ASKA / 君が愛を語れ
ピアノから始まるイントロに「ひと耳惚れ」して、放課後や休日に
こっそり練習していたことを思い出します。20年前の話。
この映像は、レコード会社公式動画です。映像も音も美しい。
(オフィシャルだから、ある日突然削除、なんてこともなく安心)
楽曲もミュージシャンも良い感じに年を重ねたのが伝わります。
「自然も人もざわめいている今」こそ、落ち着いて聴きたい1曲。
20年前の音源は「SCENEⅡ」に収録されています。
(「SCENEⅡ」本人による全曲解説→
こちら)
今回アップした2010年版は、セルフカバーアルバム「12」にて
お楽しみいただけます。
ここ数日、車内で「SCENEⅡ」を聴いていますが、
ぜんぜん「昔の作品」ではないのです。むしろ、あの頃よりも
大人になった今のほうが馴染む。作品の完成度も高いのでしょうし
自分自身も熟れて、作品の「世界観年齢」に追いついたのかも。
だとしたら、エイジングも楽しいな、と思えてきます。
たとえ眼がかすもうとも(と、今自分で地雷を踏みました^_^;)。
震災発生の翌週、お昼のFM「ONCE」で流れた最初のリクエスト曲は
このアルバムの収録曲「PLEASE」でした。
3月11日以降、怖い、この先どうなるんだろう、なんて思いながら、
ラジオから流れてくる情報のひとつとして音楽を取り込みはしても
「まったくもって、聴こうとして音楽を聴いてない」ことに気づき、
車を停めてじっくり拝聴。心の波が静まりました。
そして、手元にこの音源があることも、その時思い出したのでした。
今、毎日この歌のように、神=天地に祈っています。
そして、中長期的にいろいろな方面のサポートが出来るよう、
自分自身を整えております。
糸井重里さんの「じぶんのリーダーは、じぶん」という言葉に
感銘を受け、自分もtwitterで、このようにつぶやきました。
『やると決めた。やらないと決めた。
それぞれが己の決断を信頼すれば、相手を叩く必要はない。
その決断の底に「これは〇〇が悪いのであって私の本意ではない」
という気持ちがあったりするからひよるのだ、思いました。』
「君が愛を語れ」の「君」は、自分自身でもある、と思います。
自分自身を健康的に愛して、人も愛する。
自分の決断や舵取りを信頼し、これからも進みます。