRの仕事で最もこだわる問題の一つとして取り組んだのが、幼くして戦争に駆り出された少年兵の問題だ。
内戦中、スーダン南部だけでも2万人に達したという少年兵の社会復帰はことさら難しい。瀬谷は、除隊し学校に行きたいという一人の若者のために立ち上がる。
この10年、数々の紛争地を渡り歩き、内戦というすさまじいうねりに翻弄(ほんろう)されてきた人々と向き合ってきた瀬谷。どんな困難な場所にいても、例え、わずかでも、希望の光があれば人は立ち上がれる。「人生は、自分の手で、変えられる」というのが、瀬谷の揺るぎない信念だ。

いつもながら、素晴らしい番組。
これだけの経験をして、
これだけの実績をあげ、
女性で(こういうことがすでに爺の証拠だが)
しかも32歳。
武装している兵士と対等に付き合っていく女性。
そんな姿がまぶしかった。
いかに自分が小さな人間か。
思い知らされた瞬間でもあった。

余談だが、

この番組を支えるNHKの女性アナウンサー。
質問が結構的確で、
プロを連想させるアナウンサー。
住吉美紀(すみよし・みき)

昭和48年、神奈川県生まれ。NHKアナウンサー。平成8年、NHK入局。得意の語学力を生かし、リポーターからナレーションまで、型にはまらないはつらつとしたキャラクターで好感度が高い。

結構気に入っている。

画像は瀬谷さんではなく住吉さん。
この辺が私の限界か。




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和歌山毒物カレー事件最高裁判決

2009-04-21 05:37:18 | その他
もう何年前の事件だったか?
ようやく最高裁判決が今日出ることになった。

事件の概要は

1998年7月25日に園部地区で行われた夏祭りで、カレーを食べた67人が腹痛や吐き気などを訴えて病院に搬送された。当初保健所は食中毒によるものと判断したが、4人(64歳男性、54歳男性、16歳女性、10歳男性)が死亡したことから和歌山県警は吐瀉物を検査し、青酸の反応が出たことから青酸中毒によるものと判断。しかし、症状が青酸中毒と合致しないという指摘を受け、警察庁の科学警察研究所が改めて調査して亜ヒ酸の混入が判明した。

20年前のお話。

林被告がつかまり、
死刑が宣告され、控訴。
今回の判決で最終決定となる。

カレーに毒が入れられたのは事実。
誰かが入れたのも事実。
でも誰が入れたかの物的証拠がない。
状況証拠だけの裁判。
色々な面で騒がれた事件。

本当のことは犯人だけが知っている。
でも犯人が自ら白状することは稀。
正しい判決なのか?
冤罪なのか?
いずれにせよすっきりしない事件ではある。

注目される最高裁の判決はもうすぐ。





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