音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

夫の誕生日にドッキリを仕掛けてみる・1

2008-10-31 22:18:07 | 音:Music Therapy
きょうは夫の誕生日。
ふと思い立ってささやかなドッキリを仕掛けてみました。
今回の計画実行にあたり、快く全面協力(いや、それ以上だな)
して下さった、カエルブルウのマスター御夫妻、トムさんには
足を向けて寝られません。
心より感謝いたしまし。

感激しながらご馳走を味わう夫を見て、2人とも今日を健康な体で
迎えられたことに感謝。
父ちゃん母ちゃん、この人を生んでくれてありがとう。

さて、そろそろ帰ってケーキ食べますよ。
うひひ。(2につづく)

花咲くデイルーム

2008-10-31 01:10:33 | 音:Music Therapy
午前中、訪問後に向かったデイサービスでは、御婦人方が集って
シュウマイを作っておりました。
手を動かしながら、お口もなめらかに動きます。
むかしご実家が高麗人参を栽培していたという御婦人は、
収穫した人参を洗って皮をむく処理は、○本いくらで
小遣い稼ぎになったから、朝早くからその仕事を取りに来る人が
家の前に行列を作ったのをよく覚えている、とのこと。
また、仙人のヒゲのごとく毛を残すほうが商品価値が上がるのに
知らない人は全部むしってしまうので、大きい人参の処理は
ごく限られた腕の良い人にしか頼まなかった、などなど
初めて伺う話ばかりでとても勉強になりました。
高麗人参は天ぷらで食べても美味しいし、根から葉先まで
捨てるところなし、へぇ~、と話に花を咲かせているうちに
蒸し上がったシュウマイが並び、昼餉となりました。
「お味見」にてご相伴にあずかりました。うひひ。

ひっそりと「野望」が叶った日

2008-10-29 10:06:58 | 音:Music Therapy
カエルブルウで出会った若きミュージシャンのミニアルバム制作に
アコーディオンでお手伝いさせていただく運びとなり、
昨日無事レコーディングが終了しました。


と、あっさり書いてみましたが、実は特別な出来事でした。

録っている最中は夢中で、すでに録り終えている他のパートと
彼の曲・歌を台無しにしないようにするのが精一杯でしたが、
レコーディングを終えて撤収していたマサキくんから、

「歌詞カードのSpecialThanks、(名前は)漢字が良いですか?
それともカタカナにしますか?」

と尋ねられて我に帰りました。
レコーディングに参加するのは勿論なのですが、
「Special Thanksに載る」という野望(アホですね(^_^;))が
叶うということではないですか。

ありがとう、マサキくん。
アルバム完成、楽しみにしてますよ。

昨日は、日中にもアコーディオンにまつわるミラクルが。

憧れの楽器に触れて、しかも演奏もさせていただけたのですが
「風をたまには通さなきゃいけないから、来るたび弾いてよ」
なんて有難いお言葉を賜り、鼻血が出そうになりました。
音楽やっていて良かった、と実感した一日。

心の健康と音楽(と「ひと」)の力

2008-10-26 21:58:30 | 学:Training
臨床コミュニケーション研究会の第1回セミナー・公開講座が
無事終了いたしました。
一泊二日でしたが、中身は半年分(いや、1年分かも)とも
思えるくらい濃密でした。
2日間お付き合い下さった松井紀和先生のバイタリティと
数多の経験(とくに失敗談)を振り返って真摯に学ぶ姿勢に
深く感銘しました。とってもチャーミングな方であることも
垣間見えたし。夜のクイズ大会やおしゃべりも楽しかった!

クローズドのスーパービジョンでは、3例のバイジーの皆さんを
通して、自己の臨床姿勢と対峙する機会を賜りました。
臨コミ研に集う人たちは「症例」ではなく「ひと」と向き合う
楽しさ・苦しさ・難しさに自ら立ち向かうことを厭いません。
そんな皆さんが、ますます好きになりました。

長野県に松井先生をお招きしたい、という臨コミ研世話人N氏や
宮さんの想いが最高の形で実現したことも嬉しかったです。
(抜け殻になっちゃわないか心配よ(^_^;)とくにN氏)
これからも彼らを支え、ときに支えられながら、私も頑張るよ。

表現に「相手」は不可欠だと思う

2008-10-24 00:42:42 | 申:Objection!
広島上空に不謹慎な表現を書いた芸術家集団のアート展が
会期終了を待たずに中止になったそうです。

地元の方々に不誠実なままで中止してもねぇ・・・
問題になってすぐ、アート展の主催者が当人たちに謝罪を
勧めたそうですが、その話し合いに応じたグループのひとりは
「(謝罪方法について)自分たちなりに考えたい」と返答したと
聞きました。

・・・うーん、私だけかもしれませんが、
最近よく聞く「自分なりに」「自分たちなりの」という概念が
どうも苦手です。だって、この場合は「表現を見た人たちが
不快な気分になった」という明らかなレスポンスがあったのだから
自分なりに、と「自分」を真ん中に据えるのではなく、表現を
受け取った「相手」に素直に詫びるべきではないかしら、と
思ったのです。
その方法を「自分たちなりに考え」るとは、もはや理解不能。
当初、主催者からは、
「(今回の作品は)アート展を構成する一部。作品全体を見て
判断して欲しい」ということも言っていたと記憶していますが
中止してしまったので、それも叶わず。
本人たちにしてみれば「若気の至り」なのかも知れませんね。

謝ればそれで済むというものでもないとは思いますが、
相手を傷つけたときに素直に謝って気遣える人間になろう。

品格

2008-10-22 00:01:41 | 申:Objection!
自戒も込めて、あえて言語化。

表向き、異論を唱えることなく仕事をこなしたとしても
裏でそのことについて当事者以外の人に不満をぶちまけては
解決するかもしれないこともこじれてしまいます。
何より、そういう人の「裏表」両方見てしまうのが嫌なのです。

誰かを傷つけることや、無責任なことばかり言っていると、
人間の品格が下がるだけですよ。やめましょう。

そんなことを思いつつ出向いた「うたごえ喫茶」では
歌の世界で秋を満喫しつつ、今日の介護の動向について
活発な議論が飛び交い、一味違う雰囲気から始まりました。
毎月お越し下さる御婦人(祖母と同年齢)の品の良さとお人柄に
和ませていただきながら、たくさん歌ってお茶請け食べて。

写真は、会場外壁にからまる蔦(一部)。きれいだなぁ。

100は命を救う?!

2008-10-20 23:18:08 | 音:Music Therapy
心臓マッサージに最適な曲は?ビージーズのディスコ懐メロ(CNN.co.jp)

きょう一番印象に残ったニュース。
1分間に100拍、という安定したリズムを身体に叩き込むのに最適と。
ステイン・アライブのテンポだと、ちょっとスローな気もしますが
リタルダントせず、オモテ拍の安定しているテンポが良いのかも。
ちなみに、昼間このニュースを取り上げた某ワイドショーで
「日本の歌だったら『世界にひとつだけの○』がこれに近い」と
紹介されていました。私が選ぶとしたら『夢伝説』かな。




この学び舎よ栄えあれ'08

2008-10-20 17:12:14 | 多:Workshop
今年度の母校でのミッションが無事終了しました。
男女ともに素直な声が出る、すてきな学生さんたちと交流できて
楽しかったです。

さて、あとはセレモニー(戴帽式)本番を迎えるのみ。
良き日になりますように。


今月のホットケーキ職人(&母)

2008-10-19 22:56:22 | 箱:Private
実家にて。
きょう午前中の姪と母。
私たちが帰る前に、と一生懸命ホットケーキを焼いてくれました。
兄ちゃん(甥)は、母の大正琴をどこからか引っ張り出して来て
弦をカスタマイズしてしまい、10分後に大目玉。
ばあちゃんの大事なものだからね。
でも「さっちゃんおばちゃん、直してください」としょげた顔が
可愛かったから、許す。

ホットケーキ、美味しく(&腹いっぱいに)いただきました。

特別便キター(・∀・)

2008-10-18 01:21:14 | 音:Music Therapy
「ねんきん特別便」、私の手元にも届きました。

よくよく見たら、すっぽり抜けている期間(約1年分)を発見!
えぇ~、本当にあるんだ、登録漏れって…
真っ当に働いていて、しっかり天引きされていた頃の年金、
宙に浮かせてなるものぞ。
しっかり確認していただきましょう。
というわけで、はやく「お返事」書いて出さなくちゃ。

実(み・じつ)

2008-10-16 00:18:10 | 箱:Private
アパートの駐車場に植えられているハナミズキは、
現在紅葉が見ごろです。赤い実も可憐ですね。
この木は、何本かあるうちで一番花や葉の茂りが少なかったのに
実は他のどの木よりもたわわに生りました。不思議だ。

赤い実を見ながら、実のある人間になりたいと思った秋晴れの日。

祝日のご褒美はRaisin-Hallで

2008-10-13 23:55:00 | 樂:Luxury
仕事の後、塩尻市レザンホールで開催されるライブイベント
サウンドストームinレザン 2008~Premium Acoustic Night~に
行ってきました。

オープニングアクトは、この夏デビューした地元の女子高生と
スタレビの夏ライブでお馴染みのシガキマサキさん。
シガキさんの素朴な熊本弁と柔らかい歌声にホンワカした後は
メインキャスト①のRAG FAIR。彼らが登場した途端、私たちの
周囲(というか全席の7割くらい)が一斉に立ち上がり、
会場も一気にライブモードに。がっつりなコーラスワークを
堪能させていただきました。いやしかし、レオさんのMCは
その後出てくる要さんに引けを取らないテンポの良さで
とても心地よかったです。(もちろん歌もですが)。

そして私の中では真打の要さん。・・・と、舞台転換中に
ステージ上に鍵盤が出てきたと思ったら、なんと添ちゃんが
要さんと共に登場!!これはとても嬉しかったです。
添ちゃんのパワフルなエレピ&要さんのギター&ヴォーカル、
そしてアンコールではLAGさん&要さん&シガキさんの
夢のコラボレーション(夢伝説、Listen to the music)も
聴けて、とても贅沢な時間を過ごせました。

あああ、やっぱり「ハーモニー」って良いな。
それに、名曲はいつどんな形で聴いても名曲なんだ。
添ちゃんの鍵盤アレンジからも、たくさん学ばせてもらい、
やっぱりライブは私にとって「研修」なのだと再認識。