音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

しあわせになれる(と思う)・おまけ

2008-06-30 23:57:34 | 音:Music Therapy
近所のセブン○レブンで発見。昼間寄った時はなかったので
7月1日新発売でしょうかね。
「これは作って食べるものでしょ?」という夫を尻目に
上機嫌でレジに持っていき、連れて帰ってきちゃいました。
いや、もちろん「本家」が一番だと今でも思ってますってば。
明日、試食してみます。

臨床音楽研究会

2008-06-29 12:00:52 | 音:Music Therapy
臨床音楽研究会総会・シンポジウム参加のため、
東京に来ています。
勉強に来てるよ、という説得力ゼロな写真で恐縮です(^_^;)
これは昨晩の前夜祭会場での光景。
カシスオレンジ、美味かったなあ。でもこのカクテルの向こうは
「耳と心のご馳走」な世界が繰り広げられていました。
私も生バンドで1曲唸っちゃったりなんかして。
総会とシンポジウムはこれから。
今年度もワクワクする企画目白押しです。

Perilla frutescen var. crispa

2008-06-27 21:36:01 | 樂:Luxury
日中の暑さと疲れに立ち向かう力をくれた、赤紫蘇ジュース。
デイサービスで作った、100%ナチュラルドリンクです。
午後の仕事は、これで乗り切れました。
酸味と甘みがちょうどよく、ゴクゴク行くのがもったいなくて
ちびちび飲みながらチャージ。非常に美味でした。
ごちそうさま。

そういえば、昔チ○ーヤの梅酒姉妹品として「ペリーラ」という
赤いリキュールが発売されていましたが、結局飲まずじまい。
赤紫蘇のお酒だったのか。そうと知ったら飲みたくなりました。

表題「Perilla frutescen var. crispa」は、赤紫蘇の学名。

時代

2008-06-27 08:36:45 | 箱:Private
いまの勤務先に勤め始めたころからお世話になっていた
御婦人の利用者さんの訃報が入ってきました。
ここ数ヶ月は入院やショートステイでまったく姿を見なくなり
寂しいね・・・なんてことを言ったばかりでした。
笑うときはニッコリではなくアハハハハ、男性スタッフに
本気で恋して、乙女のように頬を赤らめていたり、
セッションの後に「おだちん(お菓子ですよ)」をくれたり、
いろいろな思い出が巡ります。
幸せで安楽な最期だったのかな。だといいな・・・合掌。

もうひとつ。かつての職場に大きな大きな動きがあったことを
きのう知りました。
詳しくは控えますが、「諸行無常の響きあり」的な。
「人は石垣、人は城」でも良いかも。
いろいろあった(の一言では済まないくらいの)職場ですが
去って4年、私にとってはようやく正面玄関からふたたび入る
機会が訪れた、という意味で、大きな動き。
近い将来、またお力になれますように。

そんな「時代の流れ」を目まぐるしく感じた昨日でした。

白と黒

2008-06-25 00:26:16 | 音:Music Therapy
ある女子のセッション。
なぜか最近、ピアノの「黒鍵」のとりこです。
白い鍵盤は手首から先をめいっぱい使ってパワフルに「叩く」
ことが多いのですが、あるときたまたま押した黒鍵の響きが
気に入ったのか、好んで黒鍵だけを弾くようになりました。
不思議と、白鍵を弾くときと違って黒鍵をいとおしむ様に
とても優しく触れるのです。で、1音ずつ丁寧に。
曲によってはパワフルに戻り、でも乙女な表情も見せる。
彼女なりに「別の顔」を表現しているのだと思います。

いま、出音をもう少し下げなければならない事情もあって
セッションの時はパワフルな表現にちょっとヒヤヒヤする
自分がいます。歓迎すべきことなのに。
(ピアノに映った顔はとても憂い顔でしたダメじゃん、私)
でも、きょうの彼女を見て、ちょっと考えが改まりました。
いいのだ、これまで通りで。

天寿

2008-06-23 00:50:23 | 音:Music Therapy
絵本作家のターシャ・テューダーさんが亡くなりました。
私の憧れの女性でした。

草花や自然のこと、愛らしいコーギー犬との生活をつづった書籍や
写真集もたくさん出版されていますが、どの書籍にも共通するのは
エイジングに逆らわず、静かに、でも日々いろいろ発見しながら
暮らす楽しさを見出すことが出来れば幸せなのだ、という
ターシャさんのメッセージでした。

今頃、先にあちらに行っている懐かしい方々と再会して、
さっそく草花と戯れているのかも知れません。

「生きていることを楽しんでいる」と言える90代を目指します。

ありがとう。さようなら。

リフレッシュ待ちわびて

2008-06-21 22:03:47 | 箱:Private
ただいま我が家のアパートはリフレッシュ工事中。
先週半ばにイントレが組まれ、今週に入ってからはアパート全面
シートで覆われたままになっております。
ご覧のとおりシースルー素材なので日光は多少透過しますが、
網戸にしても外気が入ってこない(つまり風が入らない)。

……
………暑いんじゃあ~~!

平日は昼間不在で、夕方以後の涼しい時間にしか家にいないので
サッシを開けてもさほど気にならなかったのですが、
これでは下手に外気を入れようとカーテンやサッシを開けたら
室温は上がっても換気が出来ないのです。干からびてしまう(*_*)実際、きょうは夏仕様に居間の模様替えをしていたのですが、
まあ作業の捗らないことったら…
花瓶の花も半日の間に開ききって落ちました(^_^;)
温室化、恐るべし。

ただ、半透明とはいえビニールシートなので雨よけとしては
ものすごく有効だったりして。

リフレッシュへの道のりは遠いなあ…

ふっきれました

2008-06-20 08:48:00 | 箱:Private
燻っていたモヤモヤさんには、無事お引き取りいただきました。
きょうはもう大丈夫です。
ご心配かけましたm(_ _)m

夜はフォークナイト。
聴いているうち、歌いたくなったお客様から急遽歌伴奏を
頼まれることもあります。はいはい、便利に使ってくださいな。
きょうはどんな巡り逢いがあるのでしょう。
楽しんでまいります。

きょうのくすぶり

2008-06-19 01:31:14 | 箱:Private
大事には至りませんでしたが、現場でトラブルが発生して
現在その経過を見守っています。
(詳しくは書けないのですが、「音」に関するものです。
仕事ができなくなった等、深刻なものではないのでご心配なく。)
私の立場や心情を心配してくださる方の配慮とご苦労もあるので
私にはただ解決に向くよう祈ることしかできません。
でも、貴重なケーススタディの機会をいただいたので、
落ち着いたら、今後に向けてしっかり話し合いたいと思います。
いろいろな意味で「ひと」の存在をつねに意識していないと
いけなかったのだと思います。
セッションで生み出された「一期一会の表現」を守るためにも。
肝に銘じます。

最近、くすぶっていること。以下、ひとりごとです。
「リスク」という言葉を臨床現場でも聞くようになりましたが
たとえばの話、自分が臨床で関わる誰かが危険に晒されたり
尊厳が侵されかねない状況におかれているとしたら、
その人をできる限り護らねばならないと思っています。
ましてや、援助者自らがクライエントを危険にいざなうような
行動や言動をとるなんて、臨床家ならばもってのほか。
インターネット上に乗せる情報は、どこまで到達するか
発信する側にはまったく想像がつきません。
(ちなみに、海外在住の友人もブログを見てくれています)
ただ、誰がどこで目にしても、関係する人のプライバシーが
侵害されないように配慮することは予めできると思います。

でもね。相手を護る、という臨床倫理の概念がなければ…
残念。残念です。でも、ないんだから仕方がない。
これって臨床に限らず、人と関わる上で大事なことなのに。

今日は、1日こうしてくすぶっておりました。ふぅ…でも、
明日は、前向きなことだまをつづります。
ちょっと大規模に内省した、ということで。

ひっそりご案内

2008-06-16 23:11:58 | 守:administrator
ことし4月に取材していただいた臨床場面が掲載されている
「theミュージックセラピーvol.13」(音楽之友社・刊)が
発売されました。
「音楽療法最前線」というコーナーで、いくつかある現場のうち
2箇所の密着取材記事が掲載されています。
手元に届いたものを見て、照れくさいやら恥ずかしいやら・・・
でも、場面写真と記事は秀逸なので、ご覧いただきたい、と
いう気持ちも勿論あります。どっちなんだ、自分(^_^;)
大きな書店でしたら売り場に並んでいる確率が高いので、
コワイものが大丈夫な方はTUTAYA・平安堂・戸田書店などで
探してみて下さい。
ちなみに、theミュージックセラピー最新号の詳細は
音楽之友社ONLINEでご覧いただけます。
(オンライン購入可能、ブックサービスのサイトにリンクします)

アマゾンでも購入可能。こちらもリンク貼っておきますね。
(「このアイテムの詳細を見る」から直接購入できます)
the ミュージックセラピー vol.13

音楽之友社

このアイテムの詳細を見る


・・・バナーが、ムダにでかいじゃないか、アマゾンさん(^_^;)

私の活動を支えて下さる方々の取材を丁寧に記事にして下さった
記者さん、活き活きしたお顔を撮って下さったカメラマンさんに
あらためて感謝申し上げます。

山中×山中×∞

2008-06-15 22:17:31 | 多:Workshop
昨年からお仲間に加えていただいている私学の集い(合宿)で
石川県・山中温泉に籠ってまいりました。

二日間いろいろな形でたくさん話を聴き、交流しました。
久しぶりに顔を合わせる友人、兄さん姉さんと再会し、
カワンセラー・山中康裕先生の河川学のお話に続いて
鶴仙峡散策に出かけました。
緑と瀬音と鳥のさえずりが響く木立の中、ギターに耳を傾ける
非常に贅沢な体験をしました。
すっかりみんなゆるゆる。
こういうパワースポットの中に身を任せていると、自分の体とも
内なる会話が出来たりして(何を話したのかはナイショですが)
労ったり、反省したり。いい時間でした。

夜は夕餉、そして何次会なのか最早分からなくなるくらい語らい、
温泉でまたまた緩み、贅沢な時間・空間は更けていきました。

二日間を通して、さまざまな自己開示・自己表現体験をましたが
心身ともに良いメンテナンスの機会になりました。
才能溢れる若きアーティストとの出会いもあったし。
田中彬博さん、キシモトソウタさん、これからも応援しています。
プシケの会の皆様、今回もお付き合いいただき有難うございました。

今度は冬が来る前に。


キシモトソウタさんのライブハウス aunoun parlour

田中彬博オフィシャルサイト

【追記】
東北内陸部地震、本当に驚きました。
旅先から戻り、震源地周辺の被害が徐々に明らかになるようすに
本当に胸が痛みます。
尊敬する方が住む地域も揺れたようで、心配です。
自然はやはり「畏れる」べき存在なのですね。
被害に遭われた地域の皆様の、一日も早い平癒を願っております。

じしん・かみなり・かじ・○○○

2008-06-13 00:02:04 | 音:Music Therapy
セッションの「まくら」での出来事。
父にはしょっちゅうゲンコツをもらっていた、という私の話に、
「今は親父も弱くなったから、地震・雷・火事・かかあ、だろ」
…山田くん、座布団3枚

父のゲンコツは非常に痛く、叱られるときの形相や声は
幼少時ほんとに怖かったです。何度2階に逃げ込んだことか。
(今は甥っ子&姪っ子にすっかりデレデレ好々爺ですが)
そんな厳しい父ですが、人と関わるうえでの最低限のマナーや
社会的規範、自然や先祖への畏敬の念を感じることができる
大人に育ててくれたおかげで、今こうしてたくさんの出会いや
つながりに恵まれた社会生活を送ることが出来ています。

「おやじ」は私の中ではまだまだ畏れ多い人なのです。

社会資源

2008-06-11 23:55:00 | 多:Workshop
ここ数日、音楽療法導入を検討している介護の現場や、
介護を学ぶ講座からの講義依頼や打診がいくつかありました。
いずれも、私がそこで音楽療法を実施するのではなく、
その意義や音楽の作用を現場で働く方々が円滑に活用できるよう
レクチャーする、という共通の役割です。

音楽療法という、非常に裾野の広く掴みどころのない領域の
ファーストコンタクトに選んでいただいた責任は重大。
でも、おととしのヘルパー講座同様、受講生さんとの出会いや
自分自身の成長、何よりも修了後に再会したある受講生さんの
「教えていただいた○○、仕事でとても役立っています」と
いうお言葉がとても嬉しかったです。
現場で活用していただく「社会資源」として裏方に徹していると
苦労よりもこういう喜びの方が大きいな、と思うようになったのは
またすこし成長している、ということなのかしら。だといいな。
きちんとその役割を果たすべく、準備に入りたいと思います。

絶句と黙祷の日曜日

2008-06-09 16:46:45 | 音:Music Therapy
この週末は、馴染あるあの地で起きた凄惨なニュースに
大きなショックを受けました。
あの通りを3週間前に夫と歩きながらパソコン選んでた時は
白昼堂々他人に襲われるなんて全く想定していなかったわけで…
夫の大好きな電気街。私も(1人では迷子になるけど)然り。
買い物に来ていた人達を巻き添えにしたうえ、その人のみならず
ご家族や関係者の営みも断ってしまうような犯人の身勝手さに
強い憤りを感じます。

夫の元同僚の訃報も入ってきて、なんだかやるせない日曜日。

涙雨の中、亡くなられた方々のご冥福を祈りたいと思います。