音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

恵みの雨コンサート

2009-07-31 23:59:39 | 樂:Luxury
本日開催し、無事終了。
主催者(というか、会場となったお宅のの家主)である御婦人が
空模様を見て命名してくださいました。

オカリナやハーモニカとのコラボレーションあり、アカペラあり、
歌って笑った1時間ちょい。あっという間でした。
その御婦人や集まってくださった方々の「よりどころ」である
聖歌も、いくつか歌わせていただきました。
宗派こそ違えど、実家の父も独身の頃に洗礼し、ミドルネームを
持っていました(今はすっかり禅宗のお寺の檀家ですが)。
クリスマスにはよく「しずけき まよなか」歌ってくれ、と
頼まれたなぁ(歌詞が異なる「きよしこの夜」でした)。

「聖歌を歌うのに抵抗はない?」
信仰というのはデリケートな問題です。それを案じられたのか、
はじめに御婦人からそう訊ねられました。
まったくありません、とお答えすると安堵されました。
それぞれの聖歌に込められた想いを伺う機会も賜り、
私自身も心豊かな時間を過ごすことが出来ました。


実家は禅宗、嫁ぎ先は密教の檀家ですが、八百万の神社仏閣に
心癒され、ゴスペルが好き、というニュートラルなメンタリティを
これからも大事にしていこうと思います。

このような機会を作ってくださった「あなた」に感謝します。

一日で五役

2009-07-30 23:35:44 | 多:Workshop
仕事量・時間ともに今月いちばんハードな1日が終わりました。
今日に次ぐ忙しい日だったのがヘルパー講座初日の14日(当社比)。
でも何だろう、14日もそうでしたが、質・量ともにハードだった
わりに、今(23:30現在)あまりヘロヘロじゃない。
5役いずれも何らかの手ごたえがあったのと、楽しいことの方が
多かったからでしょうか。

その講座も、早6回目。ずいぶんとクラス内もまとまってきて
とても良い感じです。
きょうは「酒と泪と男と女と音楽と」と銘打って、古今東西の
恋愛ソング(ジャンルも広く、昭和歌謡全般)を取り上げました。
耳馴染みのある歌を通して、「お色気まじり」のよさを、皆さん
それぞれ感じていただけたようです。次回は現場で使えそうな
大小ネタの数々や、音に関する名人芸を紹介する予定です。

午後は通所リハビリのグループセッション。
今週末は夏祭りとのことで、少しリハーサル的な活動も絡めつつ
たくさん飛んでくる声を受け取ったり、また投げ返したり。
スタッフの皆様のノリと、夏祭りへの意気込みは例年以上です。
太鼓たたきにおいでよ、と誘われ、行く行く~♪ということになり
土曜日にお祭りに参加することになりました。うひひ。

夕方のガールズセッションは、指の動きが日に日に自由さを増す
彼女たちとのやりとりに、「ほーぉ」「へーぇ」連発。
音を発しない時間や間合いのとり方も、上手になってきました。

夜のヴォイトレは、2週間ぶりでした。
生徒さんは、おうちで地道に「宿題」の一部を続けてくれていた
ようで、声の質やスタミナに変化が見られました。
フルコーラス一定のスタミナで歌うのって、案外難しいのですが
「きょうはバテませんでした!!」と彼女も実感したようです。
学校が夏休みで帰省している間も宿題続けます、といって
帰って行きました。で、入れ替わりに登場の「師匠」お二方と
達郎セッション。こちらも2週間ぶりです。
兄さん方の愛あるご指導のおかげで、だいぶ元歌そのものが
身体に入りましたが、ついつい凡庸になってしまうので、
いかにつまらなくならないよう弾くか、が今後の課題です。

明日は、夕方とあるお宅で開催されるコンサートで演奏することに
なりました。肩の力を抜き、夕暮れ時のクールダウンになれば
いいな、と思っています。

おどろいたけれど、ありがとう

2009-07-30 00:42:45 | 多:Workshop
夕方、次の仕事前の切り替えに、と寄ったお気に入りのカフェで
「あの、ハラ先生ですよね?」とレジから声が掛かりました。
びっくりしつつ、「はい、ハラ先生です」と間抜けな回答を
してしまった私。聞けば「母校」に昨年10月まで通っていたそうで
毎年校歌を教えに行っている私の音楽授業を受けた子でした。
理由あって、現在は違う道を行く彼女ですが、良く通うお店なので
これからも頻繁に会えそうです。お声がけありがとう。
ブルーベリーシェイク、美味しかったです。

7月も残すところ2日。8月は目の前です。
きょう30日は、「5役」の日。無理せず、でもだらけないよう
セルフコントロールしないとね。

その荷物、一緒にお持ちします、という気持ち

2009-07-28 23:07:02 | 多:Workshop
ヘルパー講座も5回目。「戦争と音楽」「なぜ演歌は染みるのか」の
2本立てでお話しました。重たいテーマではあるけれど、受講生の
皆さんはいろいろ感じてくれながら向き合って下さいました。

「この話題(戦争や軍歌)は、避けて通れないものでしょうか?」
という受講生さんの質問からこの授業の組み立てを始めました。
ちょうど先週末の上越でも、セッションを実践しているある方から
同じような質問を頂戴していました。自分の言葉で伝える機会を
一足先に得たおかげで、あまり迷わずお話できたようには思いますが
受講生さんによっては「やはり重たかった・・・」という感想も。
でも、腑に落ちた、というご意見も複数寄せられていたので、
あとはそれぞれの実習や生活でどう生かしていくか、でしょうか。
表題に掲げた「その荷物、一緒にお持ちします」という姿勢を
すでに持ち合わせている受講生さんもおられます。脱帽です。
後半の「演歌」についての講義は「カラオケスナック・幸子」と
洒落込んでみました。ネオンもアルコールもない場でしたが、
皆さん良く声が出てたなぁ、「喝采」とか特に。

次回は「酒と泪と男と女と音楽と」という長い名前のテーマで
恋・愛・夜伽に関する歌など「お好きな歌」について学びます。
7回目以降は音楽とアクティビティ概論、認知症、脳血管疾患、
そして最終回は実際に音楽に関するアクティビティを作る、という
流れでお話させていただきます。きっとあっという間だろうな。

3時間×10回シリーズというのは、どんなに楽しい内容であっても
教える側・教わる側ともにスタミナを要するものですが、
今回は意外と消耗も少なく無事折り返し点まで到達しました。
これもひとえに、高いモチベーションでついて来てくれている
受講生さんのおかげです。ありがとうございます。
残り5回、お役立ち情報をお伝えするべく精進します。

夕方のセッションを終えた後、夜は友人と晩御飯。
近所にある洋食屋さんで豚ロースのソテーに舌鼓を打ちながら
久々にいろいろなお話をしました。
楽しい時間と、誕生日の贈り物をありがとう。
かつてない還暦目指して邁進しましょう(その前に不惑か)。

歴史的瞬間に居合わせる

2009-07-26 20:07:28 | 多:Workshop
「越後高田発 みんなで考える音楽療法の新しいあり方」
前期講演会・ワークショップから先ほど戻りました。

セラピーを提供する側からの発信は過去にも沢山ありましたが、
音楽療法をサービスとして提供する現場から発信する学びの機会は
実はありそうでなかった試みなのです。
ある意味、歴史的瞬間真っ只中に居合わせることが出来たのも
oobaさんはじめ、高田福祉会の皆様のご尽力のおかげです。

1日目(25日)は、尊敬してやまない2人の先生方の講演。
臨床姿勢や対人援助のエッセンスを学びました。
ピアノを弾かせていただく&弾いていただく場面もありましたね。
どのような場面においても必要に応じてお求めのものを、という
セラピストとしての技術を見ていただく機会にもなりました。
声を聴いているだけで癒される&元気になるお二人。
私自身の方向性と重ね、こうありたいという目標もいっそう
明確になりました。ありがとうございました。
お二人は私の将来像です。これからもついて行きますよ。

そして本日。僭越ながらワークショップを担当させていただき、
グループワークを行ないました。参加された皆様の感想が
気になるところではありますが、何かご自身の現場や生活に
活かせるヒントを見つけていただいていたらいいなぁ。

そうそう、高田福祉会のアクティブで斬新な取り組みの数々も
とても興味深く伺いました。「生活環境」に対する考え方は、
胸におちることばかり。「介護の経験や知識はないんだけどね」
と理事長さんは謙遜しておられましたが、「快適な暮らし」に
対する感性は、凝り固まった専門職にはないものかも知れません。
そんな理事長さんをはじめ、腰が低くイケメンの施設長さん、
飲みニケーション大好きで明るいお人柄の事務長さん、そして
総合プロデューサーoobaさん、ウチダさん他法人の皆さまに
心より感謝いたします。
偶然お立ち寄りいただいたHIROさんも、お声をかけていただき
ありがとうございました。
2日間通して近い席に座っておられた老紳士、実は上田にとても
縁がある方であることが判明。その方のグループにうちの職場から
参加したスタッフが居合わせたのも、きっと思し召しだろうなぁ。

秋から冬にかけて、またお世話になる予定です。
微力ではございますが、お役に立てるよう精進します。

いやしかし、上越はお米もお酒も美味しいけれど、それ以上に
人が素晴らしい!文字通り「いかしてる」地ですね。

Keith Jarrett - ケルン・コンサート

2009-07-24 23:39:38 | 歌:Mimico-piano
Keith Jarrett - The K醇rln Concert (Part 1) January 24, 1975


「ケルン」の表記が文字化けしておりますm(__)m
週末お世話になるoobaさんに敬意を表して、貼ってみました。
(約10分、携帯でご覧の場合は2分ずつ分割してお聴き頂けます)

用意は整いました。あとは明日、会場に無事到着するのみ。
現地でお世話になる皆さま、よろしくお願いいたします。

HIROさんも上越にいらっしゃるとのこと。
お会いできるとうれしいなぁ。

青・朱・白・玄

2009-07-23 23:57:57 | 多:Workshop
4回目を迎えたヘルパー講座、本日は「青春と音楽」というテーマで
明治から昭和までを駆け抜けてみました。
前回、授業終わりで「あなたがイメージする『青春だなぁ、と思う
歌や歌手」について聞いてみたところ、30~40代の実に半数が
同じ歌を挙げました。(「君は何を今、で始まる」という回答複数)
私にとっても、この歌は青春のイメージが強い歌のひとつで、
5年生のときの音楽の先生が、この歌を好きだった、ということを
なぜかよく覚えています。先生のピアノ伴奏もカッコ良かった。
「高校野球の歌」という方もいたなぁ。
そういえば、地元の公立校が準々決勝まで進んだのですが、
本日惜しくも敗退しました。うーん、残念。
そういえば、決勝進出の高校のひとつは東信(佐久地区)。
地球環境高校の皆さん、甲子園は目の前です。頑張れ。

次回は戦時下の生活や戦後復興と音楽との関わりを学びます。
きな臭く&重くなりがちなテーマですが、ここは踏ん張って。

そして今週末、いよいよ上越での仕事が初日を迎えます。
主催者さんから参加人数のお知らせもいただきました。
あとはお邪魔して、できることをやるのみ。
現地でお世話になる皆さま、よろしくお願いいたします。

遭遇

2009-07-22 12:56:31 | 特:Special
12時20分頃の東御市某所より。
直射日光を見ないよう注意しながら、ケータイの光度を落として
撮影しました。
欠けてるように見えなくもないけど…

曇り空の地域ではキレイに見えたところもあるようですね。

車を停めている場所からは、山並みの裾をゆうゆう渡る
龍さんのような雲も見えます。
いいリフレッシュになったぞ。午後も頑張ろう。

ふるさとにおんがえし

2009-07-21 20:51:49 | 多:Workshop
ヘルパー講座3回目。「信州人と郷土の音楽」というテーマで
古今東西のご当地ソングについて歌いながら学びました。
生まれ故郷に限らず、時には甘えたり帰ってみたくなったりする
「心のふるさと」を映し出すのも、音楽の特性ですね。
授業後の感想にも、「もし実習でそんな機会があったら、その人の
好きな歌や大切な歌を一緒に歌ったりしてみたい」という意見が
出ました。「信濃の国は信州人のソウルソング」という名言も。
山田君、座布団3枚(と、心の中で唱えました)。
次回は「青春」がテーマです。アンケートで「皆さんのイメージで
『青春してるなぁ~』と思う歌は何ですか?」と訊ねたところ
なんと1/3の方から同じ歌のレスポンスがありました。
(「太陽がくれた季節」です。これは歌わねば)


ふるさと、といえば。
卒業した故郷の小学校から、正式に講演依頼をいただきました。
PTAの皆さまに向けた内容で現在調整中です。
音楽療法の話を中心に、家族・親子間のコミュニケーションにも
応用できそうな、あんなことやこんなことをお話する予定です。

一筋縄ではいかない小学生だった私。
先生方は「この子はちゃんと大人になれるんだろうか」とさぞや
心配していたことでしょう。(オーバーじゃないんですよ。
むしろ控えめに表現しているくらいでして・・・)
そんな私を温かく見守ってくれた母校に、こういう形で貢献が
できるとは・・・これもひとえに「推薦者」である姉のおかげです。
ひっそりと、数年来の望みに灯りが点りました。ありがとね。
しっかり準備して、当日(10月下旬)に備えたいと思います。

久々おはぎ&初きときと

2009-07-20 23:22:27 | 箱:Private
先月からすれ違っていた(注:休日が)夫と久々に休みが合い
一緒に過ごせそうな半日。これは大切に過ごさねば、と思い、
仕事終わりでアジサイを愛でつつ前山寺に参拝し、
カントリーな塩田平の景色とくるみおはぎを味わいました。
大好きな兄さん姉さん方が上田にお越しの際、ぜひご案内したい
スポットのひとつです。おはぎは春~秋限定のお接待ですが
お寺の庭や塩田平を一望できる景色はなかなか絶景。

そして、つい先日開店した「きときと寿司」に行って来ました。
3連休だし、どう考えてもきっと混んでるよね・・・という予想どおり
1時間半~2時間待ちの状態。それでも待った甲斐は十分ありました。
カウンター越しの職人さんとのやりとりを楽しみながら、
そうそう昔の回転寿司ってこういうふうに注文して握ってた、と
思い返したりして。おすすめを直接訊いたり、出来上がる工程を
間近で見られるのも良いですね。新鮮なネタもシャリも美味。
値段がかっ○寿司より高いものばかりなので、ネタによっては
お財布と相談しながらの注文でしたが、かえって適正な摂取量で
お腹のご機嫌も上々となり、結果的にはリーズナブル。
しばらく(夏休み終了ごろまで)は常に混んでいると思うので、
落ち着いた頃にまた行きたいな。

さて、明日はヘルパー講座3回目。いよいよ本題に入ります。
「信州人と郷土の音楽」というテーマで、信州はもちろん
内外のご当地ソングについて学びます。あんな歌やこんな歌も。

顔合わせ

2009-07-19 15:37:19 | 多:Workshop
来年の「暦の上では夏」の頃の開催に向け、
学術大会支部大会実行委員会会議に行って来ました。

かなり具体的な話にも展開して、家でいうなら土台が出来た、と
いう感じでしょうか。
いずれまた詳細をご報告できると思いますので、乞うご期待。


さて、そしてこれからカエルブルウでライブです。
ライブ初披露が2曲。きょうはノブコさんにはお休みいただき
ピアノで自分の声に向き合おうと思います。
では、行ってきます。

多面体的に動いてみる

2009-07-16 23:36:49 | 多:Workshop
朝から先ほどまで、本日は「5役」を入れ替わり立ち代り。
スケジュールとしては「ここ最近ではいちばんの弾丸」だったわりに、
ふしぎと今(23:30)現在あまりヘロヘロになっていないのは、
充実していたということですかね。
以前、信頼する「未来読み」の知人から、「ハラさんはね、
のんびりしたいと言っていても、むしろすごく忙しい位のほうが
身体にも心にも良いみたい」というアドバイスをいただきましたが
これはそういうことかしら。
…と言ったら、夫はクールに「明日(疲れが)出るんだよ」と一言。
そんなことないもん。・・・たぶん。・・・そうかも(笑)。

ヘルパー講座は2回目。これもまた恒例のグループワーク実施。
今回の受講生さんは、このグループワークという授業形態をとても
歓迎してくれました。現メンバーで船出してからまだ日が浅く、
お互いをよく知らなかったので、相互理解に役立ったのだそうです。
そういえば、前回の受講生さんは講座開始から1ヶ月半経った時点で
関わり始めたので、皆さんすでにとても仲良しだったっけ。
ワークの内容そのものは、今月下旬(あ、もう来週末ですね)の
上越のワークショップでも実施する予定です。
(テーマは「私とあなたのお気に入りを聞いてみる」)
次回(3回目)は「ご当地ソング」について講義する予定です。
信州人のご当地といえば「あれ」ですが、そのほか信州に限定せず
地域密着ソングやその背景を学びたいと思います。

移動して午後は「心身健全」4回目。公会堂を使う予定でしたが
今週末の祇園祭り準備で大わらわ。というわけでお越しいただいた
ご婦人のお一人からの「じゃあ、うちでいかがでしょう?」という
お言葉に甘え、プライベート空間での実施となりました。
回を重ねるごとに皆さんの和やかさが増しますね、と仰るのは
毎回欠かさず参加してくださっている御婦人。
「心身健全」に少しは貢献できているのかな…だといいな。
次回は9月。この月は下旬の敬老会にもお招きいただきましたので
本町自治会には2度のおじゃまとなります。

夕方のセッションは通常の2組。指がだいぶ自在に動くように
なった乙女は、ハミングしながらピアノとおしゃべりしています。
男子はプール帰りでちょっとお疲れ。いいよ、休んでいけば、と
声をかけ、しばし音のない時間を過ごしました。
やがて歌いたくなった彼、「はいけい~」と私に続きを促します。
そして「ねがいます~」まで一緒に歌ったのでした。

そうそう、きょうはヴォイトレも久々にあったのです。
一時間みっちりトレーニングして生徒さんを見送った後は
仕上げに「達郎セッション」。(会場は同じカエルブルウ)
これまたみっちり練習、先ほど帰宅。
きょうはぐっすり眠れそうです。いや、すでに眠いっす・・・

おめもじ、そして講義初日

2009-07-14 23:37:21 | 多:Workshop
本日は何かと「お初」の日でした。

午前中は、ある御婦人のお宅でハーモニカとアコーディオンの
初対面(&私も)。「合わせるって楽しい。生活のハリになるわ」
ノブコさんをお引き合わせして良かったなぁ。
機能訓練と組み合わせ、継続して今後もお邪魔することになりました。

ホームヘルパー2級講座の講義初日を迎え、20名の受講生さんと
初顔合わせ。今回は私の実年齢に近い方が多いようです。
本日は初日恒例「あなたの飯の友&音楽療法のイメージ」のテーマで
自己紹介をしていただきました。なかなかにノリの良い皆様。
これからが楽しみです。うひひ。
あと9回、頑張りますのでよろしくお願いします。

上記2つとも「受け入れてもらえるだろうか」という不安の方が
大きかったのですが、今日を迎えて関わってみて、その不安は
消えました。ただこれから、いかにしっかりと関係を作って
いけるかが課題ですが、そこはぼちぼちやることにします。

デリカシーがなさすぎる

2009-07-13 20:25:11 | 申:Objection!
脳死状態約2年 母、思い伝えたい「娘は生きる形を変えただけ」(産経新聞) - goo ニュース

「可決されると、○○氏は(※本文には実名が掲載されています)
『やったー』という声を上げ、支援者らと固く握手。」

重箱の隅をつつくような記事にも思えますが、
本当にこのようなリアクションを「移植推進団体の長」である方が
とったのだとしたら、大きな問題だと思います。
「ドナーとなりうる側」への配慮がなさすぎるのではないかしら。
仮にも「今(鼓動が)ある人」から、その鼓動している臓器を
引き継がせてもらう側に、謙虚さのかけらもないような状態では
私なら自分や身内が当事者になっても答えは「否」だ。
デリカシーは、もっと大事にされるべき。

法が施行され、仮に新聞やニュース、内輪のネットワークか何かで
「意識不明の重体」である方がいると知ったとします。
この団体の方は「臓器下さい」とその家族に言えちゃったりするの?

移植以外に助かる見込みがない人も、鼓動がある脳死の人も、
命の重さは同じです。私の中では「否決」だったんだけどな・・・


特別な週末

2009-07-12 01:59:36 | 特:Special
毎年書いていることですが、誇らしいので性懲りもなく、今年も。

渡辺美里さん(&自分)、誕生日おめでとう。

誕生日イブの土曜日は、定例のセッション。
実は今回、姉がセッション見学に来ておりました。
私、この仕事に携わって早10年以上経ちますが、文章や口頭で
こんなことやってます、と伝えていたものの、実際の仕事振りを
身内に見せたことはありませんでした。
(守秘義務が生じる現場なので当然なのですが)
今秋、私が故郷に出向く講演会(姉経由でオファーあり)に備えて
一度実際の仕事を見ておきたいということでした。

スタッフの皆様の計らいでひっそり参加していた姉ですが、
後半にはノリの良いスタッフに誘われ、レイを首にかけて、
スタッフに混じって「銀座カンカン娘」を踊っておりました。
利用者さんとの話し方も、丁寧で優しく、でもハッキリしていて
やっぱり根っからの対人援助職なんだなあ、とあらためて感心。

快く見学の了承をいただいた現場の皆様にも感謝申し上げます。


そして夜は実家。
いつもと同じく、賑やかな「相部屋さん」たちが待っていました。
(「さっちゃんたちが泊まる=自分たちも」という思考らしい)
先日刊行の文章掲載誌を見た母、イラストがかなり気に入った様子。
姪っ子も「さっちゃん、きょうはこれ持ってきてないの?」と
絵のノブコを指差してニコニコしていました。
文章の3倍費やして描いた甲斐があったよ、イラスト。
誕生日前だから、と計画したわけではなく、仕事の関係でたまたま
このタイミングでの帰省となりましたが、両親にあらためて
感謝する機会を与えてもらったような気がします。

さて、そろそろ寝るとしますか。