音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

してはいけないこと①a big wrapping cloth

2006-06-30 08:40:44 | 音:Music Therapy
【a big wrapping cloth;talk big: 大風呂敷を広げる】

ネット上で販売されているダイエット食品のほとんどに、理論や画像を駆使した
「-10km!効果絶大!」的な広告が掲載されています。
(でも実際は『使用した人の個人的な感想です』などと小さく書かれていたり
するのですが)
で、広告ではあんなに「絶大」と謳っていたにもかかわらず、手元に届いた商品には
「○○由来加工食品」としか記載されていません。標榜すると薬事法・健康増進法・
JAS法・景品表示法などに抵触するような「効果」は、効果として全く期待できない
ものという当たり前のことにようやく最近気づき、広告に煽られまくりだった
己の弱さにあらためて気づいた次第です。
でも、メルマガや通販サイトなどでは今日も「TV番組でもすごい効果実証!今なら
限定販売可能!○月○日より予約受付開始します。急いで!」というような
広告があふれ返っています。最近は開封もせずに削除削除。またはごみ箱直行。
「効果がない」ことが私の体で実証されているわけですから。

音楽療法に対して、受ける側や社会から期待されることはたくさんありますが、
「身の丈で出来うること」を誠実に行動に移して、それに対してクライエント自身
(または周囲)が変化・変容を実感できるアプローチができるセラピストを
クライエントが選べる世の中になるといいですね。

数多の中から選んでもらえるように精進します。

ものすごく顔に出てたらしい

2006-06-29 19:37:05 | 音:Music Therapy
先週の木曜、「相当疲れてるんだな」という顔になってたらしいです、私。
それをクライエントのご家族から今日言われて(心配して下さっていたわけですが)、
表情だけでなく何か「ヘンなもの(負のパワーみたいな)」を出しちゃっていなかったか
不安になってしまいました。時すでに遅しですが。

確かに先週の今頃はスケジュール・メンタリティとも特にしんどかったのですが、
きっとすごい顔していたんだな。ありゃりゃ。
セラピストたるもの、自身が発するノンバーバルなメッセージには敏感であれ、と反省。
(でなきゃ「守るべき人&もの」が守れないからね)
今週は、富山でのチャージのおかげで好調ですのでご安心を。

ショップ店員に問いたいモラル

2006-06-28 23:28:22 | 申:Objection!
以前ここでひっそりグチった某カジュアルショップで、ちょっと嫌な思いをしました。

きょう、靴下を買いに久しぶりに寄ったのですが、ちょっと店内を見ているうちに
BGMが「蛍の光」に変わったので、レジに直行したのが19:50(閉店10分前)。
すると、レジカウンターの向こうではすでにメインレジを完全に閉めていました。
さらに、閉めの売上について何やら店員のおねえちゃん達は話し合いに夢中で、
行列を作っている客などお構いなしに大きな声でモメています。
「だからぁ、この総計を出すときにさぁ」
「わかった、○○の項目を修正すればいいんじゃない?」
…あの、私の後ろにあと3人並んでいるんですけど
すると、ちょっと手つきと接客が不慣れな男性店員が私の会計をようやく始めて
こう言いました。
「あの、仮のレシートしか出せませんがよろしいでしょうか?」
そりゃそうだ、目の前でレジ閉めてるんだから出せるわけないよね?と
突っ込みたくなるのをこらえて見守る間も、女性店員たちの話は止まりません。
かくして、「サブレジ」と呼ばれる小さな代替レジスターで会計を終えたのは
並んでから10分後でした。お待たせいたしました、でも何でもなく。
閉店前からレジを閉めるという「おもてなし心ゼロ」だけならともかく、
その閉め作業を優先して客を待たせるとなると、「おもてなし心マイナス」と
言わざるを得ませんよ、ベー○・ポストさん。
なぜ、いつも気持ちよく買物させてもらえないんだろう…相性ですかねぇ。
「二度と来るか」と店の外に出てから呟いた私って小心者。

ご案内チラシ

2006-06-27 23:51:25 | 多:Workshop
次回の「うたごえ喫茶」日程。
先日、新聞記事を見た知人から「何でもっと早く教えてくれなかったのよっ」と
軽くお叱りを受けたので、ちょっとずつ「ご案内」を拡大していくことにしました。
事前申し込み等はとくに要りませんので、お気軽にお越しください。

逝ってしまうとは、おぬしも悪よのう(涙)

2006-06-26 23:07:48 | 箱:Private
「悪代官」好演、74歳川合伸旺さん死去 (夕刊フジ) - goo ニュース

時代劇、特にあの「超国民的・勧善懲悪諸国漫遊記」には欠かせない「悪」。
ときには「やまぶき色のお菓子」に越後屋とほくそ笑み、罠にかけられるとも知らずに
「ぎんやっこ」のお酌する眠り薬入りの酒を飲み干し、腕はいいけど貧乏な職人の
娘を「よいではないか」と手篭めにしようとしたら風車に邪魔されて遂げられず、
はたして紋所がお出ましの後、悔しそうに引っ立てられていく彼の姿は、
誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
「悪代官」という代名詞は、そのまま彼(川合さん)のオフィシャルサイト名でも
あるのですが、他のどなたもそうであるように、素顔は温厚でユーモアあふれる
ジェントルマンだったそうです。
オフィシャルサイトには10年来のライフワークである絵画のギャラリーもあり
(亡くなってから知ったのですが)あたたかく優しいタッチの絵を見て、本当に
柔和な方だったのだな、と感じました。

優しき悪代官、どうぞ安らかに。合掌

生音に癒された2日間

2006-06-25 22:12:01 | 音:Music Therapy
先ほど、富山から帰ってきました。

画像は、懇親会でお目見えした「3オクターブ音階の特製おりん」。
楽曲の演奏を披露してくださったのですが、無音の状態から「チーーーーン」と
鳴った瞬間、条件反射のように手を合わせてしまいました。
何というか、消えゆく音をずっと聴いていたい、厳かな音色。
「音楽は魂と響きあう」というテーマで企画・運営された今大会ですが、
歌曲あり、おわら節あり、尾崎紀世彦あり、友人たちの生演奏あり、
支部役員になって初めての学術大会は、「生音」に包まれた2日間でした。

最大のプレッシャーだった「座長デビュー」も、おかげさまで無事終了しました。
サポートしてくださった皆様、ありがとうございました。
昨年の選挙で選ばれた新幹事の皆様とも、だいぶお近づきになれて、いと嬉し。

来年の会場は新潟市内、またまた美味しいお酒とお米が私を呼んでいる

富山到着

2006-06-24 00:35:16 | 音:Music Therapy
約1時間前にホテル到着。
夜の高速道路は暗い(当たり前だな)うえに、新潟→富山はほとんどトンネル。
いや、きっと復路は夕陽に照らされた海の水面が見えるはず。

さて、日付変わって、大会当日となりました。
午前の幹事会がスタートになりますが、日曜日が私にとっては正念場だったりします。
務まるのかしら、座長(^_^;)
おめもじ叶う方、はぁるかぶり(東信濃の言葉で「かなり久しぶり」の意)に会える方、
先週も来週も行動が同じ方と様々ですが、実りある出会いと学びの場となりますように。

では会場でお会いしましょう(^.^)

いざ北陸、その前に

2006-06-23 01:01:07 | 音:Music Therapy
リカバリー後、すっかり呑気な更新サイクルになってるなあ…

週明けに使う教材やらご新規さんの契約書やら、いつもなら土日にやっていることを
今週に限って全部やっておかなくてはならず、気合いを入れて先ほど終了(*_*)

今日、通常業務終了後に富山に向かう予定です。
現地でお行き会いする皆様、よろしくお願いします。


うたごえ喫茶・3回目

2006-06-20 23:55:43 | 多:Workshop
「うたごえ喫茶inぽけっと~毎月第3火曜日はオタカラバコの日~」も
数えること3回目。本日、小ぢんまり実施。

最近、全国的にうたごえ喫茶大流行の兆しがあるそうで、「老舗」で大賑わいの
様子を偶然テレビで見ました。何がすごいかって、「うたごえ喫茶オリジナル曲」を
老いも若きも(あ、でも「若き」はほとんど見かけなかったな)当たり前に大声で
肩を組み歌うその迫力!!これはある意味、最大の「介護予防」かも。
うちは小ぢんまりと耳馴染みのある歌を歌っているので、「王道」の皆様から見れば
異端かも知れませんが、まあ長い目で「第3火曜日」が根付いていけばよいかな、と
主催者もお囃子(私)もいたってのんびりと構えております。

まだ少人数ではありますが、バスに乗って来て下さる「常連さん」も出来ました。
「今年のカレンダーの第3火曜日には全部マルつけてあるのよ」とおっしゃるのは
また別の御婦人ですが、こういうお客様をとてもいとおしく、ありがたく思います。

ちなみに来月は、7月18日(火)14:00~ 喫茶ぽけっと(上田市原町)。
8月のみ、5日(土)ぽけっとの物販イベントと合同で行う予定です。
お問い合わせは「ブックマーク」の『Contact with me』からお気軽に私まで。

仕事と生業

2006-06-18 21:39:09 | 多:Workshop
生業(なりわい):生活を営むための仕事。
例:「小説を書くことを―とする」古くは「すぎわい」と読んだのだそうな。

仕事(しごと):何かを作り出す、成し遂げるための行動。しなければならないこと。
例:「やりかけの―」「―が手につかない」

先日、リリー・フランキー氏がこのふたつの言葉の違いについて述べていました。
(ハイのハイのハーイ、で始まる、あの間が絶妙な短編コント番組で)
いわく、今は仕事=職業(稼ぎを伴う)という意味ももっている「仕事」であるが
もともとは「生業として収入を得るための、稼ぎにならないがやらなければ
ならないこと」を仕事と言った、と。へぇぇ・・・

さて、自分に立ち返って考えてみると…ようやく音楽療法が「生業」となって
きたけれど、まだ「仕事」段階でもある部分もありますし、
「きちんと説明する」ことや「対象者に対して誠実である」「対象者を守る」のは
生業を得る、という以前に職業倫理としてまっとうする「仕事」であると思います。
頑張ろう。

きょうは月に一度のお楽しみ、コミュニケーションの勉強会でした。
今回もいろいろなキーワードが出て、濃い時間を過ごしました。
さて、いよいよ次の週末は富山です。
いい仕事ができますように。

めざせ「弾き語り」(弾き歌い、ではなく)

2006-06-18 01:25:12 | 歌:Mimico-piano
某音楽教室の発表会コンサートに出させていただきました。

そこで演奏するのは2回目。前回は迷った挙句、数あるレパートリーの中から
はじめて矢野顕子さんの楽曲を選びました(『Prayer』)。
そして今回。迷うことなく矢野顕子路線を継続。
あなたがいつまでも愛に包まれていますように、とささやくように祈る昨年とは正反対、
親同士が犬猿の仲である若い男女が駆け落ちを図る『Super Folk Song』に決定。
(書いてみたら、けっこうなギャップだなぁ…)
彼女のパフォーマンスの特徴である「歌語り」には到底及びませんが、昨年の暮れに
ライブですごく楽しそうに弾き語る彼女を見て、「マネたい心」がムクムクとふくらみ、
昨日のお披露目となりました。

矢野さんの歌を耳コピーするのは、聴く人に言葉を伝えるトレーニングでもあります。
真似ているうちに、力みが取れてラク~に(でもトーンは保った)声が出るように
なってきました。ずり上げ・下げ(モ○娘。の皆さんは多用してますね)や
ビブラート、声量に頼らないようになると、喉にほとんど負担がかからなくなるので
仕事として歌うことが増えても、喉を傷めなくなりました。
「なりきりアッコちゃん」、発声に悩んでおられる方にはお薦めです。


食卓&お土産御用達

2006-06-16 00:32:41 | 音:Music Therapy
幼い頃から普通に食卓にあった八幡屋礒五郎の七味唐辛子。
リーズナブルなお値段なのと、この容器のまま持ち歩けるコンパクトなデザイン
(反対側には信州の象徴、善光寺が描かれています)が気に入っているので、
「遠征」の手土産によく持っていきます。
実際に、遠く離れたところで「ランチの友」にしてくれている友人も。

学会や夏イベントで、挨拶そこそこに八幡屋礒五郎を配る怪しい人物がいたら
それはたぶん私です。「私にもちょうだい」と声をかけてみて下さい(^_^;)






哀悼

2006-06-14 14:19:05 | 多:Workshop
岩城宏之氏死去 指揮者、73歳 (産経新聞) - goo ニュース

今年、あるドキュメンタリー番組で在りし日の岩城氏を見たのは、まさに
「年越し第九コンサート」の舞台裏の様子でした。
勇ましく楽章を振りおえた舞台そでで酸素吸入と点滴をしている姿は
まさに満身創痍でしたが、「今年もこうして年を越せた」という喜びの
表情とお言葉も印象的で、それは例えていうなら耐久レースを終えたレーサーや
トライアスロンを完走したアスリートのように爽やかでした。

おととしの音楽療法学会支部大会(石川会場)2日目の会場(石川音楽堂)が
岩城氏の情熱により作られたものである、と知ったのは訃報の後のこと。
すてきなホールで得られた上質の学びは、今でも私の宝物です。
謹んで御冥福をお祈り申し上げます。    合掌

主役になるにもほどがある

2006-06-13 00:41:02 | 箱:Private
またもや名前入力系の変なのを発見してしまいました。

題して「日刊あなた」。

私(ハラサチコ)の名前が入った状態でリンクしてありますので、
興味がありましたら「日刊ハラサチコ」もご覧いただき、ご自身の氏名でも
ぜひお試しあれ。
ちなみにトップ記事の私は「染物工場火災の第一発見者で、消火に協力したパン職人」
って、エライじゃないの、私。