音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

セキトマル

2011-06-30 22:12:26 | 写:photograph

「富山みやげにどうぞ!」と書かれた置き薬コーナーが
富山駅前の薬局の一角にありました。そこで購入した一部。

実家にも、富山から薬屋さんが行商に来ていたなぁ。
おじちゃんが持ってくる風船をもらうのが楽しみだったっけ。

その会社の薬(私も服用したことがあります。赤玉とか)や、
ケロリン類似品シリーズ(パクリもギャグにするとはさすが)、
ほかにも、だるまさん風邪薬シリーズや、はらいた紳士、
謎の神様パッケージ、布袋様がお腹丸出しのはら薬、
美人がにっこり微笑む鎮痛剤、クマ胆汁由来の熊胆圓シリーズ
…などなど、単行本「V〇W」でしか見たことのない
楽しいネーミングやパッケージのお薬の実物と一挙に対面し、
解熱剤を買いに入ったことも忘れてテンション上がりまくり。

それにしても、「セキトマル」。確かに効きそう。
よーく見ると、ロゴが紳士の人文字hです。チャーミング。
布袋様は、「そんなに出してるからお腹痛くなるんだよ」と
言いたくもなりますが、微笑が素敵なので良しとしましょう。

おかげさまで、開業から1ヶ月。ちょっと体調は崩しましたが
今月のミッションは無事遂行できました。感謝申し上げます。
夕方のセッションが終わった足で、生島足島神社に向かい、
夏越の大祓祭で茅の輪くぐり神事に参加してきました。
2巡して3巡めに差し掛かった頃、天がにわかに掻き曇り
雷鳴が聞こえたね、と言っているうちに大粒の雨。
止んだあと、とても清々しい気持ちになったので、きっと
清めの雨だったのだと思います。

さて、明日から下半期。今後ともよろしくお願いいたします。

臨床音楽とは何ぞや(前編)

2011-06-29 09:45:06 | 学:Training
6月は公私共に「学びの月」でした。

富山では音楽療法学会支部大会が開催されました。
9月の全国大会に向けた準備が本格化&具体化&激化してゆく
覚悟をしなさいよ、という集まりでもありました。
なにしろこの時は体調が絶不調。いま思えば副鼻腔炎の症状が
悪化していたので、いかなるドーピング(市販の解熱感冒薬)も
効いているようなそうでないような、な状態でした。
あれから10日。あのときの不快症状がウソのように、重かった
頬骨の奥や目の奥が軽くラクになりました。
(やっぱり、重症化する前に受診するのが一番でしたね)

そして、先週末は日本臨床音楽研究会年次集会。
事務局をお手伝いさせていただいてから3回目の総会です。
岡崎香奈さんのNY大学博士号取得記念講演は、想像を絶する
いばらの道を歩んだプロセスや直面した現実を、ユーモア満載の
話術とプレゼンテーションで紹介していただきました。
試験に合格したときの、試験官の粋な計らい(ワイングラスと
シャンパンを用意して待ち伏せ)の話も面白かったし、
その大事な結果を決めたのが「PASS」と殴り書きされた
メモ用紙(宴会の席を決めるクジのようだ)だった、など
記録用写真を撮りながら笑ってしまい、写真ブレまくり。

仙台の渡辺祥子さんが語ってくれた被災地の皆様のお話は、
祥子さんも「魂がむき出しになった」言葉、と表現するように
生々しくも力強いメッセージでした。
祥子さんの語りは、これまでに何度も聞かせていただいていますが
今回は、「心への残り方」がこれまでと違いました。
そして、支援しようとする私たちへのエールと警鐘を同時に
送ってくれているのだと受け止めました。
あの口伝は、祥子さんにしかできないなぁ、と感嘆。
Tシャツ、お待ちしております。

(後編に続く)

TABERU LIVE 大貫妙子

2011-06-28 12:27:30 | 樂:Luxury
この夏、松本で大貫妙子さんのLIVEが開催されます。

「食べることは生きること。」
その「生きるための道具」として欠かせない器(うつわ)と
音楽のコラボレーション、という企画。

『「食べる」と「音楽」は似ている。
どちらも生きることに欠かせないもの。
器と音楽もおんなじ。人のそばにいて人を励ますもの。』
(フライヤーより引用)
…書いているそばから、お腹がすいてきました(笑)。

「TABERU LIVE 大貫妙子
日時:2011年8月24日(水)Open18:00/Start18:30~
開場:あがたの森文化会館ホール(長野県松本市)
(googleマップにジャンプします)
チケット:全席自由(整理番号付)前売5500円/当日6000円
ローチケ、イープラス、イベントナガノで購入可能のほか、
TABERU展会場になるラボラトリオでも発売中です。

企画・主催:SHOKEN.inc http://utsuwa-shoken.com
公式ホームページ:http://taberutaberu.com
こちら(制作・PROMAXサイト内ページ)
にも詳細情報が
掲載されています。

フライヤー、若干数ですが私も持っております。
ほしい方、興味がおありの方には差し上げますので、
お気軽にお声をかけて下さい。

歌唄いになるならここを目指したい

2011-06-22 18:44:18 | 写:photograph
kokia


「Dandelion」という彼女のオリジナル曲。
伴奏楽器はパーカッションのみ。ヴォーカルも一切加工なし。
それでいてピッチは精巧。歌いはじめから最後までキープ。
太古の昔、五穀豊穣を祝って天に捧げた歌や踊りを彷彿とさせる
実に生命力にあふれた歌声ですね。

KOKIAの生歌はアルバム「moment」の公開レコーディングで
聴けた幸せ者ですが、小さな身体のどこからそんなにパワフルな
声が出るんだろう、と思うくらい、アンプラグドでも十分通る
ステキな声でした。唯一無二、といってもいい。
(矢野さんは矢野さんの、アンジーにはアンジーの、それぞれ
唯一無二の存在であり歌声であるのです)

よく「ハラさんはライブに出ないの?」と聴かれるのですが
もとより人前で唄うのが得意ではありません。本当です。
歌える環境のライブハウスがあった頃は、かつてないペースで
「それまでは有り得なかった自己開示」もしてみましたが
(つまり『ライブに出演する』という意味です)、音楽するなら
やはりサポートの立場のほうが自分に向いているなぁ、と
あらためて確認しました。だから、サポートに徹する仕事ができる
今、とっても楽しいです。
人に聴いていただくならば、エフェクターや人工的なリバーヴに
頼らない、身体で響かせる声でお届けしたいと思う次第です。
(はい、いま自分でハードルをグンと上げました)
そんな声に近づけるべく、まずは鼻をきちんと治さないと。
副鼻腔炎再発耳鼻科にしばらく通院してしっかり治します。

苦手と言ってばかりもいられない

2011-06-18 09:57:02 | 写:photograph
今月は会社設立のニュースリリースを各所に送った反応が
いろいろな形で返ってきて、有り難いことに詳しい取材も
していただくことができました。

取材といえば、資料に基づくインタビューだけの場合と
写真撮影を求められる場合とがあるわけですが、
静止画像にしても動画にしても、被写体になるというのが、
実はめっぽう苦手です。
被写体としての自分の素材にてんで自信がないのに加え、
撮っていただく写真の8割は目を閉じ(もしくは半開き)、
うっ、いつもこんな顔で歌ってるのか私、と凹むこと数多。
今回受けた取材では、ピアノとノブコさんの力を借りて
一緒に収まってもらいました。
おそらく来月初旬くらいに、ノブコさんを抱えた丸い人が
上田小県地域の地元紙にお目見えすると思われます。

だかしかし。
例えば某ヴォーカルユニットや○藤一人さんのように
「ビジュアル完全非公開」が売りの方々ならともかく、
これから何かと写真や映像に収まる機会も増えるだろうし
きっと宣材としてビジュアル資料は必要になるんだろうな…
「撮られる自分」にもう少し敏感になっても良いのかも。
うん。頑張ろう。


今月末に刊行されるミュージックセラピー誌夏号に、
この自画像とともに連載文が掲載されます。
生みの苦しみはありましたが、音楽療法情報誌らしからぬ
仕上がりの文章になりました。
お手にとる機会がありましたら是非。

時々夕餉を楽しむちょっと年上の友人が、お祝いの一席を
設けてくれました。
便箋を選んで丁寧に書いてくれたお手紙もいただきました。
どうもありがとう。

今日・明日は富山です。彼女からの手紙を旅のお守りに
雨の中、向かっております。
私は会議もあるので今日からですが、明日合流組の皆様、
気をつけてお越しくださいませ。

初夏の弾き語り研修(+ちょっとだけご褒美)

2011-06-12 23:40:47 | 樂:Luxury

先月下旬からこの週末に至るまで、設立準備や諸所手続きなど
通常の仕事と並行して進めていました。ここ数年では久々の
「夜なべ」も幾晩か…お肌には非常によろしくない生活ですね。
まだ作成や提出が済んでいないものもありますが、ぼちぼちと。
そんな不規則生活の影響が少なからず身体に出てきていたので
土曜日は思いきって丸一日、体のメンテナンスに充てました。

きょうは長野まで足を伸ばし、三谷泰弘さんのソロプロジェクト
esqのライブに行って来ました。
50人も入れば満員になる空間で、三谷さんの声、自由な鍵盤、
そしてゲスト山本公樹さんのサックスのハーモニーを堪能。
肉声も聞こえるような贅沢な時間と空間を存分に味わいつつ、
「歌を引き立て、なおかつ邪魔しない鍵盤」のテクニックを
間近で体験する研修もしっかりと。
すごく好きなスタレビ時代の歌も歌ってくれました。感無量。
身体の調子もほぼ回復。自分の声に正直に休養してよかった。
明日からまた頑張ります。

御祝メッセージやお手紙、お心遣いありがとうございます。
強力な応援団がいて、とても心強いです。

船出いたしました

2011-06-07 00:58:46 | 音:Music Therapy
登記手続きから早5日。
ご挨拶や従来からの仕事、週末のイベントなど、充実した
数日間でした。

今週中には手続きが完了した書類一式が届く予定です。

今日は2ヶ所の自治会の健康推進委員さんから健康教室の
御依頼を承りました。いずれも7月。
ありがとうございます。
音楽村の「信州ルネッサンス2011」では今回はじめて
開催期間通し裏方をやらせていただきました。
担当したホールは、秋の主催コンサートでも使用する会場。
いろいろ具体的なシミュレーションが出来て良かったです。

2日目のメインイベント、加瀬邦彦とワイルドワンズの
GSサウンドを堪能しながら持ち分の撤収をしていたら
閃いちゃったネタ(○○でエクササイズ)があるので、
もしもどちらかで若年層の参加が多くなりそうなら
試してみようかしら。うひひ。