音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

味わい

2007-04-10 22:55:40 | 音:Music Therapy
夕方の音楽療法の仕事場には、楽器の他にもスーパーバイザーが長年
コツコツと集めた天然素材の玩具や絵本がたくさんあります。
たまに開いてみると昭和43年刊行などとあってびっくり。
(一応生まれる前だったりして)
その膨大な在庫の中には幼少時に読んだもの(馬場のぼる作品など)もあり、
私にとってこの本棚の絵本はタイムマシーンのような存在です。

時たま、リラックスした子供たちが本棚から無作為に選んでくることが
あるのですが、今日選んだ本のおじいちゃんがあまりにステキで
(ちなみに、モデルは往年の名優、故・加藤嘉さん)
何とも微笑ましい思いをさせてもらっちゃいました。
人生を重ねて出来た年輪が、表情や雰囲気からにじみ出ている
ステキな写真と、シンプルな言葉でつづられたこの本、
これから毎回出して眺めてしまいそうです。

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2 コメント

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加藤 嘉 ()
2007-04-11 11:54:16
役作りの為に歯を抜いた、名優ですね。「砂の器」での父親役も、代表作。今後こういう役者さんてでるかしら?
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貴方様向け (ハラサチコ@妹)
2007-04-11 23:42:19
姉さま;

この絵本(いや、私たち的には秀逸な写真集です)には
いろいろな表情の加藤さんが居りまして、
「つごうのわるいときは きこえないふりをする」
「わらいすぎると ないているみたいだ」
という言葉が添えられたお顔などは最高です。
どことなく骨格がモキさんに似ている気もするし。
後に続く役者さん・・・今のところ思いつきませぬ。
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